II.「障害児向けWWWブラウザ
キッズブラウザ(仮称)」の試用評価


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2.本ソフトウェアの概要

2.1 動作条件

       本ソフトウェアの動作条件を以下に記す(表12)。

      表12.本ソフトウェアの動作条件
      OS Windows95/98、WindowsNT4.0Workstation(SP6以降)
      メモリ 32MB以上
      CRT 800×600、HighColor以上
      ハードディスク 5MB以上の空き容量
      その他 InternetExplore4.0SP1以上がインストール、セットアップされていること

2.2 機能

      2.2.1 先生用

         以下に先生用(図13)の各機能を記す。

        図13.先生用

        図13.先生用

        (1)ブラウザの背景

           子どもに提示する情報を少なくする為、本ソフトウェア以外の画面情報(ブラウザの背景となるデスクトップ画面)を隠す背景色を設定する(図14、但し、動作しないので、「工事中」のウインドウが表示)。

          図14.ブラウザの背景の設定

          図14.ブラウザの背景の設定

        (2)スタートページ

           本ソフトウェアのスタートページ(URL)を設定する(図15)。

          図15.スタートページの設定

          図15.スタートページの設定

        (3)アイコンの表示・非表示

           子どもに提示する情報を少なくする為、各アイコンの表示、非表示を設定する(図16、但し、動作しないので、「工事中」のウインドウが表示)。

          図16.アイコンの表示・非表示の設定

          図16.アイコンの表示・非表示の設定

        (4)アイコンの表示位置

           タッチスクリーンを使用している場合、アイコンが上部に表示されていると操作が困難であるため、下部に表示させるように設定する(図17、但し、動作しないので、「工事中」のウインドウが表示)。

          図17.アイコンの表示位置の設定

          図17.アイコンの表示位置の設定

        (5)入力の方法・時間

           ステップスキャン、オートスキャンを設定する。オートスキャンの場合、スキャン秒数を1秒単位で設定する(図18、但し、動作しないので、「工事中」のウインドウが表示)。

          図18.入力の方法・時間の設定

          図18.入力の方法・時間の設定

        (6)ユーザ側の書式設定

           CSSファイル(スタイルシート)を作成する。文字色、背景色、アクティブ、リンクの各色を設定し、CSSファイルを任意の場所に保存する(図19)。

          図19.ユーザ側の書式設定

          図19.ユーザ側の書式設定

          ※「ユーザ側の書式設定」を反映させるには、InternetExploreで以下の設定を行う。

          1. ツール→インターネットオプション→ユーザー補助を選択(図20)

          2. 「書式設定」の全てのチェックボタンをオン→「自分のスタイルシートでドキュメントの書式を設定する」のチェックボタンをオン(図21)

          3. 「参照」をクリックして、本ソフトウェアで作成、保存したCSSファイルを選択(図21)

          図20.InternetExplore上の設定1

          図20.InternetExplore上の設定1

          図21.InternetExplore上の設定2

          図21.InternetExplore上の設定2

        (7)HTMLファイルの指定

           ローカルに保存されているHTMLファイルを指定し、表示する(図22)。

          図22.HTMLファイルの指定

          図22.HTMLファイルの指定

      2.2.2 キーボードによる操作

         本ソフトウェア起動中、以下のキーボードによる操作が可能である(表13)。

        表13.キー一覧
        キー 動 作
        ESC 終了のウインドウを表示
        F11 マウスカーソルの形状が変化
        F12 マウスの移動範囲を制限、解除
        PrintScreen 画面を印刷
        Tab フォーカス枠(赤色の枠)が移動
        Shift+Tab フォーカス枠が逆方向に移動
        Enter フォーカス枠の選択内容を決定

      2.2.3 マウスの右クリック

         本ソフトウェア起動中、アイコン上でマウスを右クリックすると、先生用のウインドウが表示される。但し、以下の操作でマウスの右クリックのロックと解除ができる。

        1)ロックする

        • Shiftキーを押しながら、マウスの右ボタンを押す。

        • 先生用のウインドウが表示される。

        • 再度、Shiftキーを押しながら、マウスの右ボタンを押して、元の画面に戻る。以降、アイコン上でマウスの右ボタンを押しても、先生用のウインドウは表示されない。先生用のウインドウを表示するには、Shiftキーを押しながら、マウスの右ボタンを押す。

        2)ロックを解除する

        • CrtlキーとShiftキーを押しながら、アイコン上でマウスの右ボタンを押し、先生用のウインドウを表示させる。以降、マウスの右ボタンを押すと先生用のウインドウが表示される。



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