本システムはWWW上のホームページの形式で提供されている。図1に示すトップページのアクセス後、検索のページへリンクされている。
ユーザー登録が行われていないホストからのアクセスがあった場合、アクセスができない旨の表示があり、利用資格を表示し、利用登録方法を示すページへリンクが行われている。
利用者が最初に新聞記事データベースにアクセスしたとき、および一定期間経過後初めてアクセスした際には、図2のように使用上の注意が表示される。ここでは著作権関係の注意事項が記述されている
これらを通過後、図3のような検索のページが表示される。
検索ページではキーワード、日付、検索方法などを入力し、Searchボタンをクリックすることにより、検索を開始することができる。ここで再度ユーザーとパスワードが要求される。入力されたデータはサーバ側に送られ、DB検索エンジンで処理が行われた後、HTML形式で検索結果がブラウザに返され、図4のように表示される。
検索範囲としては、(1)全文、(2)見出しのみの指定が可能である。また検索方法としては(1)任意の文字列による検索、(2)キーワードによる検索が可能である。これらはすべてサーバ上でPerlで記述されたCGIプログラムによって処理されている。検索においては特別なプログラムを必要とせず、UNIX上のツールとして提供されている、grepとwaisが用いられている。
検索キーとして用いられる言葉が長い場合は自動的に複数の単語に区切られ、OR検索が行われる。AND検索による絞り込みを行うためには検索のスタイルの項目を「全文の組み合わせ検索」に設定する必要がある。
検索の結果、得られた記事の一覧が表示される。表示される記事は、記事中にどのくらいキーワードが含まれていたかによってランキングされ、ランクの高いものから順に指定個数表示される。また、それぞれの記事中でキーワードを含む部分の断片が最大5個提示される。その際、キーワードは*で囲まれた形で表示される。
このとき、検索画面で入力した画面が最初に提示されるため、再度検索条件を追加して再検索することなどが容易に行える。
検索結果に表示されたSeeボタンをクリックすることにより、図5のように記事本文を表示することが可能である。表示された記事は見出しを大文字で表示し、記事本文はその下に表示される。表示記事には記事ID、日付、提供メディア(地方版の場合の掲載ページなど)を同時に表示している。
本データベースで取り扱うのは記事本文のみであるため、写真等の表示は行えない。