産業界との協力授業
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実践事例
道産小麦と製粉
実施した教育機関・生徒数・実施日
■江別市立東野幌小学校
学年 クラス 生徒数 実施日 合計授業時間
小学4年 1クラス 36名 平成14年
11月13、14、22日、12月6日
8時間30分

■江別市立江別第三小学校
学年 クラス 生徒数 実施日 合計授業時間
小学5年 2クラス 48名 平成14年
11月8、15日、12月5日
6時間00分

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実施した教科・単元
学年 教科名 単元
小学4年
小学5年
総合的な学習の時間 小 麦

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主催した教育機関
江別市教育委員会
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授業概要
「総合的な学習の時間」で「小麦」をテーマにした授業を行う。すでに学年初めに小麦の栽培を経験している児童なので、それ以降の工程を組み込んで構成した。(1)製粉工場の見学、(2)小麦授業、(3)バス研修、(4)児童による発表会の4つである。

小麦製品のほとんどは小麦粉にしてから加工されるものである。まずは製粉工場で小麦から小麦粉になる工程を見学し、小麦粉のできるまでを把握する。そこでは、見学と同時に小麦粉に含まれるたいせつな物質・グルテンの抽出実験を行わせ、グルテンの粘り気のある特性を実感する。

工場見学を受けて、次のステップでは小麦の品種、生産量、消費量などの知識型情報の提供をパワーポイントやVTRなどのビジュアル教材を使って効果的に行う。その中では、この地域で生産され人気の高い小麦の品種「ハルユタカ」についても紹介する。

次に、小麦をもっと広い視野でとらえるために、小麦の流通ルート(生産〜消費)をバスによって見学する。小麦生産農家から始まり、麦調製保管出荷施設、小麦加工メーカー、小売店と巡るものである。この見学を通して、小麦が様々な過程を経由して、いろいろな物に形を変えて、自分たちの口へ入ることを身をもって感じ取ると同時に、そこで働く人々のよい物を作るための並々ならぬ苦労、それにかける情熱などを汲み取ってもらう。

最後に工場見学、小麦の授業、バス研修などによって得た知識を集約する形で児童による発表会を実施する。ここでは、情報の検索・収集からプレゼンテーションまで行えるパソコンツール(ポートフォリオ用ツール)を使って調べる能力や発表能力が身につくようにする。

以上の4部構成の授業となっている。
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授業のねらい
・小麦は小麦粉として、めん類やパン・菓子類に広く使用され、日常生活で食卓に並べられる身近な食材である。児童にこの小麦加工食品について、その素材や製造過程を知らせ、食品産業への理解を深めさせる。

・児童に自分の身近な場所の生産物が全国で販売されているという事実を認識させることで、地域産業および流通経済への興味や関心を促す。

・ITリテラシー教育の一環として、調べ学習を行う中でコンピュータによる情報検索、収集およびその情報を使った発表能力を身につける。
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授業内容
実施単位 テーマ
1時限目 「調べ学習(1)」

実施場所 東野幌小学校4年1組教室 実施時間 90分
講師 吉村 瑞穂 使用教材 調べ学習1用ワークシート

授業の進行・内容 授業の様子

■進行
家や図書館などで調べた小麦粉製品をワークシートに整理させる。そしてその情報から気づいたこと、思ったことを同ワークシートにまとめさせる。

■内容
・担任の指導のもと、小麦粉を使った製品を家から探し出したり、書籍などで調査したりしながら「調べてみよう!!『小麦』を使った食べ物」(ワークシート)にまとめさせる。それらの情報をもとに気づいた点や思ったことを同ワークシートに整理する。




実施単位 テーマ
2時限目 「製粉のしくみとグルテンの抽出」(工場見学)

実施場所 江別製粉株式会社 実施時間 60分
講師 江別製粉株式会社職員 使用教材 工場見学用ワークシート
工場見学用質問カード
設備紹介パネル
小麦粉

授業の進行・内容 授業の様子

■進行
2グループに分かれての行動
・工場設備見学(ロール機−ふるい機−純化機−袋詰め)→グルテン抽出体験
・グルテン抽出体験→工場設備見学(ロール機−ふるい機−純化機−袋詰め)

■内容
・4年1組の児童36名を2つのグループに分けて、交代で工場設備見学とグルテン抽出体験を行う。・工場設備見学ではタンクに貯蔵された少し水分を含んだ小麦から粉になるまでの工程、ロール機−ふるい機(シフター)−純化機(ピュリファイアー)−袋詰め、を担当者の説明を聞いて理解する。

・一方、グルテン抽出体験では小麦粉をダンゴにして布に入れ、それを水に溶かして粘り気のあるグルテンというタンパク質を取り出すことを体験する。このグルテンという物質が小麦粉における主要な成分であることを実感する。
(江別第三小学校では、本プログラムを開始する以前に同等の内容で江別製粉(株)の工場見学を済ませていたため、当授業と調べ学(1)の時間を省いて実施した)


