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活動概要
実践事例
特定非営利活動法人 芸術家と子どもたち(エイジアス)
■プログラム名
ワークショップ型授業
■活動概要
アーティストが小学校へ行き、学校の先生と協力しながら実施するワークショップ型授業。1999年秋から企画準備を始め、2000年7月スタート。当初、APA(芸術振興協会)として活動していたが、事業の拡大に伴い、2001年7月、「特定非営利活動法人 芸術家と子どもたち」を発足。
■活動理念
教える/教えられる、という一方向の関係性ではなく、アーティストと子どもたち、あるいは子どもたちどうしが、双方向の関係性を築くワークショップを実践。作品をつくる(結果を出す)ことよりも、むしろそのプロセスや、そこで行われるコミュニケーションを大切にしている。
■活動実績
〔2001年度〕
・ 実施校数:16校
・ 実施時限数:102時限/授業時間外180分間
・ 参加者数:1,600名
・ 対象学年:2年生2クラス/3年生4クラス/4年生4クラス/5年生18クラス/6年生8クラス/
幼稚園児年長組(3年生と合同)1件/親子2件
・ 参加アーティスト数:18人+1グループ
(音楽8人/美術3人/ダンス6人/映画1人/パフォーマンス1グループ)
■活動の意味・ねらい
(活動理念と同様)
■実施体制
2名の事務局スタッフと、2、3名のボランティアスタッフで1つの授業を展開する。2002年度は、アサヒビール株式会社、日産自動車株式会社、日本電気株式会社の協賛、財団法人トヨタ財団、社団法人私的録音補償金管理協会(sarah)、子どもサポーターズ☆マッチング基金、PIVOT基金の助成により活動を実施。
■学校へのアプローチ・連携方法
当活動のための広報活動を実施。学校やクラスの状況や、教育ニーズに応じて、担当の先生・アーティスト・エイジアス事務局とが話合いながら計画。
〔実施までの流れ〕
@連絡(先生→事務局)
エイジアスの授業に興味のある学校の先生から事務局に連絡。
A打合せ(先生×事務局)
どんな授業をつくっていくか事務局で確認し、要望に合いそうなアーティストに連絡。
B打合せ(先生×アーティスト×事務局)
シリーズで展開する授業、1日だけの授業など、授業の形式について話し合う。
■学校の反応
非常に好評である。
■今後の展開
現在、アーティストによる総合学習カリキュラムをつくることを、モデル校を設定した形で行っており、また今年度より、学校の先生とアーティストとが共同で学習カリキュラムをつくる研究会も始めた。今後はこの活動をより広げていきたいと考えている。
■問い合わせ先
(e-mail/URL含む)
特定非営利活動法人 芸術家と子どもたち
〒171-0043 東京都豊島区要町3-54-16 旧千川小学校
代表 堤康彦
TEL:03-5986-1660 / Fax:03-5986-1662
e-mail:BeNatasya@aol.com
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