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* 活動概要

 

財団法人科学技術融合振興財団

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プログラム名

 

とうきょうED研究会

■活動概要

 

 

とうきょうED研究会は、「教育の情報化」草創期に関わってきた教員有志および情報教育等に関係する社会人ボランティアによって、平成12年に自主的な研究会として立ち上がった。

平成13年度Eスクエアプロジェクト公募に「みんなで作る!社会人講師実践映像データバンク@東京」が採択され、総合的な学習の時間での社会人講師授業実践の記録をベースとしたWEBサイトを制作・公開した。

プロジェクト終了後も社会人講師授業コーディネートや体験学習活動の支援を継続するとともに、その他の情報化支援活動をも手がけている。講師派遣料、交通費等は基本的には無料としている。

活動理念

 

東京都の公立学校の教育の情報化を推進するため、教員および社会人の学習と交流の機会を提供する。

活動実績

 

研究会としては年2回、研究授業や施設見学等に研究協議を組み合わせるスタイルで、教育の情報化や情報教育に関わる発表・討論の機会を設けている。授業実践としては、社会人講師授業、体験学習、情報教育等の先進的な公開授業を記録し、OFF会およびメーリングリストを通じて検討している。

 教育の情報化や情報教育に携わるネットワークを介して結ばれた人脈(知縁)を基盤として、先進的な実践を多く経験してきた教員と多彩な分野の社会人情報化ボランティアが、自由に議論しながら実践事例を積み上げていることが特徴である。

 講師の派遣に関しては、これまで30件程度実施実績がある。

対応する教科としては総合的な学習の時間がもっとも多いが、その他に社会科や理科の教科の時間でも実施している。

活動の意味・ねらい

 

 

教員も社会人もたくさんの優秀な人材を抱えながら、情報が流通するような横のつながりがほとんどない、という特殊な地域事情のために、東京の情報化は全国的に見ても遅れているといえる。

この状況を改善することが教員および社会人ボランティア双方のねらいである。

実施体制

 

 

とうきょうED研究会自体は、教員と社会人ボランティアによる任意団体である。メーリングリスト(現在200名余参加)を中心としたコミュニティであり、研究会や授業実践には常時10〜30名が参加している。

支援組織として、財団法人科学技術融合振興財団が事務局機能の代行を行っている。

学校へのアプローチ・連携方法

 

基本的には研究会に参加している教員および社会人が、自分の人脈に対して当活動のための広報活動を行い、新しい学校が紹介されるスタイルで活動している。取材等については、研究会事務局より学校に依頼状等を提出して実施している。

学校の反応

 

総合的な学習の時間の中で社会人講師を招くケースが増加傾向にある。最近はなんでもよいから話してくれというイベント的な講演から、生徒の特性や興味に合致した「指導のねらい」を明確にした授業の一環として社会人講師を位置づけるケースが多い。

実施機関の反応

 

社会人講師授業も研究会も基本的には「だれ」が「どこ」で「なに」を実践しているか・考えているか、という情報公開である。情報が流通することによって、人と人とのつながりである「知縁」が拡大し、実践や研究の質は向上する。本来の目的である東京で教育の情報化を支えるコミュニティが形成されつつある。

今後の展開

 

研究会活動は現在、「教育の情報化」「学校の情報化」「情報教育」等情報化をめぐる様々なトピックを同時並行で議論している。今後、分科会のような形で特定の議論を深めることが必要であろう。

社会人講師授業については、単に体験談を話すような単純な実践から、体験学習のように生徒の活動を組み込んだものや、一連のカリキュラムに例えば評価者やコンサルタントとしての役割で社会人を起用するような取り組みが増えつつある。学校と社会人の双方が参照できるような先進的事例を数多く蓄積してゆきたい。

問い合わせ先

e-mail/URL含む)

 

 

 

財団法人科学技術融合振興財団

223-0023横浜市港北区日吉本町1-4-24 担当・湯澤太郎 

Tel:045-562-5432 / Fax.045-562-6132

URL:http://tokyo-ed.net / Mail:yuzawa@fost.or.jp

 

 

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