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くらし，遊びなどの情報交換をすることができた。
◇様々な教育関連情報を取得
・文部省
・ＣＥＣ
・環境庁
・仙台市科学館
・附属学校メーリングリスト　など
①
○平成８年度の課題
I ①指導計画への位置付け
　インターネットを有効に活用できる教科や単元，特別活動などを実践を積み重ねながら
明確にしていき，児童の発達段階を考察しながら指導計画の中に位置付る必要がある。
II②情報教育への関心
　情報教育に関する職員研修を推進するとともに，インターネットに関する意識をさらに
高めて，実践を積み重ねていく努力が必要である。
III ③回線接続の問題
　現在１００校プロジェクトで提供されたシステムを活用しているが，ハブに６台のノー
トパソコンを接続し，６台を同時に接続すると回線スピードが遅くなる。
IV④ネットワークに関する技術的な問題
　ＵＮＩＸやネットワークに関する技術的なサポート体制や小学校として情報教育に対す
る関心を高める必要があるなど，解決しなければならない課題も多い。
①
○１００校プロジェクトに参加して
I ①子どもたちや教師のリテラシーの高揚
・この２年間１００校プロジェクトに参加して，第一に挙げられる大きな変化は授業中に
子どもたちの中から「インターネットで調べてみよう」という声が多く聞かれるようにな
った点である。さらに，校内研修会を設けることで、教官の中でも「インターネット」や
「Windows95」の話題が飛び交い，多くの教官が自宅でもパソコン通信やインターネット
に接続するなど、指導への効果が期待される。
II②卒業生からの熱いメッセージ
　苦労してＨＰを立ち上げ一番うれしかったことは，多くの方々から感想をいただいたと
きである。その中でも，アメリカに留学している卒業生から「こんな離れた所から母校の
様子が見ることができるなんて感無量です」という内容メッセージが届いたときは，本当
に喜びがこみ上げてくる思いある。その後も卒業生からのメッセージが相次ぎＨＰにまと
めることにした。
①
○最後に
　まだまだ，歩き出したばかりの当校のインターネットに関する実践研究ではあるが，少
しずつ成果を挙げてきた。そこで感じていることは「インターネット」というネットワー
クは，これからの学校を，教室を世界に開き，高度情報化時代を生き抜くために必要な能
力（情報処理・活用能力）を子どもたちに身に付けさせていくのに大切な役割を果たすこ
とだけは確かであると思う。
　また，こうした知的な能力と共に，それらを正しく，的確に活用する子ども一人一人の
「心の育成」をも常に念頭に入れながら，２１世紀をよりよく生きるための「自己を豊か
に創造する子ども」を育てていきたいと思う。

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