下関市立長府中学校 Page1/2

           100校プロジェクト 平成8年度実施状況   


   ○ネットワーク利用状況
   (1) クライアント・マシンの増設(計6台、コンピュータ室3台、職員室3台)
   (2) 学級ホームページの立ち上げ
   (3) 日常的なリアルタイム交流
   (4) 第50回文化祭ステージ部門のライブ中継実施
   (5) オーストラリア・ビクトリア州電子姉妹校の生徒来校
    9月29日(日)オーストラリア・ビクトリア州メルボルン近郊のブロードフォード・
    セカンダリ・カレッジより、6名が本校を訪問しました。
    【 来校生徒、ケリーさんの感想より 】
    「長府中学校はとても大きく、とても楽しい学校でした。インターネットを使えること
    がとてもいいと思いました。生徒たちはとてもいい人ばかりです。あまり緊張せず、す
    ぐに友達になりました。授業は私たちの学校と違って、すごく静かにしていました。」
    【 生徒の感想より 】
     9月29日午後2時、オーストラリアの生徒5人と対面しました。みんな13歳から
    15歳の女子なのに、背が高く、とても私たちと同じ年代に見えませんでした。
    私の家に泊まることになったのは、ケリースピーチレイという15歳の女の子でした。
    ケリーは日本語がとても上手で、私も英語で頭を悩ますこともありませんでした。
    その日は、功山寺や覚恩寺などに行き、写真を撮ったりしました。家に帰ってからは、
    ゲームをしたり、いろいろな話をしたりしました。
     次の日は一緒に学校に行って、共に体験学習をしました。住んでいるところや、生活
    習慣や言葉が違っても、私たちと同じなんだということがわかりました。十分な時間も
    なかったのに、こんなに仲良くなれるなんて思いませんでした。だから、とてもうれし
    かったです。本当にいい思い出になりました。これからもいろいろな国と交流を深めて
    いきたいと思います。
     また保護者の方から「本当に貴重な体験をさせていただきました。大変しっかりした
    お子さんで、日本語もお上手でした。日本人も見習わないといけないことがたくさんあ
    ると痛感しました。」という声もありました。(Aさん)

   (6) 3カ国共同書道プロジェクトの実施(合衆国インディアナ州、ブラジルの高校生)
    a) 目 標
    ・平安時代の女流文学者たちが生み出した日本古来の「ひらがな」を使った書道をテー
     マに生徒自らが情報の相互伝達の経験を行う。これによって、日本の伝統文化を海外
     でも理解してもらうとともに、書道の技術向上を図る。
    b) 内 容
    ・長府中学校の代表生徒の書道のお手本を作り、デジタルカメラで撮ったものを画像フ
     ァイルとして、相手校に提示する。
    ・また、作品に書かれてある文字の意味については、イラストで補足する。
     例えば「たこ」というお手本については、「Kite」と「Octopus」の2つの意味を持っ
     ているので、2枚のイラストにそれぞれ英語のスペルと、ひらがなの「たこ」をのせ
     て提示する。
    ・さらに、ひらがなの書き順や書き方の要領については、ムービーファイルをもとに、
     学習してもらう。「たこ」の場合には、「た」「こ」それぞれの書き方の要領を英語
     で解説しながら、実際に筆の動きを確認できるようになっている。
    ・こうして、要領と意味を相手校の生徒に理解してもらった上で、作品を完成させても
     らい、できた作品を本校生徒に送る。
    ・本校生徒は、この作品の批評をし、赤で添削したものを再度相手校に送り返す。
    c) ブラジルの生徒の感想
    - The project made us work together with students of other countries and
     showed us how to it. We realized that people from other countries have
         dreams and difficulties like ours. We liked to exchange works via
         Internet with people from different cultures. ANA PAULA and RAUL

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