名古屋市立西陵商業高等学校 Page 1/2

100校プロジェクト 平成8年度実施状 況


1ネットワークの利用状況
 1.1 国際交流を推進する取り組み
 1.1.1アジア高校生インターネット交流プロジェクト
  キーワード 日常的な交流 日本観の是正 アジアに於ける英語
  ねらい ・発展段階の違う社会の特性に注目し、それぞれの国で残すものを発見する
  ・アジア圏での交流における英語の役割につて意見を交換する
  ・アジアでのインターネットの導入を支援し、ネットワークを通じた交流を行う
  ・アジアの高校生を交流後日本に招き、実際に会って交流を深める
  実施状況 この企画はインターネットの新しい活用事例としてINET'97のレポート
  として採用されている。
   今年度は主にネパールとの交流に力を入れた。現地にコンピュータを持ち込み、
  日本大使館の協力の下この企画を推進した。日常的な電子メールのやりとりの後、
  高校生2名教員2名を日本に招待し、大阪、名古屋、三重、東京、北海道各地で交流
  を行った。
   中でも名古屋の交流会は高校生の手による交流集会では使用言語を英語とし、通訳
  もすべて高校生が行った。
   今後の方向 韓国はじめアジア圏の国々のキーパーソンと連携をとりながら、企画
  準備が進められつつある。このプロジェクトによってアジアのネットワークは大きく
  進むことと予測される。
 
 1.1.2 日本語による共同授業
    (西陵商業――アメリカ ハバーフォード 大学日本語コース
  キーワード 日本語の利用 メーリングリスト Cu-SeeMe 共同授業
  ねらい ・最終的に日米相互にレポートを提出する ・日本語をベースとした交流を海
  外と実現する ・共同授業として取り組み、毎週決まった時間に交流を行うCuSeeMe
  等の活用により交流に変化をもたらす
  実施状況 毎週火曜日に授業として取り組むことにより、年間を通しての交流が実現
  した。テーマは日米相互のステレオタイプの見直しとしたが、「日本食比較」など生
  徒には取り組み易いものであった。
  Cu-SeeMeの参加者をだいたい4人とし、他はメーリングリストへの投稿を行い授業
  参加させた。この工夫によってすべての生徒を授業に参加させることができた。

 1.1.3 アメリカ 生涯学習を学ぶ
 キーワード ライフスタイルの設計 インターネット活用 Cu-SeeMe
 ねらい ・英語をコミュニケーションツールとして使いこなす ・夜学との交流にり、
 生涯学習に対する考えをもつ ・Cu-SeeMeの活用によりネイティブの英語になれる画
 像ファイルの転送などにより、交流に変化を持たせる
 実施状況 毎年5月にアーカンソー側からの訪問を受けている。この時の交流をベース
 として電子メール交換などを行っている。環境も、生徒一人一人がアカウントを持つな
 ど共通点が多いことから、3年にわたり交流が実現している。

1.2地域のとの交流を促進する利用
 1.2.1 高齢者のためのインターネット初級講座
  キーワード 学校開放 高齢者 
  ねらい ・地域開放 ・高齢者のネットワークづくり ・世代間の異文化交流
  実施状況 教育委員会主催の地域開放講座の会場校として、年齢制限を設け、特に高
  齢者のための講座を開設した。昨年の講座ではどの方も本当に熱心で3日目の最終日
  には見事なホームページを作成した。


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