企画の内容


 Javaなどで作成したWeb上で動作する教育用ソフトウェアは、従来の教育用ソフトウェアと異なり、授業の中で短時間で利用するようなコンパクトな教材ソフトウェアの場合、比較的容易にプログラミング作成が可能です。
 また、実行時のインストール作業も必要なく、学校などの使う場所でソフトウェアの動作確認(内容確認)することが出来ます。これらの点から教育においてソフトウェアの共同作成や共有化に適していると思われます。

 本企画では、この様な小さな教材ソフトウェアを共同で作成し、蓄積し、共有利用を図りインターネットの教育利用の応用拡大を狙います。
 また、この様なソフトウェア作成は技術的に新しい為、教育利用においてどの様に適用できるか、また適した教科・教材や作成技術について国内において一般化されておりません。そのため研究グループを設置し、本企画を進めて行くとともに、今後のインターネット上で共有可能な教育用ソフトウェアの効果的な作成についてその方法や課題などを調査して行きます。


本企画では大きく分けて2つの活動を行ないます。

a.教育用ソフトウェアの共同作成と利用

b.今後の容易な開発の要件の調査


1997.9.8