大和市立林間小学校 Page2/2


100校プロジェクト 平成8年度実施状況   


・コアラプロジェクト
 クマのブローニープロジェクトに参加しているオーストラリアの学校と、二校でのプロ
 ジェクト。オーストラリアからコアラのぬいぐるみが届き、現在も滞在しています。
 インターネット委員会の子ども達が参加しています。
(参照:)

(3)校内での研修・他校からの視察にたいしての取り組み
・課題プロジェクトチーム主催の電子メールの研修を二学期に実施。
 コンピュータ室、職員室の東と西、離れた場所からメールを送りあい、電子メールの
 仕組みの一端を研修しました。
・他県、また本県他市からの視察依頼に対して、職員が積極的に研究授業をし、機会を
 とらえた実践がすすめられた。 

○平成8年度の成果と課題
・活用方法と教育効果
 「出来るところから、また出来ることから始めよう」をモットーに取り組んで来た。
  コンピュータ室のクライアントの画面をコンピュータ室の大型ディスプレーに写し
 て、授業の際の提示用に活用。また、職員室のウィンドウズマシンをクライアントに、
 職員室での活用も盛んであった。文部省関係の文書を積極的にダウンして、職員にい
 ち早く配布する等、情報収集の道具としても活用された。
 そんな中でも積極的に活用出来たのは、上に記載した理科の学習で、熊本・香川・広
 島そして林間小学校、異なる地域がネットワークによって結ばれ、日々のお天気情報
 という身近なデータを交換し、学習に活かす事が出来た。

・技術的課題及びリテラシー
 クライアントが2台しかなく、授業等での活用も提示用がメインであった。
 既設のコンピュータを使って、文書作成・画像作成をし、担当者がHTML文書にセッ
 トして、ホームページ作りをしてきた。全教員が各自のホームページを作成する所
 まではいたらなかった。
  
○100校プロジェクトに参加して
  2年間に多くの方々が、林間小学校を訪れました。これは、インターネットに興味を持
ち、学習に効果的に活かせないか模索している人が多数いる事実を証明するものだ と思
います。幸い、全国の多くの学校に先立ちインターネットに接続され、実際に児童に体験
させ る事で、様々な教育的効果を先取りすることができました。WWWからは、子ども達
は 自分の知りたい情報を得ることができました。共同で行なった学習を通して、遠く離 
れていても、同じ学年の子どもたちは、同じ事を学んでいる事を実感としてとらえる 事が
できました。しかし一方では、遠くは遠くで、違った文化をもっていることも理 解出来ま
した。また自分達の学習を、多くの人々が支えてくれていることも知ること ができまし
た。 


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