新100校プロジェクト 平成10年度実施報告

新潟県中頸城郡中郷村立中郷小学校

URL=http://www.nakagou-es.nakagou.niigata.jp/

1 インターネット利用状況

○インターネットを利用した村内小学校との共同調査の継続

今年度は、

・地域の自然とふれあいながら、自分たちの住む地域を見つめ直し、地域の良さに気付く。また、地域の身近な自然環境を調べることを通して、環境問題に関心をもつ。

・調査結果をネットワークを通して交換しながら、地域による違いを知り、それを生かして学習を深めていく。

 上記のねらいのもと、学年活動を仕組み、学年全体で環境問題に取り組んでいる。また、今年度も昨年度に引き続き、村内の小学校と共同調査を行うことにした。

(1)昨年度のデータを生かす

 今年度も昨年度に引き続き、4年生では片貝川を中心とした体験的な学習を行うことにした。今年度は、昨年度より環境教育的な色彩を色濃くし、年間を通じて中郷村の環境を調査することにした。 

 片貝川の調査にあたっては、昨年の4年生が行った実践を本校のホームページで調べ、自分たちが調べたいことを明確化した。ホームページには、昨年のデータが全て残っている。そのため、昨年度の4年生が片貝川の環境についてどこまで分かり、何がまだ分からないのかが明らかになった。

 また、昨年度の4年生の調査結果を見て、今年の片貝川を実際に調べてみたいという気持ちがとても強くなっていった。

(2)活動の実際

・こどもエコクラブへの参加

全国との連携を図るために、環境庁のこどもエコクラブに参加する。本校のホームページにエコクラブのコーナーを作り、環境庁のこどもエコクラブへリンクを張った。児童は、校内LANからこどもエコクラブの電子掲示板に自分の意見を書き込んだり、質問をしたりした。

・指標生物による共同環境調査

 児童は、昨年度片貝小学校が片貝川調査に協力してくれたことを知り、今年度も片貝川の共同調査を行うことを片貝小学校に提案をした。そして両校共通の指標生物を用いて、片貝川の環境調べを行った。昨年のホームページデータを参考に調査ポイントを1カ所から数カ所に広げた。この調査結果は、ファックスとホームページですぐに片貝小学校にも伝え、情報の共有化を図った。

片貝小学校は、中郷小学校の調査データを参考にしながら、すぐに片貝川の環境調査を行った。片貝小学校も昨年度のデータを生かし、昨年調査できなかったポイントの調査を行った。


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