世界規模の仮想企業経営学習プログラムを支援する
電子商取引システムの開発


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参考資料

1. 他校との取引実績調査

       電子商取引システムを利用して、学校間で行った取引の記録の詳細を以下に示す。「比率」とは取引全体に占める他校との取引の割合である。

      会社名/取扱商品

      売上高

      取引回数

      取引先

      取引回数

      比率

      <大江高校>

       

       

       

       

       

      ソルシー
      販売商品:
      鬼グッズ

      \1,007,580

      83

      西京商業
      呉港高校
      ゲスト・センター
      合計

      39
      14
      8
      61

      17%
      47%
      10%
      73%

      TAKAGI-HADAGI
      販売商品:
      肌着

      \1,477,980

      33

      呉港高校
      西京商業
      ゲスト・センター
      合計

      17
      8
      3
      28

      24%
      52%
      9%
      85%

       

       

      116

       

      89

      77%

      <西京商業高校>

       

       

       

       

       

      希代実
      販売商品:
      指紋のつかない鏡

      \77,175

      49

      大江高校
      呉港高校
      他社・ゲスト利用者
      合計

      3
      2
      1
      6

      6%
      4%
      2%
      12%

      スマイリー
      販売商品:
      紅茶

      \1,305,620

      434

      大江高校
      呉港高校
      他社・ゲスト利用者
      合計

      8
      3
      3
      14

      2%
      1%
      1%
      3%

      しんりこ
      販売商品:
      詮の出来る缶

      \86,934

      52

      大江高校
      呉港高校
      他社・ゲスト利用者
      合計

      0
      1
      0
      1

      0%
      2%
      0%
      2%

      希林カンパニー
      販売商品:
      分別ボックス

      \370,000

      51

      大江高校
      呉港高校
      他社・ゲスト利用者
      合計

      10
      9
      1
      20

      20%
      18%
      2%
      39%

      いっこう堂
      販売商品:
      コンピュータ制御の植物育成機

      \1,469,020

      49

      大江高校
      呉港高校
      他社・ゲスト利用者
      合計

      10
      9
      1
      20

      20%
      18%
      2%
      41%

      ミチコジャパン
      販売商品:
      栗割機械

      \64,260

      51

      大江高校
      呉港高校
      他社・ゲスト利用者
      合計

      2
      3
      0
      5

      4%
      6%
      0%
      10%

      ドリーム
      販売商品:
      自転車ナビゲーター

      \1,380,000

      66

      大江高校
      呉港高校
      他社・ゲスト利用者
      合計

      8
      9
      2
      19

      12%
      14%
      3%
      29%

      上林グループ
      販売商品:
      携帯型自動情報機器

      \382,725

      81

      大江高校
      呉港高校
      他社・ゲスト利用者
      合計

      2
      4
      0
      6

      2%
      5%
      0%
      7%

      バットカンパニー
      販売商品:
      マヨネーズ味のバナナチップス

      \50,000

      50

      大江高校
      呉港高校
      他社・ゲスト利用者
      合計

      1
      3
      1
      5

      2%
      6%
      2%
      10%

      ユリグループジャパン
      販売商品:
      自動餌やり機

      \352,000

      81

      大江高校
      呉港高校
      他社・ゲスト利用者
      合計

      2
      4
      0
      6

