第2学期に、第1学年の生徒がイタリアの学校との間でメールを交換した。英語の学習を始めたばかりということもあって、生徒は十分な英語も使えずたいへん苦労した。
これまで海外の学校との交流を行う際には、有志の形でチームを編成していたが、今回はできるだけ授業を利用して行おうとした。ただし、交流の基本的な手段がメールであったので、一学年約120人の生徒を同時に交流させることは困難であった。
そこで、次のようなグループを編成した。
・ 企画班
・ 英語翻訳班
・ ホームページ作成班
海外と交流することになって、生徒は自分たちの身の回りのことに注目し始めた。海外 の友達に自分のことを紹介するためには、自分たちの周囲のことに詳しくならなければな らない。交流を始めるにあたって、自分が自分自身に関して何も知らないことに気づいて いった。そこで、もう一度自分たちのことを調べ直す活動を始めた。時間的な余裕がなかっ たので、生徒は、とりあえず、四季折々の日本の行事や学校行事を伝えることができるよ うにホームページを工夫した。
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