<高度化> 教育用レイティングシステムの運用実験 |
(1)目的
インターネット上には教材となる多様な情報があり、これらをできるだけ自由に検索し閲覧することが望ましいが、児童・生徒が閲覧するには、不都合な情報も含まれている。有害情報の問題に対処するためには、受信側で教師の判断により選択的に閲覧することが必要である(ホワイトリスト方式やブラックリスト方式が用いられている)。
平成9年度の実績を踏まえながら、機能面や操作面での課題(プロキシでの対応、DBとしての教育用ニーズ等)を抽出する。
(2)評価項目
教育現場でのインターネットの導入等の妨げとされる有害情報の問題の対策としてのレイティングシステムの有効性及び妥当性を平成9年度の実績を踏まえながら検証し、機能面や使用面や効果面での課題を抽出する。
1) 教育現場でのレイティングシステムの運用実験
教育用のフィルタリングソフトウェアを参加校に提供し、(財)ニューメディア開発協会のセンターに構築されたPICS準拠のレイティングデータベースを使って、試行運用等を行い、ワーキンググループが作成した評価シートを用い評価を行い、「こんな機能が必要である」と分析評価する。
2) ワーキンググループによるレイティングシステムの評価
事務局がワーキンググループを設置し、機能面や使用面や効果面を中心に協議しながら評価シートを作成し、評価を行い課題や必要な機能を抽出する。
3) 評価シートの作成と評価実施
ワーキンググループは、以下のような評価項目を確認するために機能、使い方、効果などの項目を検討し、評価シートを作成する。
(4)スケジュール