      2%
      5%
      0%
      7%

      フラワーファーム
      販売商品:
      手話をする人形

      \2,423,595

      58

      大江高校
      呉港高校
      他社・ゲスト利用者
      合計

      1
      0
      0
      1

      2%
      0%
      0%
      2%

      柏井
      販売商品:
      宇宙旅行

      \1,000,000

      20

      大江高校
      呉港高校
      他社・ゲスト利用者
      合計

      0
      2
      0
      2

      0%
      10%
      0%
      10%

      オックン
      販売商品: 浮上する原動機付自転車

      \2,423,595

      66

      大江高校
      呉港高校
      他社・ゲスト利用者
      合計

      3
      4
      0
      7

      5%
      6%
      0%
      11%


      販売商品:
      包装紙

      \67,680

      43

      大江高校
      呉港高校
      他社・ゲスト利用者
      合計

      3
      0
      1
      4

      7%
      0%
      2%
      9%

      FIMT
      販売商品:
      空間テレビ

      \1,638,000

      33

      大江高校
      呉港高校
      他社・ゲスト利用者
      合計

      5
      5
      1
      11

      15%
      15%
      3%
      33%

      あみめ時代
      販売商品:
      リップグロス

      \914,000

      93

      大江高校
      呉港高校
      他社・ゲスト利用者
      合計

      8
      1
      1
      10

      9%
      1%
      1%
      11%

      ぐっちょん
      販売商品:
      麻製人形

      \217,100

      60

      大江高校
      呉港高校
      他社・ゲスト利用者
      合計

      3
      7
      0
      10

      5%
      12%
      0%
      17%

      コンチカンパニー
      販売商品:
      リップグロス

      \3,056,500

       

      206

      大江高校
      呉港高校
      他社・ゲスト利用者
      合計

      1
      4
      1
      6

      0%
      2%
      0%
      3%

      セサミ
      販売商品:
      ウォータ―抱き枕

      \489,600

      72

      大江高校
      呉港高校
      他社・ゲスト利用者
      合計

      11
      8
      1
      20

      15%
      11%
      1%
      28%

      近光
      販売商品:
      食物繊維製メモ用紙

      \1,296,780

      110

      大江高校
      呉港高校
      他社・ゲスト利用者
      合計

      2
      2
      0
      4

      2%
      2%
      0%
      4%

       

       

      1,725

       

      177

      10%

      <呉港高校>

       

       

       

       

       

      丸須販売企画
      販売商品:
      デジタル体脂肪計

      \323,400

      33

      大江高校
      西京商業
      ゲスト・センター
      合計

      7
      14
      3
      24

      21%
      42%
      9%
      73%

      ツカサ
      販売商品:
      小麦胚芽油

      \247,000

      62

      大江高校
      西京商業
      ゲスト・センター
      合計

      16
      17
      9
      42

      26%
      27%
      15%
      68%

      マブマブ
      販売商品:

      \190,960

      77

      大江高校
      西京商業
      ゲスト・センター
      合計

      32
      22
      2
      56

      42%
      29%
      3%
      73%

       

       

      172

       

      122

      71%

       合計取引

       

      2,013

       

