〔内容:1日目〕
「体験」による多くの「気づき」を喚起--子どもたちの好奇心をフルに発揮してもらうことが中心となる。ツインリンクもてぎの4施設(ホンダコレクションホール・ファンファンラボ・ハローウッズ・アクティブセーフティトレーニングパーク)を体験。各施設のスタッフ・研究員・キャスト・インストラクターが各プログラムの進行をつとめる。(注:「ツインリンクもてぎ」には他にも施設がある。)
〔進行:1日目〕
@ ホンダコレクションホール
ワークシートを使用し、様々な車両を比較。何故そのような違いが生まれるのかをチームで話し合い、発表してもらう。車両のデザインやエンジン、機能に含まれる違いの背景にある風土・文化・経済・法律・環境などに触れる内容となっている。
A ファンファンラボ
研究員による館内の説明と尾崎氏による「自動車の功罪」というプレゼンテーションの2本立て。クルマが人間社会から必要とされながら、その一方で様々な問題に密接にかかわってきたこと、そしてそれを改善すべく世界各国でどのような取り組みが行われているのかを教える。次世代を担う子供たちが「都市」を考える上での重要なポイントである交通や道路の問題について考える内容となっている。
B ハローウッズ
キャストが子どもたちに問いかけながら、森の中をゆっくりと90分から120分かけて散策しながら、倒木行進や生態系など、様々なことについて共に話し合うプログラム。子供達がいつも驚くのが「森のトイレ」という内容である。(森のトイレ:一種類だけではなく、様々な種類があってはじめて機能する、水道も雨水も地下水も使わない不思議な水洗トイレを動かしているのが微生物であるという内容。)
C アクティブセーフティトレーニングパーク
チームで分解されたコンポーネントカーのパーツを組み立てる、実際に乗車可能なクルマにするプログラム。ミラー、クラクション、サスペンションなど様々な部品がどのような機能を果たしているのか、また安全面はもちろん、車がコミュニケーションメディアとしての役割を備えているということを伝える。
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授業の様子1
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授業の様子2
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授業の様子3
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授業の様子4
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〔内容:2日目〕
前日の「気づき」を整理し、議論を重ね、さらに深い考察に発展させることが中心となる。
〔進行:2日目〕
@ 午前中
主に実体験を通して疑問に感じたことや「ツインリンクもてぎの施設を使って魅力ある都市
づくりを考える」ために必要な情報・資料を収集するための調査にあたる。フィールド内が
広いため、園内の周回バスの時刻に合わせて、何をどこでどのように調べるのかを子どもた
ち自らに組み立てさせる。子どもたちは各施設の展示物に書かれていることを調べたり、デ
ジカメにおさめたり、インタビューしたりという形で調査を進める。
A 午後
ホテルに戻り、必要な情報やデータを、インターネットを駆使したり、新聞を使ったりして
調べ、持ち寄った情報を話し合いながら、プレゼンテーションの準備にかかる。プレゼンテ
ーションは、パワーポイントの使用を必須としているが、その他、模造紙を使ったり、グラ
フを作成したり、ダンボールを切り出して模型を作ったり、子どもの創造性を高めるために
自由なプレゼンテーション形式を取っている。
〔内容:3日目〕
発表のための準備とプレゼンテーション、及び自己評価を行う。予選を通過したチームも、そうでないチームも、上手くいった部分、足りなかった部分を実感してもらいながら、以後の学習に取り組む課題と解決の可能性を自らの「夢の種」として持ち帰ってもらえるようなプログラムとなっている。また、指導教師やスタッフも、「子どもたちの変化を目の当りにする」と言う共通体験から、今後の進め方の課題をそこで見つけることが出来る。
〔進行:3日目〕
2箇所で同時に発表を行い、それぞれから2チームずつ勝ち残ったチームが全学年の前で再度プレゼンテーションを行う。評価は、先生、スタッフ、全生徒の投票によって行われる。最後にチーム及び個人による簡単な振り返りを行い、プログラムが終了する。
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プレゼンテーションの準備
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プレゼンテーション
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