東北学院中学高等学校 Page2/2

新100校プロジェクト 平成10年度実施報告

1.5 重点企画「ライブカメラ」への参加
 昨年実施したライブカメラのセッテインクがそのまま1年間動き続けた,システム
運用者が他の企画に時間をとられ画像の整理ができておらず,現在のところリアルタ
イムの映像のみの提供である

1.6 重点企画「教育用レイティングシステムの運用実験」への参加
 教育用レイティングシステムの運用実験に委員として参加した。

2. 校内におけるインターネット活用の活性化
 今年度は、(株)ネットワークバリューコンポーネンツより、無償で10-BASE-Tの
ケーブルを提供して戴いた。それを機に、ネットディ(教員自身の手でLANケーブル
敷設)を展開した。教員が希望し,自分で機器の準備・管理ができ,機器のハード
ウェアアドレスを登録したのちIPを発行し、教員が通常の生活において職員室の自
分の机の上からインターネット利用できるようになった。
 また,インターネット活用の重要性が校内でも認識されてきたため、「t−ml」
と「net−meet」の2種類の教員用校内メーリングリストを立ち上げた。
 メーリングリスト「t−net」は、メールの使用登録をした全ユーザ(教職員
30人)が参加しており、コンピュータ一般の相談メーリングリストとなっている。
そのためシステム運用者の担当していた細かい質問は,多くのサポーターにより解
決するようになった。
 メーリングリスト「net−meet」は,ネットワークの運用の打ち合わせ,
相談メーリングリストとして、教職員11人で展開している。

3.平成10年度の成果と課題
 新100校の最後の年を迎え,これまでは地域で先進的取り組みをしている教員
を対象にメーリングリスト(EDUNET)やホームページ作成講習会・インターネット
体験研修会等の対外的(啓蒙活動)を企画してきたが,今年度は校内の教師教育と
基盤固めの時期であったと言える。
 次年度の自主回線確保に成功し,校内の教師(86人中32名)が電子メール・
WWWを活用しする状況となり。今後さらに多くの教員がネットワーク活用を希望
すると思われる。
 今後の課題として,教員のネットワーク利用を問題なく展開するために,既存の
規則(ネットワーク無しの環境で作成された規則)と調和させ,新たに発生するネ
ットワーク利用上の問題点をクリアするような運用規程を構築しなければならない。

4.新100校プロジェクトに参加して

4.1 地域の核としての活動(研究会、研修会、イベント)
○平成10年 5月20日 OR学会全国大会シンポジウム 
  会場:仙台青年文化センター
  テーマ「100校プロジェクトの経験」担当 井口
○平成10年 6月  8日 宮城県教育研修センター「マルチメディア研修」
  会場 宮城県教育研修センター
  内容 「マルチメディア(インターネットを含む)について」担当 井口
○平成10年11月10日 宮城県教育研修センター「マルチメディア研修」
  会場 宮城県教育研修センター
  内容 「マルチメディア(インターネットを含む)について」担当 井口
○平成10年11月30日 CEC「北海道・東北地区活用研究会」
  会場 札幌サンプラザ
  内容 「オンラインディベートとネットワークコミュニケーション」担当 名越
○平成11年3月4日 CEC「新100校プロジェクト成果発表会」
  会場 京王プラザホテル
  内容 「オンラインディベートにおける新聞データベースの活用」担当 名越

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