春日部市視聴覚センター Page1/2

100校プロジェクト 平成8年度実施状況   


○ネットワーク利用

 100校プロジェクトで導入された「インターネット接続環境」 の運営については、ス
タッフだけでなく、学識者、市職員、 教員を中心に組織している「春日部市視聴覚センタ
ー専門委員会」内に「学習情報部会」を設け、教育 センター学校でのインターネット参加
のあり方を検討を行った。
 ホームページを作成すると言うことで活動を行い、市の紹介、 視聴覚センターの紹介、
学校紹介の3本の柱のもとペ ージの作成を行っている。簡単なページから出発しだんだん
と充実したページになって来ている。
(1) 春日部市視聴覚センターへのアクセス方法
  ・ アクセス地図 ・ 航空写真 ・ 春日部駅時刻表
(2) 視聴覚センター各施設の紹介
  ・ 1F、2F、3F、4F、周辺 (3) 施設の利用方法、講座の案内
(4) センター内の他施設(郷土資料館、教育委員 会事務局等)の紹介
(5) 児童生徒の作品の紹介
 ・ マイギャラリー(センター展示スペースを 利用した市内小・中学校・幼稚園・保
  育所の月毎に変わる作品展)の作品紹介
 ・ パソコン絵画教室に参加した小中学校児童 生徒によるの作品紹介
(6) 学校の紹介
 ・ 当センター専門部学習情報部会委員在職学校を中心に学校のホームページを作成
  中、現在15/30 校が完成し、近日中にさらに増える予定である。
(7) 春日部市花、開花便り ・ 市花「藤」の開花情報
(8) 学習に役立つ他のホームページへのリンク  以上のような情報をホームページで公
 開している。昨年度1月にホームページの作成が始まり、3月でほぼ原型が完成、その
 後必要に応じ改訂を行なっている。 完成時にヒット数カウンタをつけ2月9日現在で
「2974件」の閲覧があり、毎日アクセスがある。時々、激励やリンクのお知らせの
 Emailがあり、ホームページ作りの励みとなっている。
 インターネットのサーバーの保守、ホームページ作りには、技術と専門の担当者が必要
 であり、他の行事と重なるとホームページ更新が出来なくなってしまい、速報性を失って
 しまう。この問題の解決方法の一つとして、アクセスによりホームページの存在を知った
 市民の有志が訪問してくれて、ホームページの作成、サーバーのメンテナンスを助言・援
 助を申し出てくれている。 このようにインターネット運営の体制も出来つつある。
 市職員のパソコン講座にもインターネットを取り入れている。教職員向けには「インタ
 ーネットホームページ作成教室」も開催し、市民向けの講座実施についても検討中である。
(9)インターネットで情報収集
また宿題の水産業調べで各地の産直漁業をインターネットで調べたり、内閣の仕組み大
 臣名等を首相官邸にアクセスし調べる小学生のグループもあった。市内「言葉の教室」担
 当者がUSAより、言語障害児教育の最新情報をインターネット通じて収集を行っている。
 文部省より「中教審答申全文」、ホワイトハウスより「大統領就任演説全文」、春日部市
 の国際姉妹都市であるUSAパサディナ市の情報等を入手し研修等に活用した。
 インターネットを活用した小学校社会科の校内授業研究会(沼端小学校)へのデータ収
 集等の援助、並びに指導を行った。
(10)インターネットホームページ開設のノウハウ・成果の発表を行った。
 日本教育情報部会第12回年回で「マルチメディア・通信の国及び自治体における利用」
 分科会でインターネットの取り組みを中心に発表を行った。関東教育研究所連盟大会のお
 いて事例発表を行った。月刊誌「視聴覚教育」に「インターネット日記」と言う連載記事
 を掲載した。全国各地よりの視察を受け入れた。


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