フィルタリングソフトの仕様
概要
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フィルタリングソフトは、WWWアクセスをするクライアントにインストールして使用します。
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フィルタリングソフトを導入したパソコンでは、アクセスレベルによって規制されたWWW情報の閲覧が一律に規制されます。ただし必要な場合には、教師など管理者のパスワード入力により、アクセス規制を一時的に解除することができます。
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フィルタリングソフトは各種WWWブラウザに対応できるように開発しますが、動作確認はマイクロソフト・インターネットエクスプローラ(3.0J以降)およびネットスケープ・ナビゲータ(3.0J以降)でのみ行いますので、それ以外のWWWブラウザでの動作は未確認です。
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フィルタリングソフトでは、利用したいラベル情報データベースのレイティング基準(.ratファイル)をダウンロードすることによりデータベースの利用が可能になります。複数のデータベースを組み合わせてアクセスレベルを細かく設定することも可能です。
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フィルタリングソフトには、利用者が独自のデータベース(ローカルデータベース)をカスタム作成するための機能を含みます。
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レイティング・ラベル・データベースは、実験データベースの.ratファイルをダウンロードすることにより、マイクロソフト・インターネットエクスプローラ(3.0J以降)のPICS対応アクセス規制機能でも利用が可能です。ただし、本フィルタリングソフトを導入していない場合はその他のブラウザソフト等の使用により利用者が規制を回避してしまう可能性があります。
稼働条件
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インターネットでWWWが利用可能な接続環境が必要です。専用線IP接続、ダイヤルアップIP接続などで使用できます。
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パソコンはMicrosoft Windows 95またはMac OS 7.5.1J以降が快適に動作する環境が必要です。
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本体の残りメモリ容量が少ない場合には正常に動作しないことがあります。また、ラベル情報データをダウンロードするためには最大5メガバイト程度のハードディスク空き領域が必要になることもあります。
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万一の事故に備えて、フィルタリングソフトのインストールの前に重要なデータはバックアップをとっておくことをおすすめします。
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Macintoshではインターネット接続にOpenTransportをご使用ください。MacTCPへの対応は検討中です。
提供時期
(下記は予定期日です)
平成9年9月 Windows95用第1版提供
平成9年9月 実験用ラベル情報データベース運用開始
平成9年10月 MacOS用第1版提供
サポート
企画開始後はメイリングリストにて企画参加校への技術相談のサポートをします。
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