平成10年6月から9月にかけて、akinotano−ML等においてデータベース利用参加校の募集がアナウンスされた。同時にCECのホームページでも重点企画がアナウンスされ、参加校の募集を行った。最終的に登録された学校は高等学校24校、うち中学校併設学校が5校であった。昨年度より8校多くご参加いただいた。本実験に参加頂いた学校は以下の通りである。
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大阪府立今宮工業高等学校
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東金女子高等学校
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大阪府立今宮工業高等学校(定時制)
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熊本県立小川工業高等学校
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茨城県立岩井高等学校
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富山県立富山西高等学校
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富山県立大門高等学校
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神戸市立摩耶兵庫高等学校
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多摩大学目黒中学高等学校
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大阪府立柴島高等学校
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米子南商業高等学校
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埼玉県浦和市立高等学校
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熊本国府高等学校
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沖縄県立美里高等学校
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清泉女学院中学高等学校
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和歌山県立和歌山高等学校
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松山東雲中・高等学校
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岡山県立岡山芳泉高等学校
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同志社国際中学校・高等学校
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愛媛県立新居浜工業高等学校
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千葉県立野田高等学校
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東北学院中学高等学校
参加校の募集にあたって、その利用目的、利用方法等を聞いたところ、その中心では地歴科、公民科といった社会科科目での利用であり、一部課題研究用、就職動向の調査などの目的が書かれていた。生徒の利用が中心であるが、教師の教材作成用などにも用いたい旨の記述も多く見られた。
その他、情報関連科目における情報検索・情報活用能力育成のための教材としての利用や、家庭科での利用、国語科における「春秋」の活用などが計画されているとの記述が見られた。
応募頂いた学校の多くが総合学科を持っている学校であることも特徴的である。これらの学校では課題研究を行っているところが多く、今後総合学科が増加することを考えると、本研究が大きな意味を持っていることがわかる。
また、本年度は新たに「ディベート」のための資料収集に活用することが計画されている。100校プロジェクトの自主企画「オンラインディベート」において、本システムが資料収集等に活用された。
利用目的等の詳細は付録を参照されたい