熊本県立小川工業高等学校 Page2/2

「新100校プロジェクト」 平成10年度実施報告

 ・技術的課題
   ・ 有害情報に対する対策
       → フィルタリングソフトウェア導入支援プログラム検証中 
   ・ 情報機器などの陳腐化
      インターネットに関する様々な利用技術の多様化・高度化が日々進歩して
     いて、ハードウェア(サーバ・ルータ・クライアントなど)やソフトウェア
     (サーバ構築ソフトウェア・クライアント利用ソフトウェアなど)の陳腐化
     が加速度的である。
   ・ 教師と生徒の間に情報逆格差が出てきている。

 ・リテラシー
    インターネットの普及に伴い、個人レベルで自宅から利用する者もいて、イン
   ターネットに対する意識・意欲の変化が顕著である。
    インターネットを技術的に理解し、活かしていく能力すなわち、情報リテラシ
   ーおよびメディアリテラシーは、マスコミ・書物など生徒を取り巻く環境を考え
   ていくと、ますます高まっていくものと考えられる。

 ・ その他
    研修会ほか
     ・ 平成10年 6月 4日: 「ニュー・タッチ計画」教職員養成研修発表
     ・ 平成10年 7月21日〜24日: 開放講座(インターネット)
     ・ 平成10年 7月30日: 宇城地区図書館関係職員研修会
     ・ 平成10年 8月 3日: 中学生一日体験入学(概要説明・デモ)
     ・ 平成10年 8月 4日: 「ニュー・タッチ計画」教員研修会(参加者50名)
     ・ 平成10年 8月10日: 宇城地区情報教育研修会     (参加者40名)
     ・ 平成10年 8月25日: 宇城管内小・中学校事務職員研修会(参加者15名)
     ・ 平成10年10月29日: 高等学校初任者研修参観研修
    視察・見学を受けたもの
      県教育委員会、熊本工業大学、八代工業高等専門学校、鹿児島水産高校、
      県内の小・中・高等学校

3 「新100校プロジェクト」に参加して
    「通信費を気にせず、積極的にインターネットに触れることができたことは、
   教職員・生徒にとって、とてもラッキーなことであった。」と、インターネット
   を利用した教職員が一様に感想を述べてくれました。  
    しかも、「100校プロジェクト」「新100校プロジェクト」という先進的な
   取り組みに参加できたことは、多くの学校との教職員間・生徒間交流、技術交流な
   どを促進する上でまたとないきっかけと成り得たと思います。
    これまでの4年間の実績を踏まえて、本校は新たに熊本県教育委員会から文部省
   の平成10・11・12年度「光ファイバー網による学校ネットワーク活用方法研
   究開発事業」研究実践校に指定を受けました。
    これも、ひとえに本プロジェクト対象校として、数多くの体験をさせていただい
   たおかげと、深く感謝いたしております。今後は、これまでの4年間の蓄積を活か
   しつつ、新たな課題に向かって取り組んでいくつもりです。
    ここに、多くの面でご指導・ご協力をいただきました通産省・文部省・IPA・
   CEC・富士通・地域NOC・NTTはじめ多くの関係された方々に厚く感謝申し
   上げます。

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