平成7年度共同利用企画
◆情報交換型利用企画◆
情報交換の場をつくり,参加者各々が情報を提供します。情報を選択して取り
込み,どのように活用するかは、それぞれの参加者の計画によります。
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教育素材・教材の交換
- 学習に利用可能な各種素材や教材を交換しました。主に教員の活動です。
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地域情報の交換
- 月ごとにテーマを決め、異なった地域の特色、ローカルなニュース、生徒
の考え方の違い等の情報交換を行ないました。
◆共同学習型利用企画◆
共通の目的を持って,参加者が共同・協調行動を行いました。
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全国市場調査
- 各地で品物の種類や価格調査を行い,物価や季節・地域による商品の違い
をまとめした。
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データベース作成
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全国のごみの収集方法についてのデータベースを共同制作しました。
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酸性雨の調査
- 降雨のPH測定を行いました。また,降り始めから単位量ごとの降雨
のサンプルを採取し専門機関で詳しい分析をし、得られたデータ,分析結果を
共有しました。
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一本の樹(生物生態調査)
- 参加校が,身近にある1本の樹木を継続的に観察し,
地域による変化の様子を比較しました。
◆ネットワークカンファレンス型利用企画◆
電子会議を実施しました。リアルタイムに情報伝達や意見交換をする形態の企
画です。
数週間にわたって会議空間を設定し意見交換する形態などを試みました。
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身の回りで起きている問題について
- 身の回りで起きていることについてネットワーク上で意見交換をすしまし
た。テーマは小,中,高校別に設定しました。
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有識者との意見交換
- 普段はなかなか接触できない人達とビデオリアルタイム会議等を実施しま
した。
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ネットワーク講演会
- ネットワーク上でバーチャルな講演を行い,問題提起,話題提供を行いま
した。質疑,意見交換もネットワーク上で行いました。
◆特殊教育共同利用企画◆
特殊教育諸学校の児童・生徒も可能であれば一般のテーマに積極的に参加して
いただくのが基本ですが、この類型では、障害に着目した企画を計画しました。
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特殊教育における利用
- 「障害による格差解消」を目的に,「特殊教育分野」においてインターネッ
トの有効利用を図る内容のテーマを実施。特定の障害分野に限定することなく
全体的視点にたって行いました。
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アクセシビリティ
- 視覚障害・肢体不自由において,インターネット利用におけるアクセシビ
リティの調査研究が行えるテーマを実施しました。
◆ネットワークコンテスト◆
デジタル化が可能な児童・生徒の創作を対象に、ネットワーク上に構築する仮
想展示空間を使ったコンテストを実施しました。
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ジャンル1
- 「私たちのまちの未来」をテーマに、CGコンテストを行ないました。
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ジャンル2
- 「幾何公園」(平成6年度IPA開発の3次元図形をデザインするソフト)
を用いて、3次元のモデリングのコンテストを実施しました。
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表彰式
- コンテストの結果について、こちらにまとめてあります。