時間 |
内容 |
学習手段(教材)
留意点 |
5分 |
教員
導入
出席を取る。
今回の産業協力情報授業 の意義を強調
|
生徒
出席確認 |
|
出席確認を教師機から、生徒に入力させ確認する。 |
4分 |
教員
CECが「経済産業省」の後援で行っている事業である。
今からケータイの仕組みなどについて学習をすることを知らせる。
ケータイがつながる仕組み
ケータイがつながる、機器について解説する。
ケータイのアンテナがどこにあるかを考えさせる。 |
生徒
不明な点は積極的に質問をする。
周りの生徒と相談し、
アンテナを探してみる
プリントに書き込む |
|
デジタルコンテンツ
「もしもしの仕組み」
プリント
画面をクリックしながら説明を加えていく。
ゆっくりと生徒に理解させながら次の画面に移るように注意する。 |
4分 |
教員
位置登録の仕組
ケータイがなぜ位置登録をしているのかを理解させる。
どんなときによく電波が出るのかを考えさせる。 |
生徒
位置登録をしないとどうなるかを考える。
どんなときよく電波が出るのかを考えていく。
プリントに書き込む |
|
デジタルコンテンツ
「もしもしの仕組み」
プリント |
6分 |
教員
・ |
通話が可能になるまで、何度も、基地局とのやり取りがあることを理解させる。 |
・ |
なぜ何度もやり取りする必要があるのか考えさせる。 |
(偽物のケータイ{クローンケータイ}が出回ると!?)
(間違った人につながっちゃうと!?) |
生徒
ケータイが何度も基地局とやり取りしてやっとつながるのだということを理解する。
相談しながら、何度も暗号化する意味を考える。
プリントに記入
|
|
デジタルコンテンツ
「もしもしの仕組み」
プリント |
5分 |
教員
・ |
ケータイは普段どんなことをしているのかを考えさせる。 |
・ |
「携帯電話の電源をお切りください」と書いてあるのはどんなところか考えさせる。 |
・ |
電源を切らないとケータイがすることを考えさせる。 |
・ |
マナーモードと電源を切ることの違いを電波の受発信の観点から理解させる。 |
|
生徒
ケータイから電波が出る様子をイメージする。
隣の人のケータイにつながるのに基地局を通して送られるのだということを理解する。
電源を切る必要のある場所を記入する。
マナーモードと電源を切ることの違いを考え記入させる。 |
|
デジタルコンテンツ
「もしもしの仕組み」
プリント |
4分 |
教員
・ |
多くのケータイが使える仕組身を理解させる。 |
・ |
パケットについて説明する。 |
・ |
時間があれば模型を使って パケットが相手に伝わる感じを体験させる。 |
|
生徒
多くの生徒が使ってもケータイが間違えることなく通話できる仕組を理解し、記入する。
パケットについて、理解する。 |
|
デジタルコンテンツ
「もしもしの仕組み」
プリント |
6分 |
教員
メールのやり取り、複雑なやり取り
・ |
メールのやり取りを理解させる。特に、インターネット網とケータイがつながっていることを理解させる。 |
・ |
ケータイなどの通信の複雑さの一端を紹介する。 |
・ |
時間があれば、ケータイからのメールのヘッダを見せる。 |
|
生徒
メールのやり取りがインターネット網を経由することを理解する。
ネットワーク社会では、発信元などのデータが解析できることを理解させる。わけのわからんメールを開くと、相手の危険なプログラムが走ることがあることを理解する。 |
|
デジタルコンテンツ
「もしもしの仕組み」
プリント |
3分 |
教員
テレビ電話会議について
・ |
テレビ電話会議について紹介し
どんなことで利用したいかを考えさせる。
|
|
生徒
テレビ電話会議についてどんなことをしたいか考え、プリントに記入する。 |
|
デジタルコンテンツ
「もしもしの仕組み」
プリント |
10分 |
教員
・ |
ケータイでできればいいと思うことや、こんなことが出来ればいいなーということを考えさせる。 |
|
生徒
デジタルコンテンツを扱いながら、ケータイのこんなことが出来ればを考え、プリントに記入する。
|
|
デジタルコンテンツ