      388

      19%

2. アンケート1の集計結果

       アンケート調査1の集計の詳細データを以下に示す。

        質問項目 大江高校 西京3−4 西京3-5 呉港高校 合計
       自主性・積極性の発達 変価値 回答数 変価値 回答数 変価値 回答数 変価値 回答数 変価値 回答数 比率
      1 自分自身の意見をもつことが大切だと思う -1 28 -1 25 2 24 2 21 2 98 0.02
      2 いろいろなことについて、自分で考えるようにしている 3 28 8 25 6 24 -4 20 13 97 0.134
      3 人前で自分の意見を述べることができる 6 28 7 25 -1 24 10 21 22 98 0.224
      4 他の人の意見は大切だと思う -7 26 2 25 -2 24 -7 18 -14 93 -0.15
      5 進んで他の人の意見を聞くようにしている 3 27 2 25 -4 24 3 21 4 97 0.041
      6 自分の考えよりも他の人のほうが正しいと思った時に、その人の意見に同意することができる 0 28 4 25 9 24 2 20 15 97 0.155
      7 他の人の考え方よりも自分のほうが正しいと思ったときに、その人に対し自分の意見を説明することができる 3 28 -3 25 0 24 -3 21 -3 98 -0.03
      8 意見が対立した時にお互いの考えを理解するよう努め、一番良い結果を出そうと努力する 3 28 6 25 2 24 3 21 14 98 0.143
      9 問題に直面した時、まず、最初に自分自身で自分なりの解答を探す 4 28 3 25 1 24 -1 21 7 98 0.071
      10 問題に直面したら、まず、最初に人に相談する 2 28 -7 25 9 24 -8 19 -4 96 -0.04
      11 人の意見を聞くが、あくまで参考にするだけである -10 28 6 25 6 24 -3 20 -1 97 -0.01
      12 自分で決断できず、いつも人の意見どおりに行動し、他の人に頼ってしまう 0 28 1 25 -7 24 5 21 -1 98 -0.01
      13 人と衝突するのが嫌で、自分の意見を言うのを控えてしまう 3 28 2 25 4 24 -1 20 8 97 0.082
      14 物事がうまくいかない場合その原因は何か見つけようとする 2 28 9 25 1 24 8 21 20 98 0.204
      15 問題が起こった場合、自ら進んで解決に取り組む 6 28 8 25 -5 24 2 21 11 98 0.112
      16 物事のよしあしを見分ける判断力がある 4 28 -2 25 -5 24 -3 9 -6 96 -0.06
      17 その場、その場で何をすべきか見極め、決断できる -1 28 1 25 0 24 4 21 4 98 0.041
      18 自分が引き受けたことに対して責任を感じ、その任務を果たそうとする -2 28 2 25 -6 24 4 21 -2 98 -0.02
      19 何か新しく作り出すことがすきである 10 28 -3 25 -2 24 5 21 10 98 0.102
      20 他の人と一緒に何かを達成することができる -2 28 3 25 3 24 -6 20 -2 97 -0.02
      21 他人を引っ張っていくリーダーシップ力がある 4 28 1 25 -4 24 2 21 3 98 0.031
      22 失敗を恐れず、新しいことに挑戦できる 3 28 1 25 -7 24 2 21 -1 98 -0.01
      23 授業に対して積極的に学習しようという姿勢で取り組むことができる 2 28 2 25 18 24 3 21 25 98 0.255
         合計 35 27.9 48 25 18 24 19 20.5 120 97.3  
         各校平均変価値 1.26 1.92 0.75 0.93 1.23
       グループ作業
      1 グループ作業に興味を持って取り組める -1 28 -3 25 5 24 3 19 4 96 0.042
      2 自分は一人で作業するのが得意である 8 28 -2 25 -6 24 1 19 1 96 0.01
      3 一人で何かするよりグループで一緒にするのが好きである -5 28 2 25 -6 24 -2 19 -11 96 -0.11
      4 一人で作業するよりもグループでやると多くのことを達成できる -4 28 6 25 -4 24 5 19 3 96 0.031
      5 他人と一緒に作業するのはわずらわしい -5 28 -3 25 4 24 -5 21 -9 98 -0.09
      6 他人と一緒に作業することで、他人から学ぶことが多い -3 28 1 25 4 24 1 19 3 96 0.031
      7 グループ内で自分の意見を進んで述べることができる 7 28 0 25 8 24 2 21 17 98 0.173
      8 グループ活動の際は、できるだけ自分の意見を言わない -6 28 3 25 7 24 2 21 6 98 0.061
      9 グループ活動する際はグループ内で活発な意見交換ができるよう努める -4 28 8 25 4 24 -1 21 7 98 0.071
      10 グループ活動をする際、自分の果たすべき役割や責任を理解し、それを果たすよう努力する -3 28 6 25 7 24 -1 20 9 97 0.093
