社会人を招いた授業は数多くあるが、次のような問題点がある場合が多い。
1、社会人講師まかせで、一過性のイベント授業になる。(講師が有名人の場合その傾向が強い。)
2、社会人講師の目指すところと、担任の目指すところが違うので、ベクトルの揃わない授業となり、社会人講師の持つ技能、知識が最大限に生かされない。
3、両者が多忙すぎて、打ち合わせに充分の時間がとれない。
以上のような問題点を解決すべく、両者の間にたってコーディネートできる機関が必要と考えた。社会的に「成功」し、「一芸に秀でている」社会人講師の持つコンテンツを最大限に生かせるような授業をコーディネートしている。そのため、プロジェクトメンバーも、一芸に秀でた社会人講師、教えるプロである学校の教師と対等にやりとりできるような社会人ボランティアである。
具体的には以下の3つのコンセプトを意識したプログラム作りを行う。
(1) 子どもの知的好奇心を喚起出来る内容
(2) 子どもが体験学習出来る内容
(3) 授業実施後に子どもの変化が期待できる内容
その結果→担任の先生や、地域社会、社会人講師自身にも新たな気づきをもたらす。
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