富山県立大門高等学校 Page1/2


新100校プロジェクト 平成10年度実施報告 
  


○インターネット利用状況
1.1年生全員『情報科学』
 1学期・・・基本的なネットワークコンピュータの利用技術の習得
       ワープロ,表計算,メール,ネチケットなどを学習
 2学期・・@BASICの基礎,
      A本を1冊読み,外部にリンクもつけた図書館蔵書データベース個人ページの作成
 3学期・・BBASICの応用,
      Cグループで活動し,様々な情報を集め,ワープロ,表計算,お絵かきの各ソフトウェアー	
     	    とデジタルカメラやデジタルビデオで撮った画像などでホームページを制作し情報の統合
       を行う。

2.2年生課題研究『総合数学』『情報化学』
 (1)数学班,化学班,環境班に分かれて課題研究の実施
 (2)課題研究項目
 <数学班>
  ●平面上のベクトル ●円周率の求め方 ●水漏れシミュレーション ●確率 ●立体図形
  ●10枚のコイン投げの試行 ●面積 ●3次元図形 ●グラフでお絵かき 
  ●お梅雨隠しの数遊び ●フィボナッチ数列
 <化学班>
  ●電池の実験 ●燃焼熱の測定 ●カリウムの炎色反応 ●化学反応の速さ ●定性分析
  ●アントシアニンによる中和滴定 ●炎色反応による花火の生成 ●酒作り ●電気分解と電池
 <環境班>
  ●海水を真水にする ●有機物の浄化

3.2年生文系『情報メディア』授業新設
 「家族」というメインテーマを設定し,17名の生徒が課題研究を1年間行った。指導は,国語,社会,
英語科の3名の教員で行い,事前に打ち合わせを繰り返し授業に臨んだ。上記2.の課題研究とともに
校内での発表会を行い、その成果をホームページに掲載した。

4.国際環境サミットに向けたトレーニングセッション
 平成10年12月11日,12日の2日間,アメリカから先生を招き,次回サミットに向けたトレーニング・
セッションを本校で開催した。このセッションには30名の生徒が参加し,環境問題の捉え方,考え方
など多くのレクチャーを受けた。また,イスラエル,オーストラリア,日本の3カ国で同時にチャット
を行い,交流を深めた。その後,電子メールを中心に交流を行っている。今年9月,オーストラリアで
開催される第2回国際環境サミットに向けて活動中である。

5.電子メールおよびWWWを利用した遠隔授業
 数学の課題研究授業の班別で,大学の先生とWebページとメールを利用した遠隔授業を実施した。

6.電子メールを利用した読書会
 昨年に引き続き事前にメーリングリストを作り,感想や意見を書き込み,それに対する意見を入れた。
昨年よりも指導する先生にも余裕ができ,スムーズな運営ができた。来年度は,一般の人や他の学校も
巻き込みたい。

7.社会教育 
 学校開放講座「インターネット講習会」を行った。講師は,大門高校職員が担当し,延20時間,
一般社会人40名に対して実施した。

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