Vol. 12

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【めるまがM・A・P】 2009.09.25号 Vol.12
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

こんにちは。マイタウンマップ・コンクール事務局です。

こちらのメルマガは、【めるまがM・A・P】と題しまして、
日頃お世話になっている皆さま・メルマガにご登録頂いた皆さまへ
お送りしている、マイタウンマップ・コンクールの情報メールです。

※毎月1回配信


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ▼ 今 月 の も く じ ▼
--------------------------------------------------
【1】 事務局からのお知らせ
【2】 実行委員からのメッセージ
     村川委員
     宇治橋委員
【3】 好奇心M・A・P
【4】 編集後記
--------------------------------------------------
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】 事務局からのお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

公式サイトの更新情報です。
「街-machi-」をアップしました!

今回は、徳島で用事を済ませた後、兵庫県の播州地方にお邪魔してきました。
徳島県では、表彰式以来、約6ヶ月ぶりとなるあの先生と再会し、
兵庫県では、マイタウンマップ・コンクールと関わりの深い方に再会したそうです。

さて、今回はどんな出会いがあり、どんなことを感じたのか。

▼旅の様子はこちらから。
http://www.mytownmap.or.jp/machi/vol_11/01.html

ぜひご覧ください。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】 実行委員からのメッセージ 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※配信後は、公式サイトにて随時掲載しております。


*****************************************
地域の「ひと・こと・もの」を発信しよう
村川 雅弘
*****************************************

あなたの周りを見渡してみよう。そして、じっくりとかかわってみよう。
あなたの身近な地域には、あなたに見出され、多くの人々に知ってもらえることを
待っている秘密や宝物がたくさん埋もれています。人々をなごませてくれる自然、
絶滅の危機にある愛すべき生きものたち、多くの人たちを楽しませてくれる
伝統や文化など、味わっていただきたい特産物、知っていただきたい素晴らしい人々。

仲間と出かけてみよう。地域と触れ、愛し、発見した素敵な「ひと・こと・もの」
をあなたの手で整理しほんの少し味付けをして発信しませんか。

一人でじっくり取り組んだ作品でも、仲間とわいわい取り組んだ成果でも
いいです。
私たちは「あなたの町のちょっと素敵なひと・もの・こと」を待っています。
バーチャルな手段の中であっても皆さんの思いや感動、地域の香りや人々の
息づかいが感じられる、リアリティのある作品との出会いを期待しています。


-----------------------------
村川雅弘 氏 プロフィール
-----------------------------
鳴門教育大学教職大学院教授
1955年兵庫県生まれ。大阪大学人間科学部卒業・大学院修了。

大阪大学人間科学部助手、鳴門教育大学助教授等を経て、現職。
教育工学、カリキュラム開発、総合的な学習、生活科、
ワークショップ研修を専門とし、学校現場や教育センターに赴き、
カリキュラム開発や授業づくり、教員研修を協同的に展開している。



*****************************************
地域を「見つめなおす」作品を
宇治橋 祐之
*****************************************

マイタウンマップコンクールの審査をさせていただくたびに、
新しい発見があります。
「こんな地域があるんだ、こんな活動をしているんだ」という発見もありますし、
「こんな風に表現の工夫をしているんだ」という発見もあります。

日々暮らす中で自分たちは当たり前だと思っていることが他の地域から見ると
びっくりすることだったり、人に説明することで自分たちの地域が
よりわかることもあるでしょう。
地域をただ「見る」だけでなく「見つめなおす」ことが、ポイントかと思います。

見つめなおすためには、まずは「外の人の視線でみてみる」、
「他の地域と比べてみる」、そのとき過去のコンクールの受賞作が役に立つで
しょう。

その上で、地域をあらためて見つめ直し表現の工夫を加えていくことで
いい作品が生まれてくると思います。
今年はどんな作品と出会えるのか、今から楽しみにしています。


-----------------------------
宇治橋祐之 氏 プロフィール
-----------------------------
日本放送協会
制作局第一制作センター(青少年・教育番組)専任ディレクター

早稲田大学第一文学部卒業
1989年NHK入局、小学校から高校までの学校教育番組を中心に、教育情報
番組や授業実践のドキュメンタリー番組等を制作。あわせてWebやCD-ROM等の
制作も行う。
1999年から2000年までアメリカの公共放送局(ワシントンD.C)に派遣。
帰国後は教育の情報化に対応したNHKデジタル教材の開発・制作に携わる。
主な制作番組に「教室にやってきた未来」、NHKデジタル教材「おこめ」、
「メディアがひらく教育の未来」など。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】好奇心M・A・P
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

“知的好奇心の旅へ出よう!”をテーマに、
子どもも大人も楽しめるワークショップやセミナーをご紹介!