工場設備の説明を受けているところ
工場設備の説明を受けているところ

小麦粉ダンゴからグルテンを抽出したところ
小麦粉ダンゴからグルテンを抽出したところ


実施単位 テーマ
3時限目 「小麦を通して、食べることについて考えよう!」(小麦授業)

実施場所 東野幌小学校4年1組教室
江別第三小学校5年1、2組教室
実施時間 45分
講師 江別製粉株式会社
山口小百合
使用教材 小麦及び製粉に関する説明資料『小麦の町・江別』紹介用ビデオ「ハルユタカ」の紹介(VTR)

授業の進行・内容 授業の様子

■進行
「江別ものづくりフェスタ2002」で菓子作りに挑戦する児童の写真や小麦の銘柄「ハルユタカ」を紹介したテレビ番組のVTRを見せたあと、パワーポイントによる説明用提示教材を使って講義を行った。最後に次回のバス研修の動機づけとして、小麦関連施設を紹介した「小麦の町・江別」のVTRを視聴させた。

■内容
講師は初めに児童がクッキー作りで参加した「江別ものづくりフェスタ2002」(9月21日)でのポスターとクッキー作りに励む様子の写真をプロジェクターで映し出し、授業のテーマである小麦へともっていく。その後、そのときに使った小麦粉の銘柄を当てるクイズを出し、「ハルユタカ」へと結びつける。

次にその「ハルユタカ」を紹介しているテレビの料理番組の一部をVTRで見せ、全国的に誇れる食材が江別では生産されていることをわかってもらう。

そして、小麦粉を使った食品を児童に考えさせたり、日本における小麦粉の消費量を問いかけたりして、いかに外国の輸入に頼っているかという現状を知らせる。消費量については、直感的に分かるように同等の量を詰められる小麦粉の袋を用意して、1年間の消費量32kgを提示する。

最後に江別に点在する小麦関連施設についての概要をVTR映像(「小麦の町・江別」)を使って説明し、次の授業のバス研修への動機づけとする。

全体を通して、説明にはパワーポイントで作成した説明資料をスクリーンに映し出して行った。この講義では、食べることの大切さを子どものうちから真剣に考える人間になってもらいたいという願いを小麦という素材を通して訴え、みんなには小麦(粉)を作るプロは難しいにしても、「食べるプロ」にはなれるというストーリーで展開した。

質問に手をあげる児童
質問に手をあげる児童

講義に耳を傾ける児童
講義に耳を傾ける児童


実施単位 テーマ
4時限目 「江別にある小麦関連施設見学」(バス研修)

実施単位 江別市内の小麦関連施設
・株式会社菊水
・農家
・麦調製保管出荷施設
・農業改良普及センター
実施時間 3時間
講師

江別製粉株式会社
・山口小百合
株式会社菊水
・杉野邦彦
農家
・片岡弘正
麦調製保管出荷施設
・高橋文昭
農業改良普及センター
・渡辺博司

使用教材 バス研修用ワークシート
江別の小麦施設マップ

授業の進行・内容 授業の様子

■進行
江別市内にある小麦関連施設のバスによる見学(番号順に見学)
(1)製麺工場
(2)小麦農家
(3)麦調製保管出荷施設
(4)農業改良普及センター

■内容
バス研修全体を通しての案内役は江別製粉(株)の山口氏が行い、小麦関連施設を見学した。

@)製麺工場の株式会社菊水工場の全体説明を担当者から行ってもらい、そのあと4つのグループに分かれ設備見学を行った。小麦粉からラーメンができるまでの工程を一通り見学する。見学前に手の洗浄、服についた毛玉取り、キャップをつける体験をする。

A)小麦農家の農地テレビの料理番組にも出演し、「ハルユタカ」を苦労して生産にまでこぎつけた功労者である片岡氏の秋播き小麦の農地を見学する。雪を払いのけ、小麦の発育状況を観察する。「小麦は雪で押さえつけられるので麦踏みをしなくてもよい」という有意義な話を聞く。

B)麦調製保管出荷施設担当者から「ここでは小麦はもちろんのこと米を入荷して、ゴミなどを払いのける粗選を行い、計量の後しばらくサイロにねかせて製粉工場などへ出荷するところです」という簡単な説明を受け、そのあと設備見学を行う。

C)農業改良普及センター指導員から「ここは農家から持ち込まれた土が作物の栽培に適したものであるのかどうかを検査したり、農家からの栽培に関する相談にのったりするところです」という説明と春播きと秋播きの違い、どんな場所に植えたらいいのかなどの有意義な情報を聞く。

