一関市立桜町中学校 PAGE1/2


新100校プロジェクト 平成10年度実施報告


1. インタ−ネット利用状況

○ネットワ−ク状況

サ−バ−機1台、クライアント機2台(コンピュ−タ室1台、職員室1台)


実践報告1「学習会」
  学習会では、インタ−ネットがつながっているコンピュ−タで電子メ−ルとホ−ムペ−
ジの開き方の勉強をしました。親戚や友達の方でメ−ルを行っている方が増えてきている
のであき時間にメ−ルを出したりホ−ムペ−ジを開いたりしました。各教科のインタ−ネ
ット活用については、コンピュ−タの台数が十分でなかった為、活用実践をすることがで
きませんでした。

実践報告2「生徒の活動」
 生徒は、選択教科の時間や部活動の時間に行いましたが、主に部活動の活用が目立ちま
した。メ−ルは、クライアント機が1台のためほとんど使うことがなかったのですが、ホ
−ムペ−ジを見る時間は、順番を決めて見ていました。

実践報告3「ホ−ムペ−ジの更新」
 新しい企画は、ほとんど行えませんでしたが、月毎の行事予定や、メインペ−ジの更新、
生徒会活動の更新などは、定期的に行えました。
 生徒が使用しているコンピュ−タは、老朽化のためワ−プロで文章を作成したものを教
師が、HTML形式に直して載せていくという形で行いました。

実践報告4「全国マルチメディア祭への参加」
  9月に岩手県で開催された全国マルチメディア祭に参加しました。目的は、岩手県の各
会場に分かれ地域の特性に応じた情報化への取り組みの輪を広げ、全国的な地域情報化の
推進を図るため行われるものでした。この中の会場のひとつである、平泉会場で、「奥の
細道クイズ」を実施しました。「奥の細道クイズ」はメイン会場の平泉郷土博物館から一
関近隣の3つの公民館にクイズを出し各中学校対抗で得点を競うゲ−ムでした。奥の細道
クイズでは、問題は部顧問が作りましたが、3択問題の解答は、桜町中学校の情報科学部
の生徒が作りました。生徒が作った解答は、ユ−モアのある選択が多く当日とても盛り上
がりました。

2.平成10年度の成果と課題

  平成10年度は、前年度と同じようにMS-DOSの機械しかなくインタ−ネットを取り入れた
本格的な授業はできませんでした。実践例はありませんが、生徒は、全国に先駆けてインタ
−ネットが導入されみんなが作った作品が、全世界で見られると言う事を話すとすごいこと
だと言う事は、感じていました。技術の授業でもコンピュ−タをもっとやりたいという生徒
が大変多く、意欲的な態度が見受けられました。
  また、先生方のなかにもコンピュ−タをやってみようという先生方が増え、インタ−ネッ
ト、ワ−プロ、表計算を使う回数も前年度より多くなりました。
  部活動でもインタ−ネットができる日を心待ちにしている生徒が多く、順番のことで喧嘩
になることもしばしばありました。コンピュ−タは、興味関心や、自主的に取り組ませるに
は、大きな成果が期待できると思います。コンピュ−タを使うときの約束事を認識させるの
は、たいへん重要なことだと感じました。
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