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活動概要
実践事例
■実施概要
■授業内容
■教材概要
■主な授業の感想
TOA株式会社
タイトル名
声の芸術2「義太夫三味線」ワークショップ
授業のねらい
三味線音楽のすばらしさは、日本が世界に誇ることのできるものである。高司小学校では、和太鼓を5年生の時から学習してきており、和楽器がだんだん身近なものになってきたという機会を捉え、和楽器にとどまらず、日本の文化について学ぶことを目的とした。具体的には以下の4点である。
□義太夫節に関心を持つ
□三味線音楽の魅力を感じる
□語りを体験し、独特の節回しを味わう
□日本の文化のよさを感じることができる
教育機関名
宝塚市立高司小学校
学年
6年生
教科名
音楽の時間と総合的学習の時間をからめて実施
単元
日本の文化を体験しよう
クラス数
1クラス
児童・生徒数
35人
実施日
2002年12月4日(水)
合計授業時間
90分
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テーマ
実施場所
神戸ポートアイランド ジーベックホール
講師
田中悠美子(兵庫教育大学)
使用教材
ビデオ、三味線、謡いのテキスト
使用機器
ビデオ上映用機器:ビデオデッキ、プロジェクター、スクリーン
音響機材一式(司会、三味線&謡い拡声用)
授業進行及び内容
〔内容〕
太夫独特の語りと三味線演奏の関係などを、実演を含めて詳しく解説する。
〔進行〕
□イントロ演奏(野崎村)
□解説「義太夫節」+ビデオ「文楽ミニヒストリー」
□ビデオと演奏「道成寺」
□「人形」について「文楽」について
□演奏(狐火)→ビデオ(狐火)
□三味線解説と実演
□語り実演
「三十三間棟由来」、「平太郎住家の段」、「傾城阿波鳴門」など
□演奏「檜太鼓曲弾き」
三味線解説とビデオ
三味線解説と実演
教材タイトル
文楽ミニヒストリー
教材仕様
約10分間のビデオ
教材概要
文楽の歴史を子どもたちにも分かりやすくコンパクトに紹介する自主編集ビデオ
■主な授業の感想又は反応
担当教員
子どもたちには日本の文化を学び、それを誇りに思って欲しいと願っている。そのためにはできるだけ生きた文化に子どもたちが出会うことのできる機会をつくりたいと考えている。今回のようなワークショップは教育現場にとって大変ありがたいことである。すばらしい芸術家との出会いは、学校でのどんな授業よりも子どもたちに新鮮な感動と共に日本の文化を伝えてくれるだろうと思う。
子供達の反応が非常に良かった。学校で、しっかりと事前学習をした成果なのか。ここで体験したことが、子供達にとって、今後何かにつながっていけば、良いと思う。
生徒または児童
・先生に教えてもらって三味線が動物を使ってできているなど色々なことが分かりました。前までは三味線のことが分からなくて興味を持ってなかったけど、色々なことを知ってちょっと興味を持ちました。
・三味線の音と先生の声が高かったから一番最初びっくりしました。でも最後にやったやつはかっこいいなぁと思いました。