東京だけではなく、北は北海道、南は沖縄まで!
全国各地のワークショップ情報をお届けします。


↓ 今月のおすすめはこちら ↓


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【コンピュータ教育開発センター】
デジタル新世代の人財を企業で活かす
〜「情報化社会の人材育成」を担う高等学校教科「情報」の実態と期待〜
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コンピュータ教育開発センター(CEC)は
経済産業省、文部科学省など6府省が共同で推進している
平成21年度情報化月間の行事に参加し、パネル討論会を開催します。

教科「情報」が抱える課題や、近い将来に予想される問題、
備えをどうすべきか、企業は何を期待しているのか、
連携して何ができるのかなどなど、
会場の皆様との意見交換も予定しています。

積極的な参加お待ちしております!

【日時】 2009年10月1日(木)11:00〜12:30
【会場】 ANAインターコンチネンタルホテル東京 B1F「オーロラ」(予定)

【コーディネータ】
 小泉力一(尚美学園大学教授)
【パネリスト(予定)】
 川口敦子(森永乳業株式会社 情報システム部人材計画担当)
 高野恭子(富士通株式会社 人材採用センター)
 佐藤義弘(東大和高等学校教諭 教科「情報」担当)
 高橋参吉(千里金蘭大学教授 「情報」,情報担当教員支援)
 ※敬称略

【受付期間(予定)】 9月7日(月)〜9月28日(月)
【申込み方法】 当日の参加も可能ですが、参加人数把握のため事前申込みをお願いします。
※参加費無料

▼詳しくは、下記サイトをご覧ください。
http://www.cec.or.jp/e2e/symp/21anatokyo_c.html



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【CANVAS/慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科】
●第6回 ワークショップコレクション
〜こどものためのワークショップ博覧会〜●
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

国内最大規模の“こども向けワークショップの博覧会”である
「ワークショップコレクション」が2010年2月にまたやってくる!
「第6回ワークショップコレクション」の会場は
慶應義塾大学日吉キャンパス(神奈川県横浜市)。
これまでよりも、一回り実施規模を大きくして実施予定です!

現在、イベントへのワークショップ出展者の募集を行っております。
皆さま、ふるってのご応募をお待ちいたしております!

公式ホームページ http://www.wsc.or.jp
出展者募集ページ http://www.wsc.or.jp/WSC_bosyu.html


また、第6回ワークショップコレクション出展ワークショップを対象に
「ワークショップコレクションAWARD(仮称)」も開催予定です!

【イベント開催日時】 2010年2月27日(土)〜28日(日) 11:00〜18:00
※ワークショップは時間未定
【会場】 慶應義塾大学日吉キャンパス 第4校舎独立館 および 第4校舎
【出展数】 70〜100ワークショップ

【応募受付期間】 9/9(水)〜10/9(金)

▼詳しくは、下記サイトをご覧ください。
http://www.wsc.or.jp/WSC.html



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【4】 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「おとうさんのちず」

少し前になりますが、ポーランド人の作家が描いた絵本が紹介されて、
またたく間に評判になって本屋から消えてしまいました。
その話題の絵本がようやく入手できたので、久しぶりに地図ネタです。

第二次世界大戦の中、戦火を逃れ命からがらに逃げのびた人たちは、
遠い異国で故郷の国とまったく違った環境の中で作者は
両親と3人で暮らすことを強いられていました。
ある日、お父さんはわずかなお金を持って街にパンを買いに出かけます。
夕方遅くなってもなかなか戻ってはきませんでした。空腹も限界にきたころ、
お父さんは一枚の大きな地図を持って帰ってきました。
「なんで地図なんか!」作者は愚かな行動だと父を恨めしく思いながら布団に
もぐり込みました。

翌日、お父さんは手に入れた大きな地図を壁に貼ります。殺風景な部屋に
きれいな色が広がり、その地図を眺めているうちに
やがて作者はその地図の世界の中に入り込んでいきます。
一枚の地図がもたらした想像の世界に、それを買ってきた父親に
やがて感謝の気持ちを抱くようになっていきます・・・。

一見、一読の価値のある絵本です。

ユリ・シュルヴィッツ[作] さくまゆみこ[訳]
あすなろ書房 定価1,500円
---------------------------------
東京都千代田区神田錦町1−1
神田橋安田ビル9階(産経広告社内)
TEL:03-5259-8807 FAX:03-5259-8837
ページトップ
ページトップ