■進行
教師がパワーポイント教材を使用しながら、これまでの学習を振り返りながら、今後のクリーン調査隊としての活動の見通しを持たせる。その後、グループに分かれ、教室の合格基準をデジタルカメラで撮影し、掃除の回数、掃除道具、掃除の手順などについて考えさせる。撮影した画像をワークシートにまとめ、クラスで発表を行う。
■内容
1. 今までの活動を振り返ろう
第1次〜第4次の内容を、パワーポイント教材を再度使用して振り返り、学習内容の理解を深める(特に、これからの活動に必要な「基準作り」「マニュアル化」「掃除の手順」などを振り返る)。
2. 教室のきれいを考えよう
クリーン調査隊として、教室がどのような状態であれば「気持ちよく・快適に」過ごせるかを考える。第4次で学習した内容を生かし、教室の中には「どんな場所」があるのかを確認し、その場所がどのような状態だったら「気持ちいい教室」なのかを想定する。
また、誰が見ても気持ちいい教室にするにはどうしたらいいかを、第3次の授業内容を振り返りながら考え「教室の合格基準を作る」ことへの意欲につなげる。
3. グループに分かれ基準を作ろう
教室の中で掃除が必要な場所をグループで分担し、実際にその場所へ行き、デジタルカメラを使用して合格基準・不合格基準を撮影する。撮影後、合格基準を守るために必要な掃除の方法・掃除道具・掃除の回数などを考えワークシートにまとめる。
(※古江台小学校は、各グループがデジタルカメラで撮影した内容を、授業の終わりにスクリーンへ投影し、調べたことを発表する場を設けた)
4. クラスのみんなに発表しよう
撮影したデータをカラー出力し、それをワークシートにまとめる。
グループで調べたことを発表し、クラス全体で「合格基準は写真通りでいいのか」「そこは毎日掃除する場所なのか、いつ掃除をしたらいいのか」など意見交換を行う。
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第1次〜第4次授業の振り返り(豊津第一小学校)

グループに分かれ、担当場所の合格基準を考える(豊津第一小学校)

机の上の合格基準を撮影するため汚れを落としている様子(古江台小学校)

調べてきたことをスクリーンに投影し発表する様子(古江台小学校)
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