これらをとらえさせることにより,今後の計算の学習において,進んで既習事項を活用して,未習の問題を解決する能力や態度を育てたい。 一人ひとりのよさを生かすために,ティームティーチングによる指導形態をとり,個人差に応じた指導を行いたい。複数の教師で児童を見ることができるので,一人の教師では見られない多様な視点から児童のよさを見いだすことができる。習熟度別・方法別課題(興味関心)別等の学習形態が可能であるが,本時は,習熟度別にパソコンを活用して自力解決を行う。そして,個に応じた支援を行いたい。特に,正しく計算できない児童を複数の教師の目で見つけ,助言を与えたり,ヒントを提示し,つまずきやすい本題材を意欲的に学習させたい。
「よくわかる算数」 練習問題が終わり正解した児童に対して様々な問題を出し,ノートに計算させ,答え合わせをパソコンで行う。
学 習 活 動 | 予想される反応(・) 指導上の留意点(○) 評価(◎) | |||||||||||||||||||||||||||
1.本時の問題を知る |
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2.見通しをたてる。 | ・1800よりは大きい。
・2400 ・2800ぐらい。 ○おおよその答えを予想してから問題を解くことで,大きな誤りが少なくなる。 ◎けた数を間違えることなく予想できたか。 |
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・本時の課題をたてる。 | ○筆算は,はやく・簡単に・正確に問題を解くことができる。
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・問題を解く。 | ○前時の学習を想起し,問題を解く。
◎答えを出すことができたか。 ○児童の学習理解の段階によって,コース別に学習する |
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5.計算方法を発表する。 | ・ 65 ・ 65 65 ×37 ×□7 ×3□→かける数の3は −−− −−− −−− 10が3つとい 455 ← 65×7の答え 455 1950 うこと。 1950 ← 65×30の答え −−−− 千百十一 2405 ← 455+1950 455 +1950 −−−−− 2405 ○繰り上がりに気をつける。
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・まとめる | ○2けた×2けたの計算は,乗数を位ごとに分けてかけることによって計算することができる。(65×30と65×7)
筆算は,2つの式を位取りによって1つにまとめたものである。 |
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13×26を行う | ○言葉でまとめるだけではなく,問題 13×26を計算させる。
◎2位数×2位数の計算(繰り上がりあり)の仕方がわかったか。 |
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・次時の予告を行う。 | 「明日は,どんな勉強をしたいですか。」
○本時の学習の理解が高ければ,多くの意見・つぶやきがある。 |
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