製麺工場の見学風景
製麺工場の見学風景

小麦農家での説明風景
小麦農家での説明風景

麦調製保管出荷施設の見学風景
麦調製保管出荷施設の見学風景

農業改良普及センターにて
農業改良普及センターにて


実施単位 テーマ
5時限目 「調べ学習(2)」

実施場所 東野幌小学校4年1組教室
江別第三小学校5年1,2組教室
実施時間 90分
講師 吉村 瑞穂(東野幌小学校)
矢原 政子(江別第三小学校)
佐伯 晶宣(江別第三小学校)
使用教材 ポートフォリオ用ツール
総合サイト
調べ学習2用ワークシート

授業の進行・内容 授業の様子

■進行
ポートフォリオ用ツールや書籍などからの情報を収集して発表会用の提示資料を作り上げ、発表会のリハーサルを行う。

■内容
・担任の指導のもと、インターネットや書籍などから収集した発表会用資料をポートフォリオ用ツールに蓄え、発表会に備える。発表会のリハーサルもこの時間に行う。直接、パソコンに整理できない場合はワークシートにまとめさせる。




実施単位 テーマ
6時限目 「小麦の授業を通して得たもの」(児童による発表会)

実施単位 東野幌小学校4年1組教室
江別第三小学校パソコン室
実施時間 45分
講師 江別製粉株式会社
山口小百合
使用教材 ポートフォリオ用ツール

授業の進行・内容 授業の様子
■進行
・グループによる「小麦」発表会の実施
・講師による全体の講評
■内容
教室にプロジェクターを持ち込んで発表会を行う。発表にはパソコンでポートフォリオ用ツールを使うグループや大小の模造紙、紙芝居、ペープサートなどの小道具を使うグループなどさまざまである。発表の最後に、講師から「みんな、よくここまで調べたね!」の言葉をかけられる。発表はグループ全員で、それぞれ役割を決めて行っていた。工場見学や小麦授業、それに小麦関連施設を見学して得た知識を上手に盛り込んだ発表となっていた。

発表会の全景
発表会の全景

スクリーンによる説明
スクリーンによる説明

紙芝居による説明
紙芝居による説明

ペープサートによる説明
ペープサートによる説明


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授業の成果
 

この授業は、北海道・江別という地域と密接な関わりをもつ「小麦」を通して、その周りで働く人々の様子、「食」の大切さ、知られざる小麦の性質、日本における小麦の輸入事情を伝え、最後に児童による成果発表を行ったものである。 

今回の授業では、専門企業と連携することで次のような成果があった。 
・普段では見られない設備を児童が間近で見学することができた 
・小麦が小麦粉になる過程を児童が十分に把握できた 
・わかりやすい教材(動画、キャラクタ、提示データ)を使って児童に授業を提供できた 
・様々なアイデアを取り入れ工夫した教材を使って児童に授業を提供できた 
・お互いが不足している技術を補いながら、講義の展開ができた 
・専門家の持つ人的ネットワークを活用することで、小麦関連施設見学というより大きな連携で授業が行え、児童に有用な情報を提供することができた 
・ITリテラシー教育を児童に提供できた

工場の模型を示しながらの説明
工場の模型を示しながらの説明
情報の収集・検索の練習がらの説明
情報の収集・検索の練習
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実施環境
実施場所 ・東野幌小学校 4年1組教室
・江別第三小学校 5年1,2組教室およびパソコン室
・江別製粉株式会社 工場設備および食堂
・株式会社菊水 工場設備
・片岡氏所有の小麦農地
・麦調製保管出荷施設
・農業改良普及センター 施設
使用した機器 ・ノートパソコン、プロジェクター、スクリーン、ビデオデッキ
その他

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使用教材
教材タイトル 小麦及び製粉に関する説明資料
教材仕様 Microsoft(R)PowePoint(R)データ(27枚)、MPEG1動画6つ組み込み
教材概要 小麦の輸入量や国内生産量と使用量の関係をわかりやすい絵グラフで紹介し、児童がイメージ的に捉えられるように工夫したものである。また、江別市内にある小麦関連施設を地図上で示し、該当施設をマウスでクリックすると施設紹介の動画が映し出される。

教材タイトル ・調べ学習1用ワークシート(「調べてみよう!!『小麦』を使った食べ物」)
・工場見学用ワークシート(「『小麦』工場たんけん隊」)
・工場見学用質問カード(「『小麦』質問カード」)
・バス研修用ワークシート(「『小麦』ミステリーツアー」)
・調べ学習2用ワークシート(「調べてみよう!!『小麦』デジポケッツ」)
教材仕様 プリント(5枚)、PDFフォーマット
教材概要 調べ学習、工場見学、パス研修でわかったこと、調べたこと、疑問に思ったことを整理するために使用するもの。

