HOME > Eスクエア・エボリューション> 「平成18年度Eスクエア・エボリューション成果発表会」実施報告
教育・学習・校務へのIT活用シンポジューム「平成19年度Eスクエア・エボリューション 成果発表会」(主催:経済産業省、財団法人 コンピュータ教育開発センター)を3月7日(金)・8日(土)の2日間、東京有明の東京ファッションタウンビルにて開催しました。当成果発表会には、全国から教育関係者、教育関連企業関係者ら、延べ1,200名が参加し、「― 教育の情報化とマルチプラットフォーム ―」 をメインテーマに据え、多様化するIT環境においてIT活用を日常の教育現場にいかに活かしていくかについての実証実験や様々な事例を発表し、意見交換を致しました。
初日の全体会では、当財団理事長代行児玉幸治の主催者挨拶に続き、文部科学省初等中等教育局 参事官(産業教育・情報教育担当)安藤慶明氏、経済産業省商務情報政策局情報処理振興課 課長八尋俊英氏からご挨拶をいただきました。また当財団専務理事鶴田雅文よりCEC事業説明を行いました。基調講演は、独立行政法人メディア教育開発センター 理事長清水康敬様より「教育情報化の大きな流れ」をテーマにご講演いただきました。
分科会では、「O S Pプロジェクト発表」、「OSPパネル討論」、「講演:情報モラルと学校情報セキュリティ」、「OSP事業 成果発表」、「ICT教育 東京の試み」、「CEC産業協力情報授業」、「OSP実践学校発表」、「IT活用 トレンディ 事例発表」「企業・団体プレゼンテーション」を2日間にわたり実施しました。
初日の分科会終了後の18:30から、会場内HALL500にて行われた情報交換会では200名強の方々のご参加があり、活発な意見交換が行われました。
2日目の全体会では総括パネルディスカッションを東京工業大学 教授赤堀侃司氏のコーディネートで、「IT活用のプッシュとプル ―施策・指導と学校現場が欲しいものー」をテーマに実施しました。研究者、教育現場教師、行政の方々をパネリストにお迎えしご議論をいただき、会場からも活発な意見や質問がなされ、参加者の関心の高さが窺えました。最後は本年度OSP実践校のポスター会場で参加者の自由参観で各校の実践教師の説明を受けまして盛会裏のうちに閉会となりました。