書字障害を示す子どもに対して、次のようなソフトウェアの開発を行い、また、指導方法の在り方をタブレットPCによって検討した。
- 協調運動(点つなぎ課題,迷路課題,線なぞり課題) での指導
- 視知覚操作 (図と地の弁別課題,選択抹消課題) での指導
- ひらかなの書字練習での指導
- 小学校1学年の漢字書字練習での指導
学校種:養護教育学校
学年 :小学校低学年
教科 :書字/読字
*成果の活用:
- 特別支援教育や軽度発達障害に関わる者に対して,新しいトレーニングプログラムの開発のモデルとする。
- 書字に困難さがある子どもに対して指導するための教材を,実際に使える教材ソフトウェアとして提供する。
*プロジェクトの実施環境:
- 教材開発にはマクロメディア社のフラッシュ(Flash)を採用した。フラッシュを採用した理由は、このソフトが比較的安価に調達できること及びソフトの操作を習熟することが容易であるなどである。