2.5.モバイルコンピュ−テング導入のねらい

学校でのインタネット利用が急速に進展しています。現状のインターネツトへのアクセスは生徒が、有線LANに接続されている情報機器(パソコン等)のある場所に出向く必要があります。インターネットのWWWのホームページを閲覧しながら、目的を達成するためには上記のような、情報機器のある場所で作業をしなければならない制約があります。

本プロジェクトでは、モバイルコンピュ−テングの導入を通じて、場所に制約されずに生徒は自由にインターネットへのアクセスが可能となり、その場で情報収集し創造性が発揮できる場面の提供を行うことを目的とします。

(1) モバイル機器とモバイル通信の体験学習

(2)最新技術利用による、学習への応用に関する調査研究課題

 

2.6.計画立案から実践までの手順

計画の実践について、その手順を以下の様にまとめました。

(1)実践計画

本項目が事前検討事項として、大変重要な部分です。

2.5(1)で、関係することを要約でまとめています。

生徒達に事前教育するためには、体験後その評価と反省点をまとめて整理しておくと後の学習に役に立つこととなります。

情報機器を利用した、体験学習は生徒達が将来社会人として巣立ちする時に、大変役に立つ能力です。先生が生徒と共に、課題を持って取り組んで頂くことを願いします。

(2)実践方法

学内で、生徒や他の先生と相談し、最適な体験学習を選択してください。

1)生徒の事前の様子、スキルの高い生徒の活用、体験学習時間、体験場所等の検討。

2)結果が明確に出やすい目標とする。

1)体験方法が決定した後、その内容を文章で残すこと。

2)簡単な操作マニュアルを作成すること。

1)操作マニュアルと教育マニュアルを用意し、体験学習をスムーズに実施する。

2)生徒に事前教育を実施する。

大変重要なことと思いますので、記録を残すと後に大変役立ちます。

(3) 事前の留意点

モバイル機器はバッテリーを利用しております。事前に充電したり、その状態を良く把握しておく必要があります。

体験後は、ワークメモリに体験データが蓄積されています。次に利用する生徒のために、ワークエリアは体験後クリアするか個人別に他の記録媒体に保存しておきましょう。

事前に確認し、操作方法に馴れておくことです。本番の時に唯一のチャンスが無くなる

ことがしばしば現場で見うけられます。

通信費用には注意しましょう。思わぬ料金となることがあります。


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