多摩大学目黒中学高等学校【1/2】


新100校プロジェクト 平成10年度実施報告 【1/2】


○インターネットの利用状況
 
@重点企画「高度化技術企画:教育用レイティングシステムの運用実験」への参加
本年度は、校内におけるレイティングの基準を、生徒達によるある程度自由なネットの利用から模索した
→本年度から、高等学校が共学化したため、本校としてのガイドラインの設定が必要となった。
 
A重点企画「高度化教育企画:既存データベースの活用」への参加 
昨年から引き続いての参加であったが、本年度は設備設置に時間を要したため、生徒を交えた教育活動に組み込むことが出来なかった。
 
BWWWによる地元目黒の紹介及び情報発信
昨年から引き続いての活動である。
 
C校内LANの整備
2つのパソコン教室と職員室をLANで接続して、教職員のネット利用の強化に努めた。
 
DThinkQuest '99 への参加
生徒たちのネット利用の活性化及び技術の向上を目指して、少しずつでも参加できる生徒の育成に努めたい。
 
○平成10年度の活動について  
 
本年度は、[TRAIN]に委託していた回線の自主財源化が最も大きな課題となり、新規回線を確保出来るまでは活動を見合わせることとなった(実質、5〜7月が空白期間となった)。本校では後述の通り”OCNスクールパック”を採用して回線の設置が完了したのは7月上旬であった。その後、校内LANの設定等を行って施設の利用が可能となったのは、実質二学期からであり本年度は停滞の年であった。
 
年初から、どのようなスタンスでサーバーを構築し専用回線を引くかについて、次のような観点を考慮することとした。
@ サーバーのメンテナンスを出来る限り簡潔にする。
→今年度より本校は、高等学校が普通科のみの共学校(商業科の募集を廃止)となり、普通科教育の中でコンピュータを利用した情報教育を高校1年次に2単位、情報コース選択者はさらに2年次の4単位を習得することとなった。これに伴い1人でのサーバー管理ではなく数人で管理ができる体制を築くことが必要となった。
A サーバーが安定して稼働する。  
B コストをできるだけ抑制する。  
C デジタル専用回線とする。
→昨年度のネットワークを利用した授業企画の研究の結果、コスト面を考慮してもアナログ回線ではニーズに応えられないと判断した。   
   
以上を考慮した結果、NTTのOCNスクールパックの導入を図ることとした。
 

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