新100校プロジェクト事業 重点企画
<地域展開> 地域における教育ネットワークの活用実証活動 |
(1)目的
学校教育にネットワークを普及させるために、「どのような活動を地域で展開するのが有効か」、また、「ネットワークを教育現場に定着させるためにどのような利用活動が有効か」を実証し検証する。
(2)内容
教育ネットワークの活動の有効性を検証するために各地域で行われている教育ネットワークの活動を取り上げ、その推進方法等をその活動を通して、実証・検証する。そのため、企画を実施する組織に対して、その研究会活動を支援することにより、その活動の推進を図る。
これまで100校プロジェクトで培ってきたノウハウを基にその対象校を核とした地域社会等とのつながりを深めたネットワーク利用企画を実施する。
(3)方法
企画の実施にあたっては、事務局およびワーキンググループにおいて、企画内容を検討することとする。
1) 学校交流型地域展開
イ.目的
インターネットの教育利用を隣接する学校や地区において展開しようとしている新100校プロジェクト対象校の属する学校区や地区において、学校区や地区を中心とした教育用ネットワークの活用方法等を実証・検証する。
この実証・検証により得られた成果は学校交流型教育ネットワークの利用事例として広く紹介する。
ロ.内容
小・中学校が連携した教育ネットワーク利用活動
- 研究グループの設置(連携活動の設定、推進を行う)
- ネットワークの利用活動
小・中学校が共同で行う活動において、ネットワークがどの様に活用できるかを実証・検証する。小・中学校の教師の連携活動を通した学校・生徒間の活動を中心に行う。
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報告書の作成
ハ.研究体制
2) グループ交流型地域展開
イ. 目的
インターネットの教育利用を地域において展開する場合、地域のボランティアがその形成及び運営にとって重要な役割を担うことがある。その中で明確化してきた教育的、技術的な課題や運用の問題点を明らかにし、地域特有のボランティア活動(どのような地域交流が行われているか、どのような活動支援が可能か等)を通して、対処方法や支援のあり方の適切さを検証する。
この検証により得られた成果はグループ交流型教育ネットワークの利用事例として広く紹介する。
ロ. 内容
「ボランティアによる支援課題」の研究
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研究グループの設置
地域におけるネットワークボランティアの教育ネットワークへの関わり方における活動の効果、問題点及び対処方法をまとめる。
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研究グループの活動
地域のプロジェクトの活動を通した研究の実施
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報告書の作成
ニ.研究体制
1998.7.8