高松小学校 Page1/2

100校プロジェクト 平成8年度実施状況


                  
○ネットワークの利用状況
<インターネットへの関心継続のために>
1.児童に向けて
インターネットに対する関心は児童一人一人の差が有り、それはキーボードの操作にお
いても同様のことがいえる。当たり前のことなのだがその差を少しでも縮めていけない
ものかと考えた。もちろん、起因するものは環境や指導体制等々・・・。いくつも挙げ
ることができるが、コンピュータに児童の意思で操作できる機会をできるだけ多く採っ
てみることにした。まず、コンピュータ室の使用を放課後、自由に解放し、職員室のイ
ンターネットが使えるクライアント1台を休み時間、放課後と自由解放に(昨年度は教
師の監督の下であった)した。(他校ではとっくに行われていることと思われる)この
ことで、友達同士誘い合いながら、ネットサーフィンや検索等、インターネットに関心
を寄せる児童の姿が多くみられた。
2.職員に向けて
年度の初めに、コンピュータ全般(主としてインターネット)の運営や管理を行うため
の母体となるコンピュータ委員会を組織する。
振り返れば、研修が中心となったのだが、その内容も職員移動の関係もあり、電源の入
れ方からスタートし、ブラウザの使い方、ネットサーフィン・・・と幅広いものとなっ
た。もちろん、細分化し定期的に行って実施していった。
3.高松町社会科資料作成委員会と河北郡視聴覚研究会
対外組織とも連携を図りながら取り組んできた。いずれも各校の視聴覚担当者が集う組
織である。まず高松町社会科資料作成委員会では地域教材の開発を主眼に置き、活動し
ているが、地域教材とインターネットの関わりはとても大きいのではないかと考えられ
る。実践については次項目で述べたい。
8月に本校コンピュータ室で河北郡視聴覚研究会を開催する。
一通りのインターネットに関する講話や体験の後、実際にメールの送受信を行った。
自分のメールに返事が返ってきたときの歓喜の声や表情は教師も児童も同じであった。
  この時はインターネットに関心がある先生が100名近く集まり、満室に近くインタ
ーネットの関心の高さがうかがえる。
○インターネット活用実践事例
3年生
・国語科「たこたこあがれ」で、教師が全国のたこの資料を検索し、博物館の資料を児童
に提示し、学習のまとめとして、模造紙でたこ地図を作成する。
・社会科「明るくゆたかなくらしを」で、町に出て施設を見学し、働く人たちに聞いてき
たことをまとめ、HPにリンクする。
・中郷小学校の企画で石川県にある新潟産の食品を調べる。あわせて、石川県の特産物も
調べ、メールにて発信する。
・理科で、もんしろちょうの成長記録をグループごとにキッドピクスで表し、HPにリン
クする。

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