青森県立青森工業高等学校学校 Page2/2
○平成8年度の成果と課題 今年度は多くの取り組みを持ち、生徒も積極的に活動することができた。 成果は前項目を参照していただきたい 〜課題・問題点〜 1・クライアントの増設 情報技術科で独自に端末を5台増設し、昨年度のような順番待ちはある程度解 消することができたが、やはり端末に座りたくても言い出せない生徒がいるのも 事実である。 現在、本校においては機種更新の予定もあるので、前向きに検討している。 2・指導教員について スクリプト言語など次々発表され、技術は日進月歩であるために更なる研修が 教師側も必要であると強く感じている。 3・サーバ運用について サーバが導入されても、一切運用の説明がなく、各種設定も独自で行った。 そのため、一度サーバを起動できなくしてしまったが、CGI、SSIなどの 運用に関する設定やサーバプログラムのアップデートなど、もっと積極的に行 ってほしい。このままではサーバマシンを充分使い切っていないような気がす る。 4・教材としての使用について 教材としての位置づけが難しい。さらに、授業で展開するにも端末が少なく 困難である。 ○100校プロジェクトに参加して 内向的でマイナスなイメージが持たれがちなインターネットであるが、生徒の反 応を見ると、取り組んで本当によかったと感じている。 生徒間での話題も、興味本位なもの、技術的なものとさまざまであるが、大変活 発になり、その中から、自己表現、友人とのふれあいや認め合う姿勢など、人格形 成に大変役立った。また、中には自分で目標を設定して、問題を解決する能力を養 えた生徒もいるので、まさに多方面にわたる影響力に改めて驚いている。 「人格〜」という目標が達成されつつある今、次の目標を生徒とともに探してい る最中であり、休める暇は全くないが、このような機会をあたえていただき大変感 謝しております。