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概 要 |
小学校学習指導要領第5学年社会の内容(1)のウでは、
我が国の農業や水産業などの「食料生産に従事している人々の工夫や努力」について調査したり、資料などを活用して、「国民の食料を確保する重要な役割を果たしていることや自然環境と深いかかわりをもって営まれていることを考えるようにする」とある。本授業では、水産会社で実際に漁業に従事している人を講師に招き、漁の難しさ、漁法と機械化の工夫、そして漁などを通して感じた海洋環境の変化について説明してもらい、水産業が生産効率一辺倒から持続可能性を重視した資源管理型産業へ変わったことを児童に気付かせたい。特に、海で働く人の実体験に基づいた話と問題提起は児童の心情を揺さぶり、漁業と海洋環境への関心を喚起するに違いない。 |