高松小学校 Page2/2

100校プロジェクト 平成8年度実施状況 


・図工科で、高松町のじまんできるもの(特産物、歴史的事象、人物等)をキッドピク
スで表し、HPにリンクした。
5年
・社会科「伝統工業」で輪島塗に関する資料を検索し、輪島市のHPから画像や歴史的
 背景などの資料を児童に提示し、調べ学習の関心を持たせる手だてとした。
・「自動車工業」では、情報を検索し、グループ発表後の発展学習の資料として活用し
た。
・ひばり学級
障害を持つ児童達だが、教師のネットサーフィンを見ながら楽しそうに見ることがで
  きた。特に人物の画像に興味を示していた。
・社会科資料作成委員会
地域教材として「長柄用水」の開発について、背景調べ、画像とともにHPにリンク
  した。
○平成8年度の成果と課題
<教育効果>
まず、確実に言えることは、情報を多岐にわたり得ることでき、児童のあらゆる活動の
中に生かすことができたということである。自分達が調べたり、考えたり、或いは、い
きずまった時に新たな発見を見いだすことができた。そこには、感動や喜びも同時に存
在する。
他校とのメールを介しての情報の交換や交流では、知識を得る以上に、人と人とのつな
がりを得ることができた。そうなるのは自然の流れなのかもしれないが、インターネッ
トを活用をしていくなかで、1番大切なものであり、置き去りにしてはならないような
ものではないだろうか。
<問題点>
観点を設けるならば、詳細になり、いくつも浮かんでくるが、自分の心に1番深くある
ものを客観的に見つめてみると、やはり、職員のインターネットに対する、否、コンピ
ュタへの考え方の部分である。関心は誰もが持っていると思う。一人一人の考え方はも
ちろん違って当然なのだが、より多くの職員が、インターネットを児童とともに活用し
ていくにはどのようにしていけばいいのか。カリキュラム、組織、研修、環境、・・・
あらゆる観点から、考えて行かねばならない。
<プロジェクトに参加して>
もう、2年が経ったのかとしみじみ思う。
参加が決まり、私は、初めてコンピュータを購入した。つまり、インターネットはもち
ろんパソコン通信さえ知らなかったのである。この2年間は本当に目まぐるしく、その
間担当者も代わった。今は人並みの知識は有るつもりだが、正直、つらい時期もあった
ことは否めない。しかし、それ以上に子供達とともに得た喜びや感動は、「なぜつなが
らないのだろう」と打ちひしがれていた暗い心を払拭してしまうものがある。
インターネットは今後、新たなる展開を繰り広げていくことだろう。そして私は、いつ
の日か、普通教室で一人一台のコンピュータを使ってインターネットを活用する授業を
夢みながら次への取り組みを考えていきたい。
子供達に夢と感動を与えてくださった、CEC,IPA、そしてお世話になった方々に
深く感謝申しあげます

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