CEC Eスクエア・アドバンス 電子情報ボードの活用に係わる調査研究報告書
   
e-黒板とは
3タイプのe-黒板
「e-黒板」とは…電子情報ボード上(板面)にコンピュータ画面を投影し、その画面操作を付属のマーカーや指で行うことができる装置です。e-黒板は、投影の仕方によって3タイプに大別されます。
フロント型 リア型 ディスプレイ一体型
フロント型電子情報ボード リア型電子情報ボード ディスプレイ一体型電子情報ボード
ホワイトボード型の電子情報ボード,プロジェクター,コンピュータの3つを組み合わせて利用します。
ホワイトボードは壁埋込み、プロジェクターは天吊りで利用される場合もあります。
既存の黒板やホワイトボードにセンサーユニットを貼り付けるユニット取付型やタブレット型などもあります。
リアプロジェクター型の電子情報ボードとコンピュータを組み合わせて利用します。 プラズマディスプレイ型の電子情報ボードとコンピュータを組み合わせて利用します。
 
   
e-教科書とは
2タイプのe-教科書
「e-教科書」とは…教科書の図版や本文をベースに作成された提示型デジタル教材のことです。『デジタル教科書』、『デジタル掛図』、『プロジェクタ教材』などを総称したもので、普通教室で教科書感覚で活用することができます。
2つのタイプ…
1. 教科書そのものをスキャニングしたような状態で大写し、それをベースに図版や写真を動かすもの
2. 教科書の中で使用されている図版や写真だけを、まとめて動くイベントとして整理したもの
e-教科書の教科ごとの特徴(今年度の調査より)…
理科: 動く教科書のイメージ
国語: 取り扱うこと自体が著作権の対象 縦書きで表記する必要
算数・数学: 図形や計算の仕方は、作画ツールの標準化が重要
英語: 音声、文字認識
社会: 地図・年表
技術家庭(情報): 普通教室とパソコン教室の併用
美術、図画工作: 技法の伝達と鑑賞
音楽: 音声認識、譜面表記
体育: ビデオ画像との連携
 
   
 
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