【概要】
テレビ会議ソフトとして NECシステムテクノロジー社のWebカンファレンスサーバを利用した。理由は下記のとおりである。
である。我々は昨年の実験においては無償ソフトウェアであるマイクロソフト社製 Netmeetingを利用したが、今回は昨年の反省をもとに市販されているソフトウェアを利用し、学校におけるテレビ会議に関する作業量を減らしつつ、さらに高画質なテレビ会議を開催できるようにした。
【必要システム】
【機能】
Webカンファレンスの機能としては下記のとおりである。
PCに接続したカメラやマイクを通して相手側と映像と音声で会議を行うことができる。映像は自由に大きさを変更できるため,多人数参加でのテレビ会議を実施するのに適している。実際には映像を全画面にして会話を実施した。また、カメラ入力はビデオ入力端子やIEEE1394端子、USB端子に接続して使用した。高画質やフォーカス、ズームを考えビデオカメラを利用する学校が多かった。
ホワイトボードを交流相手と共有し,絵や図を書いたり,字を書いたりしてコミュニケーションすることができる。チャット機能では文字化けする中国語,韓国語の文字でのやり取りの際に利用することができる。
文字でコミュニケーションする際に利用する。音声がうまく機能しない場合や,音声でのコミュニケーションが困難な際に利用する。ただし文字コード処理の問題で,中国語と韓国語との交流には利用することができない。
現在起動しているプログラムを相手側と共有することにより,相手側の画面に次画面を見せることができる。この機能を利用することにより,マルチメディアソフトで作成した作品を相手側に見せることができる。この共有したアプリケーションは参加している人は誰でも操作することが可能である。
WordやExcel、PowerPointの資料やWebページを表示してプレゼンテーションを行うことが可能。