8.まとめ



 昨年からの継続が、多くの成果を上げる要因となったと思われます。
PDAの有効性を活かし、場所を特定しない活用がされたことは入力機器にとどまらないこと、単体で利用が可能であることなどがわかりました。
リアルタイムに PDA同士で通信する環境調査などはその事例となり有効性が授業の効果を上げることに役立った事例です。
自ら考え、実践することで思考、判断が向上することを支援する道具となっている。
  また、 PDAとグループウェア、掲示板を連携して使うことで、振り返りや取り纏めについても十分効果が出ており自己評価や相互評価にも役立った。
共同学習においては、他の学校の児童生徒に分かりやすく伝える能力育成に PDAが役立ち、クラスという固定された相手との意見交換に比べ格段に意欲的に取り組む姿勢があった。
教師においても、学習状況などの把握ができ適切な支援が可能となっている。
  PDAの有効性について検証した成果を、開発部門にフィードバックし今後の機器開発に生かすことで関係者のご苦労に報いることと致します。



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