３　地域への啓蒙
  (1)　保護者対象のインターネット体験講座を月１回開催し，インターネットへの理解を
     図っている。
  (2)　笠間市のタウン誌に笠間中のホームページを紹介してもらい，市民への理解を図っ
     ている。

○　平成８年度の成果と課題

  【 成果 】
　(1)　ホームページの情報発信により学校に対する関心度が高まり，学校の活性化につな
　　 がっている。  
　(2)　生徒の自主的な学習の仕方が身に付いてきた。（情報収集能力の向上）
  (3)　主体的な学習活動の中で情報活用能力が定着しつつある。（wwwの活用）
  (4)　電子メールを活用することにより，海外や国内の学校との交流が定着し，コミュニ
　　 ケーション能力の向上にともない，意欲的に交流を図ろうとする姿勢が見られるよう
　　 になってきた。
  (5)　インターネットに関心を示し，コンピュータを導入した授業へ意欲的に取り組もう
　　 とする生徒が増えてきた。
  (6)  国際交流を通して英語科学習への意欲が増し，国際理解につながった。
  (7)　学校や教室の枠を越えたグローバルな視野で物事を考えられるようになってきた。
　(8)　課題提示や評価方法にメーリングリストを活用することによって，課題意識の定着
　　 化や的確な評価方法が具体化されつつある。 
　(9)　教科の枠を越えたＴＴの実施など，今までの授業形態とは異なった授業が試みられ
　　 るようになってきた。
 (10)　保護者に開放しているので，保護者との連携が図れ，インターネットに対する保護
　　 者の関心も高まってきた。

　【 今後の課題 】
　(1)　ネチケット意識の自覚と高揚を図る。
　(2)　授業実践の公開と資料収集
　(3)　リテラシー能力の育成と習熟を図る。
　(4)　インターネットの効果的な活用の授業実践の累積
　(5)　インターネット利用の年間計画への位置付け

○　プロジェクトに参加して
　【 主な活動 】
　　《平成７年度》
　　　・　平成７年度経過報告参照
　　《平成８年度》　
　　　・　地域ネットワーク（NIC.RIC-TSUKUBA）への参加
　　　・　地域ネットワーク主催「ネットッワークセミナー」において，本校の研究経過を
　　　　発表
　　　・　郡市教育研究会においてインターネットを活用した授業実践例の発表
　　　・　市教育機器研修会においてインターネット研修会を実施
　　　・　市国語部研修会においてインターネット研修会を実施

  【 教師の変容 】
      ・  教師の授業に対する姿勢が「指導する」から「援助活動」へと変わりつつある。
　　　・　図書室や書籍で利用していた資料に加えてインターネット上の情報を積極的に利
　　　　用するようになってきた。
　　　・　世界中から多くの情報を集め，それをもとに課題解決を図ることができるため，
　　　　効果的な学習が展開できた。

  【 生徒の変容 】
　　　・　ホームページに授業後の作品を載せることによって，自己評価能力が高まった。
　　　・　ネット上で情報発信することで表現方法が広がり，表現力の向上に成果が見られ
　　　　た。
　　　・　電子メールを利用した国際交流をすることにより，他の国の文化や言葉に興味を
　　　　もつことができた。

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