HOME 高等学校等における情報教育の実態に関する調査研究
当財団ではこのたび、経済産業省が進めている「情報大航海プロジェクト」の一環として、「『情報大航海時代』に おける制度的課題に対する高等学校等における情報教育の実態調査」を経済産業省のご指導のもとで実施しました。
この調査では、制度的課題の解決策の検討に必要な、人材面での育成要件を明確にすることを背景としつつ、高等学校等における情報教育に係る実情、課題、あるべき方向等について明らかにし、教科「情報」の充実・発展に寄与することを目的としています。
また「有識者委員会の開催」、「アンケート調査の実施」、「ワークショップの開催」の3本柱で調査を実施しました。
高等学校等の情報教育に関わる有識者に委員を委嘱し委員会を構成し、高等学校等における教科「情報」の実態を把握するために、昨年度実施したアンケート結果や地域個別ヒアリングをもとに、情報教育の効果的実施の方向性の模索などについて検討する。 また、委員会開催にあたっては、必要に応じて教科書会社などからオブザーバの参加を求める。
平成21年度 高等学校等における教科「情報」に関する調査研究委員会のメンバーは以下の通りです。
委嘱名 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
委員長 | 小泉 力一 | 尚美学園大学 教授 |
副委員長 | 久野 靖 | 筑波大学大学院 教授 |
委員 | 高橋 参吉 | 千里金蘭大学 教授 |
委員 | 宮寺 庸造 | 東京学芸大学 教授 |
委員 | 佐藤 義弘 | 東京都立東大和高等学校 教諭 |
委員 | 村松 祐子 | 富士通株式会社 |
委員 | 井上 義裕 | 日本電気株式会社 |
デジタル新世代の人財を企業で活かす
〜「情報化社会の人材育成」を担う高等学校教科「情報」の実態と期待〜
「情報」をいかに活用するかが国際競争力を左右する現在、デジタル新世代の若者を企業はどう育成し、どう活用していくのか、また、彼らに企業や社会が求める能力とは何かについて語った。
その能力育成の一端を担う、高等学校での「情報教育」の実態を踏まえ、企業と高等学校教育関係者での討論を通して、デジタル新世代の人材育成と教科「情報」の充実のために関係者が連携して何ができるか、必要かを浮かび上がらせた。
ディスカッションで使用したプレゼンテーション資料(pdf)は以下からダウンロードできます。