新100校プロジェクト 平成10年度実施報告
盛岡白百合学園中学高等学校 Page1/2
○インターネット利用状況
・実践項目1 「ネットワークの移設研究」平成9年度〜平成10年度  インターネットの接続を自主財源で行うためにNTTのOCN(デジタル128k/bps)へ移行。 同時に、サーバをNEC製パソコンからOCN学校パッケージ(BSD系UNIX)に変更。4月から 本格運用を開始し、現在安定運用中である。 ・実践項目2 「全国マルチメディア祭北上川ガバナーズシップへの参加」 平成10年8月  岩手県盛岡市の南大橋を出発して岩手県川崎村水辺プラザまで80キロをゴムボートで 下る計画。河川からのデジタル携帯機器利用のデータ通信・リアルタイムホームページ作 成は、事実上これが世界初の試みとなる。生態調査・地質調査・水質調査・環境調査を各 種デジタル計測器を使用して行い、その結果は携帯電話を使用してホームページをリアル タイムにて作成していく。  なお、この事業は「IWATE・UNU・NTT環境ネットワークプロジェクト」(岩手県生活環 境部・国際連合大学高等研究所・NTTマルチメディアシステム総合研究所)の1つとして 行われた。また当初予定していた9月4・5・6日の本番は本県を襲った集中豪雨により中止 となり、9月25・26・27日の「北上川フェア98」にて実施された。 ・実践項目3 「岩手県教育工学研究大会運営」 平成10年9月2日  第36回岩手県教育工学研究会を理事として大会運営補助。大会テーマは「マルチメディ アと子供たち」で内容は講演、公開授業、分科会。場所は岩手大学教育学部付属小学校。 ・実践項目4 「教育委員会の視察」 平成10年9月14日  岩手県野田村教育委員会が、インターネット先進校の視察として来校。本校におけるイ ンターネットの教育利用を説明し実習を行う。 ・実践項目5 「課題研究」 平成10年10月〜12月  高校三年生を対象とした、選択科目「コンピュータ」の課題研究として、生徒の研究成 果をホームページ上で公開。平成8年度から実施しており三年目の実践である。 ・実践項目6 「校内教員対象の電子メール講習会実施」 平成10年10月21日  毎年、校内の教員を対象とした各種講習会を実施しているが、今年度は電子メールの講 習会を実施。現在では、教員の約3分の1が、電子メールを利用している。 ・実践項目7 「北上川地域の情報提供実験」 平成10年10月〜11月  この事業は、建設省、国土庁、厚生省、文部省、通産省、郵政省が連携して実施するも ので河川からのリアルタイムホームページがどこまで可能か実証実験を行った。

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