      11 問題が起こった時は、皆で一緒に相談し、解決しようと努力する -11 28 -1 25 -3 24 1 21 -14 98 -0.14
      12 問題が起こった時は、できるだけ自分一人で解決しようとする -5 28 2 25 9 24 -1 21 5 98 0.051
      13 問題が起こった時は、できるだけ関わらないようにする -3 28 0 25 15 24 2 21 14 98 0.143
      14 グループで共同作業できる能力は大切だと思う -7 28 -3 25 1 24 -3 20 -12 97 -0.12
      15 将来、社会人になった際、共同作業能力は必要だと思う -2 28 -7 25 6 24 -2 21 -5 98 -0.05
      16 共同作業できる能力を磨くようこれから努力したい -4 28 2 25 2 24 -5 20 -5 97 -0.05
      17 授業中、先生には常に指示を与えてもらいたい 1 28 -12 25 -5 24 10 21 -6 98 -0.06
      18 授業では、自分で考え行動できるような進め方が良い -2 28 4 25 1 24 5 21 8 98 0.082
      19 先生は何でも知っているべきだと思う -18 28 -4 25 12 24 -1 21 -11 98 -0.11
      20 答えは自ら探し、そこから学ぶべきだと思う -1 28 1 25 -10 24 15 21 5 98 0.051
         合計 -68 28 0 25 51 24 26 20.4 9 97.4  
         各校平均変価値 -2.43 0.00 2.13 1.28 0.09
       異文化理解
      1 他の人に興味がある -7 27 4 25 -3 24 -1 21 -7 97 -0.07
      2 自分と違った視点で物事を考える人に興味がある -5 28 15 25 0 24 3 21 13 98 0.133
      3 外国の人や文化に興味がある -6 28 -7 25 -3 24 7 21 -9 98 -0.09
      4 英語など外国語に興味がある 4 28 0 25 -3 24 8 21 9 98 0.092
      5 英語を使って簡単な会話ができる 11 28 9 25 -6 24 6 21 20 98 0.204
      6 電子メールで英語を使って、必要な情報を得ることができる 7 28 6 25 5 24 7 21 25 98 0.255
      7 将来、社会人になったときに英語は大切だと思う -1 28 2 25 2 24 1 21 4 98 0.041
      8 できるだけ多くの国に旅行してみたい -3 28 -13 25 -3 24 -8 21 -27 98 -0.28
      9 将来英語を使える職場で働きたい 4 28 -3 25 -1 24 14 20 14 97 0.144
      10 外国の人など多様な人と一緒に働きたい 4 27 -1 25 -8 24 5 21 0 97 0
      11 自分が当然と思っていることが、他の人には当然でないことがある 6 28 -11 25 -1 24 7 20 1 97 0.01
      12 異文化を理解することは大切である 0 28 -9 25 1 24 -9 21 -17 98 -0.17
      13 海外の人と仕事をする上で、文化の理解は重要である -9 28 -7 25 3 24 -8 21 -21 98 -0.21
         合計 5 27.8 -15 25 -17 24 32 20.8 5 97.7  
         各校平均変価値 0.18 -0.6 -0.71 1.54 0.05
       <企業理解>
      1 会社で必要な最低限のビジネスマナーを理解し、実践できる 0 28 -4 25 11 24 -2 21 5 98 0.051
      2 簡単なビジネス文書が作成できる 13 28 8 25 3 24 3 21 27 98 0.276
      3 電子メールで簡単なビジネス交渉ができる 5 28 16 25 5 24 3 21 29 98 0.296
      4 簡単なビジネスプラン(事業計画書)が書ける 13 28 6 25 11 24 4 21 34 98 0.347
      5 簡単な広報ツールが作成できる 10 28 8 25 5 24 -4 21 19 98 0.194
      6 会社の組織について理解している 6 28 12 25 6 24 3 21 27 98 0.276
      7 会社の各部署の役割を理解している 2 28 3 25 -3 24 -7 21 -5 98 -0.05
      8 会社の設立や運営の仕方を理解している 3 28 10 25 9 24 -4 21 18 98 0.184
      9 経済活動における流通の役割を仕組みを理解している 8 28 1 25 6 24 2 21 17 98 0.173
      10 製造業・卸売業・小売業・金融業・運輸・通信業・サービス業などの役割や仕事の概要について理解している 7 28 3 25 6 24 -2 21 14 98 0.143
      11 ベンチャービジネスについて理解している 5 28 4 25 13 24 -3 20 19 97 0.196
      12 商取引の際の経理処理がわかる 2 28 1 25 7 24 1 21 11 98 0.112
