大阪府箕面市立萱野小学校 Page2/2


100校プロジェクト 平成8年度(1996年度)実施状況


○平成8年度の成果と課題
■成果
・ネットワーク環境を整備したため、せまい範囲の校内ネットワークから、インター
 ネットまで、子どもの発達段階に応じて順次慣れていくようになった。
・インターネットのe-mailやメディアキッズの掲示板での情報交換が、2年目を迎え
 よりスムーズに行えるようになり、調べ学習の大きな手段となった。
・コンピュータ室や図書館横のメディアコーナーの常時開放に子どもたちも慣れ、授
 業時間以外の活用がより広がった。
  wwwでの情報収集、e-mail、メディアキッズのmail、校内ネットワークのmail
  等
  コンピュータリテラシーの向上(子ども同士が教え合う場面が多く見られた。)
・ホームページへの発信が子どもの意欲を高め、子どもの自信につながった。
・ネットサーフィンや他校との交流により視野が広がった。
■課題
・一斉授業時間のみの活用の限界 
 一斉授業の場での活用ではアクセスするのに時間がかかり過ぎる。台数不足
 授業形態のさらなる工夫と、授業時間外の活用をより進める必要がある。
・学校のホームページの拡充
 子どもが見ても分かるホームページ不足→自分たちでより拡充する方向で 
 子どもによるホームページづくりをさらに進める
 子どもがホームページを作りやすいソフトを
・全世界につながる→無数の相手→具体的な交流相手?
 日頃からの関係づくりとネットワーク化
・コミュニケーション能力の育成、自己表現できる子どもを育てる。

○プロジェクトに参加して
・公開研究会を2回行い、公開授業や分科会で、ネットワークの利用状況の意見交換を
 行った。  
        1996年2月7日
        1997年2月5日
・プロジェクトに参加した2年間で、職員も子どもも、ネットワーク環境にようやく慣
 れ、具体的な教育での利用の方法が少しずつ見えてきた。職員も利用に意欲的になり
 自宅でインターネットをつなぐ人数が増加してきた。
・外国や国内での日常的な交流校も数校でき、実験的な利用から、恒常的な利用へと今
 後進むと思われる。
・学校訪問の受け入れ
 コンピュータネットワークに関する他校からの学校訪問を積極的に受け入れた。
・地域中学校のインターネット体験の受け入れ
  箕面市立第二中学校社会科選択履修、箕面市立第五中学校体験講座
・保護者のインターネット体験
 インターネット学習会、教育懇談会でのテーマ設定により、保護者の理解を得てき
 た。

以上

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