■進行
ピアノ部品がどこから来たのかを調べる活動を通して、日本と外国が密接に結びついていることを知る。
■内容
ピアノ部品の"ハンマー"を配布し、何かを問いかける。
グランドピアノを少し分解し鍵盤機構を手前に引き出して"ハンマー"がどの部分か説明。
鍵盤機構を元にもどして児童をピアノの回りに集め、鍵盤を叩いて"ハンマー"が弦を打って音を出していることを確認させる。
"ハンマー"の白いところは何でできているかの問いかけ。
羊はどんな動物か調べてみよう。
どこの国にいる?
イギリスにもたくさんいる。
羊の毛をこうした国々から輸入してフェルトを作っていることを説明し、フェルトを配布。
これをハンマーに巻きつけるが硬くて曲がらないことを確認。
羊毛を配布し、フワフワにしてから湿った手でまるめると硬くなることを実験。
フェルトも機械でこうして作る。
工場での機械作業をコンピューターで見せる。
響板実物を見せる。
自然にはこんなに大きな木はあまりないので細い板を何枚もつなげて作っていることを説明。
ピアノの音はこの響板があってはじめて大きく響くことを説明。
響板は松の木で出来ており、アラスカ、ドイツ、イタリアから輸入していることを説明。
このように、ピアノの材料はいろいろな国から輸入されて日本に来て、日本でピアノになり、完成したピアノは国内はもちろん、逆にアメリカ、オーストラリア、ヨーロッパに輸出されていることを説明。
すぐそばにある河合楽器もこういうふうに世界と結びついている。
環境のニュース、自然破壊、放射能、汚水漏れ
などについてしつもん。
身近なところでは工場の騒音、地球規模では温暖化やオゾン層破壊、ダイオキシン問題などを解説しながら説明。
河合楽器ではずっと前から環境を大切にする工夫をしている。
次回、工場見学で勉強することを予告。
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