備考:添付ファイルの付け方・受け取り方

電子メールでは,文字(テキスト)だけでなく,ワープロソフトや表計算ソフトなど応用ソフト(アプリケーションソフト)で作成したファイルや画像ファイルなども電子メールに付随させて添付ファイルの形で送受信させることができます。この機能を使うと,例えば同じワープロソフトを使っている先生から添付ファイルの形で指導案を送ってもらえば,そのまま自分のコンピュータにワープロソフトのファイルとして取り入れることができ,手直し等をすればすぐ使えるようになります。そこでここではこのように大変便利な「添付ファイル」の送り方と受け取り方について簡単に説明していきましょう。

○添付ファイルの送り方

  1. Outlook Expressを起動させ,前述したような方法で相手のアドレス,本文等を打込みます。
  2. 添付ファイルを指定します。  「挿入」−「ファイルの添付」とクリックするかもしくはのマークのアイコンをクリックします。(@)

    すると「添付ファイルの挿入」の画面になりますので,添付したいファイルのあるフォルダ,ファイルを指定して「添付」をクリックするか,選んだファイルをそのままダブルクリックをします。(A)

    これでファイルが添付されましたので後は前と同じような形で送信して下さい。

(注意)添付ファイルを送る場合は,以下の点に注意して下さい。

  1. 送った相手が自分が送ったファイルを開けるソフトを持っているかを確認します。そうしなければいくら素晴らしいファイルでも相手は見ることもできません。
  2. もちろんファイルはそのままの形でも送れますが,「圧縮」という作業をしてファイルを小さくするのが普通です。ファイルが大きいと送受信に時間を取り,電話代などがかかるだけでなく,相手のメール・ボックスに入りきれない場合もあります。(普通,プロバイダにある個人のメール・ボックスは2Mバイトまでです)
  3. 「圧縮」してファイルを送る場合,相手はそのファイルを元に戻す「解凍」という作業が必要です。ですから相手が「解凍」できるソフトを持っているかの確認も必要です。 このようなことから,添付ファイルを送る場合,作成したソフト名と圧縮した場合はその形式をメールに添えるのが礼儀といえます。
    ※「圧縮・解凍」についてはここではふれられませんので,コンピュータに詳しい人に聞いたり参考の本を読むようにして下さい。

○添付ファイルの受け取り方

受け取り方も前に記述した方法と全く同じです。メールに添付ファイルが付随している場合には,メールの内容を画面下に表示させるとメールのタイトルの右にのマークが付いています。(B)

これを押し,表示されたファイルをクリックすると確認(C)と保存先を指定する画面が出てきます。(D)


自分で分かる保存先を指定し,保存した後は普通のファイルと同じように,対応したソフトで開くことができます。

(注意)添付ファイルを受け取った場合は以下の点に注意して下さい。

  1. 外部から送られてきた添付ファイルの中にはコンピュータのプログラムを壊してしまう「ウィルスソフト」が入っていることもあります。ですから友人など知っている人から以外のものはむやみに開かない方がよいでしょう。 勝手に送られたものについては,送信者にメールで確認するか,すぐに削除した方がよいと思います。
  2. 「圧縮」されて送られてきたファイルは「解凍」という作業が必要です。
    ※「圧縮」ファイルの中にも自己解凍ファイルといって「解凍」ソフトがなくとも自動的に「解凍」できるものもありますが,このあたりも詳しい人に聞いた方がよいでしょう。

メニューに戻る | 次のページへ進む