「もしもしの仕組み」
プリント
次回の、NTTドコモの方から同じような質問が出るので考えておくようにいう。 |
3分 |
教員
まとめ
今日の授業感想を書かせる。
まとめを行う。
|
生徒
今日の感想を記入する。 |
|
プリント |
時間 |
内容 |
学習手段(教材)
留意点 |
10分 |
講師
挨拶と導入
携帯電話通信の仕組み
自己紹介
・ |
今から携帯電話(ケータイ)の仕組みなどについて学習をすることを知らせる。 |
・ |
携帯電話がつながる仕組みについてのデジタルコンテンツを利用した事前学習を踏まえ、生徒の質問に対応する。 |
|
生徒
講師の説明を聞きながら、携帯電話の仕組みを確認する。
不明な点は積極的に質問をする。 |
|
デジタルコンテンツ
「もしもしの仕組み」
講師は開発者であるが、普通教科の「情報」授業であることを意識し、仕組みを詳しく説明しすぎないように注意する。基本的な仕組みは事前学習で行い、復習を兼ねながらわかりやすく補足解説していく程度が望ましい。 |
15分 |
講師
新しい「携帯端末」のこれから
・ |
通話やメール以外の新しい機能が社会の様々な場面で活用されることで、これからの情報化社会がどのように変わっていく可能性があるか、携帯電話(携帯端末)の最新機能を紹介することでイメージさせる。 |
|
生徒
・ 自分たちがこれからの情報化社会を生きていくことを意識し、新しい社会についてイメージをする。 |
|
実物/i-モード端末
利用法をイメージしやすくするために、実物の機器を使って説明をする。
お財布ケータイ(i-モードフェリカ)の機能を例に紹介するが、宣伝的になり過ぎないように注意し、これらの新しい機能で、これからの社会生活がどのように変わっていく可能性があるのか、という日常のシーンをイメージ付けしながら説明をする。 |
15分 |
講師 <遠隔講義>
これからの「携帯端末」利用体験
・ |
大阪梅田にある展示場と高校の教室を、FOMAのテレビ電話会議機能を利用して接続する。 |
・ |
展示場の実物を使って、携帯端末の新しい利用方法の実例を、遠隔から講師2が紹介する。(1対1での接続) |
・ |
・ 携帯端末を利用した新しい技術の説明を聞かせるだけではなく、犬型ロボット(AIBO)を利用した遠隔監視システム体験として、展示場内にいるロボットを実際に教室から操作させる。 |
・ |
新しい利用方法を質問に対応する。(4地点同時参加での接続)
|
|
生徒
様々な先進的な実例をを知り、携帯端末を活用した新しい社会の可能性について考える。
講師の指導の下、FOMAを操作してテレビ電話会議に参加する。
講師2による遠隔からの呼びかけに対し、受け答えをする。
ネットワークを通して最新の通信機器の情報を知る。
携帯電話を利用して犬型ロボットを遠隔操作し、その動作の様子をテレビ電話会議の画面で確認する。
不明な点は質問をする。 |
|
実物/FOMA端末
テレビ電話会議には、講師ではなく生徒が参加する。生徒主体によるテレビ電話会議が円滑に進行するように、講師がサポートをする。
(必要なもの)
テレビ会議用機器/授業実施企業が用意する。
(備考)
テレビ電話会議は1対1、また4地点同時参加の両方の方法で接続を行う。 |
10分 |
講師
利用とセキュリティについて
まとめ
・ |
災害時に活用できる携帯電話サービスについて、いざという時に役立てることができるよう紹介する。 |
・ |
新しい機能を悪用される危険、実際の事件例携帯ひとつで何でもできる代わりに、個人情報がすべてつまっているので扱いには十分な注意が必要、などを理解させる。 |
・ |
今後の利用の際には意識的な注意が必要であることを理解させる。 |
・ |
アンケートの実施(時間がなければ、教科担当の先生にご協力いただき次時に実施する)
|
|
生徒
便利さを知った上で、危険性を理解する。
情報化社会の一員として、責任のある行動と、意識的な自己防衛の必要性について理解する。
|
|
様々な機能を持ち、日々便利になっていく携帯電話だが、利用法を間違えば、被害者にも加害者にもなる、ということを、さまざまな具体例をあげて説明をする。 |