教材タイトル 『小麦の町・江別』紹介用ビデオ
教材仕様 VHSビデオテープ(12分)
教材概要 江別市にある6つの小麦関連施設の工場内部の様子をナレーションつきで紹介したVTR映像である。
 ・ 江別製粉(株)
 ・ (株)菊水
 ・ 広谷製パン
 ・ 麦調製保管出荷施設
 ・ 農業改良普及センター
 ・ 千歳屋製菓

教材タイトル 「ハルユタカ」の紹介
教材仕様 VHSビデオテープ(5分)
教材概要 テレビ番組の「どっちの料理ショー」で紹介されたハルユタカという銘柄の小麦を使った小麦粉の紹介ビデオ。この中に江別製粉の仕事風景や「ハルユタカ」を育てている小麦農家・片岡氏へのインタビューがある。

教材タイトル ポートフォリオ用ツール
教材仕様 アプリケーションプログラム
(Microsoft(R)VisualBasic(R)6.0にて作成、46モジュール)
教材概要 児童が調べ学習でインターネットで見つけたデータやデジカメで撮影した写真、スキャナで取り込んだ本の内容などを蓄えることができるポートフォリオ用ツール。蓄えた内容を選択してプレゼンテーションすることもできる。

教材タイトル 総合サイト
教材仕様 HTMLドキュメント(40ページ)、静止画素材(161枚)MPEG1ファイル(6種類)
教材概要 次のようなコンテンツをもったWebサイトである。
・キーボードを使わなくてもキーワードをクリックするだけで情報検索ができる
・小麦に関する用語解説
・小麦の学習に役立つリンク集
・情報交換用の静止画付きの掲示板
・静止画や動画のダウンロード

教材タイトル 設備紹介パネル
教材仕様 1m×1.5m大のパネル5枚
教材概要 小麦から小麦粉に生成される流れをわかりやすい絵で紹介し、製粉の流れの中における当該装置の位置づけも同時にわかるように工夫したパネル。

教材タイトル 江別の小麦施設マップ
教材仕様 プリント1枚、PDFフォーマット
教材概要 小麦関連施設の位置関係を小学生にでもわかるように線路と川を中心に整理した地図。

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授業協力メンバー
所 属 氏 名 授業での説明
江別製粉株式会社 山口 小百合
講師、専門家による授業担当、バス研修での全体説明、児童による発表会の講評
江別製粉株式会社 山本 嘉彦
講師、製粉設備の説明
江別製粉株式会社 新田 敏晃
講師、グルテン抽出体験における説明
農家 片岡 弘正 講師、小麦の生育に関する説明
株式会社菊水 杉野 邦彦 講師、衛生管理やラーメン生産の説明
麦調製保管出荷施設 高橋 文昭 講師、施設の役割についての説明
農業改良普及センター  渡辺 博司 講師、農業に適した土壌の説明

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授業の感想
■授業実施者
 (産業界講師)から

・江別には小麦産業に従事する人間が多くいること、それぞれ立場は違うが小麦に愛着を感じていること、小麦産業に関わる大人を「食をつくるプロ」、児童生徒を「食べるプロ(を目指す人)」とすることで、自らを消費者の一人であることを認識し、食に対する意識を高めるなどの狙いを伝えることができたと思う。

■担任から

・専門性を身につけた方の情報伝達は「本物」であり、子どもたちの心にうったえるものは大きい。・子ども達に刺激になり、教師にとっても、得るものが多いと思います。しかし、そのために教科の進度を変更したり、あらたに習得しなければならないことが多すぎたのも事実です。

■生徒から

・ふるいのガタガタしているのがおもしろかった。
・グルテンをむにむにするときがおもしろかった。
・これからがんばればたべるプロになれることがわかった。
・ハルユタカがそんなにすごいなんてしらなかった。
・江別にいろんな小麦のしせつがあるなんて知らなかった。
・どっちのりょうりしょうやパソコンをうつしだしてのべんきょうがおもしろかった。
・冬の日にも、小麦をうえられて、ちゃんと、強い力でがんばっていた。
・1つのこうじょうじゃなくていろいろなところでこむぎのことをやっていることがわかった。
・かたおかさんの小麦畑でゆきの上でふんでいいってきいてびっくりした。

■教育関係の立場から

・今回拝見した授業は講師が1時間中、自然な笑顔で子どもたちに話しかけるようにしていた。間もピッタリで児童の気持ちの盛り上がりが冷めることもなく、テンポよく展開されていた。児童の様子を見ていたが、全員がスクリーンと講師にくぎ付けで誰もよそ見をしていなかった。それと用意された教材がタイムリーでわかりやすいものだった。また、提示教材に子どもが親しめるキャラクターを登場させたのもよかった。

■教育関係の立場から

・小学校の先生方の本音をもう少し把握できたら、より具体的な内容で展開できたと思う。


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