 |
概 要 |
小学校5年社会科において、「国土の保全、水資源涵養のための森林資源の働き」の理解が学習目標としてあげられている。本授業では「林業」を通してそれらを学んでいくことを目標とする。現在の森の姿を美しい状態と環境の悪化により傷んでいる状態の対比をビデオで鑑賞し、理解と興味を促す為のパワーポイントによる授業を行う。パワーポイントは写真とCGグラフやCG解説図、動画を使用し親しみやすさを重視して制作。間に体験学習として伐採作業などを見学し、のこぎりを使用して丸太を切ったり、苗木を植える植林作業などを行う。最後に再び教室内での同様な手法および裸地と森林での土に水がしみ込む様子の実験を行う講義とエピローグとして明るい未来を示唆する森のレスキュー隊の映像を見せる。林業関係の講師2名により、身近にありすぎて遠い存在になりがちな「水・木・森林」について、森を守る仕事−林業を通して目を向け、考えさせる内容とする。
|