      13 販売促進や広報活動について理解している 5 28 5 25 10 24 -2 21 18 98 0.184
      14 アフターサービスなどの顧客満足について理解している 7 28 5 25 5 24 -4 21 13 98 0.133
      15 市場調査について知識がある 6 28 6 25 10 24 4 20 26 97 0.268
      16 国際ビジネスについて知識がある 6 28 4 25 5 24 2 21 17 98 0.173
         合計 98 28 88 25 109 24 -6 20.9 289 97.9  
         各校平均変価値 3.50 3.52 4.54 -0.29 2.95
       職業意識
      1 社会にどのような職業があるのか良く知っている -2 28 0 25 7 24 0 21 5 98 0.051
      2 自分が興味ある職業がどのようなものかもっと知りたい 0 28 -8 25 3 24 -5 21 -10 98 -0.1
      3 社会人や会社の社長にいろいろ話を聞いてみたい 3 28 -4 25 4 24 -8 21 -5 98 -0.05
      4 企業で短期間研修するインターンシップを体験してみたい -3 28 1 25 7 24 -5 21 0 98 0
      5 多様な経験をして、自分に向いている職業を見つけたい -5 28 -7 25 -9 24 -6 20 -27 97 -0.28
      6 自分で商売をしたり、または独立して会社を作ることに興味がある 4 28 -4 25 -1 24 0 21 -1 98 -0.01
      7 知り合いに、商売をしている人や会社を設立した人がいる 6 28 0 25 -5 24 2 21 3 98 0.031
      8 大企業に就職するより、小さい企業で実力を発揮してみたい 6 28 3 25 -5 24 5 21 9 98 0.092
      9 安定した就職をするより、自分の夢を実現するために挑戦しつづけたい -5 28 -2 25 2 24 -5 20 -10 97 -0.1
      10 将来自分で独立して会社を始めたいと思っている 4 28 -11 25 1 24 -8 21 -14 98 -0.14
      11 会社を作って倒産しても、また会社を設立する人を尊敬する 0 28 5 25 -6 24 -10 21 -11 98 -0.11
      12 会社の経営にあたって企業理念は大切である -7 28 -3 25 6 24 -2 21 -11 98 -0.11
      13 企業は社会に貢献する商品やサービスを提供しなければ、長続きしない 5 28 5 25 -7 24 1 21 4 98 0.041
      14 会社が伸びるには技術力だけでなく社長の経営管理能力が大切である -4 28 7 25 -2 24 4 21 5 98 0.051
      15 失敗しても、また挑戦しつづけることが大切だと思う 4 28 3 25 -4 24 -9 21 -6 98 -0.06
      16 将来就きたい仕事がある -4 28 -11 25 10 24 -1 21 -6 98 -0.06
      17 会社経営についてもっと知りたい 0 27 7 25 -5 24 -6 21 -4 97 -0.04
      18 どのような職種に自分が向いているか理解している 6 28 -6 25 6 24 -7 20 -1 97 -0.01
      19 自分が将来就きたい仕事に必要な知識や技能を知っている 11 28 3 25 10 24 1 20 25 97 0.258
      20 自分が就きたい仕事に必要な知識や技能を修得する努力をしている 4 28 -5 25 4 24 6 21 9 98 0.092
      21 学校卒業後の進路が決まっている 23 28 26 25 16 24 28 21 93 98 0.949
      22 自分の進路は自分で決める 3 28 -6 25 -5 24 4 21 -4 98 -0.04
      23 自分の興味あることを仕事に結び付けたい -4 28 -10 25 4 24 5 21 -5 98 -0.05
      24 会社運営に興味がある -2 28 2 25 6 24 -3 21 3 98 0.031
      25 商品開発に興味がある 5 28 15 25 6 24 -3 21 23 98 0.235
      26 商品の取引に興味がある -5 28 4 23 4 24 -3 21 0 96 0
      27 就職したら、実力に応じて成果を出しただけ給与が上がるほうがよい 6 28 1 23 1 24 0 21 8 96 0.083
      28 給与は年功序列で、年ととったら上がるほうがよい -11 27 3 23 5 24 3 21 0 95 0
      29 情報化の進展とその意義について理解できる 12 27 1 23 4 24 0 2 17 76 0.224
      30 急速な情報化が企業構造や仕事内容に与える影響について理解できる 8 28 0 23 8 24 -3 21 13 96 0.135
      31 これからの社会でどのような人材が必要とされるか認識している 12 28 -5 23 0 24 -1 21 6 96 0.063
         合計 70 27.9 4 24.6 65 24 -26 20.3 113 96.8  
         各校平均変価値 2.51 0.16 2.71 -1.28 1.17
       ITスキル
      1 必要なソフトウエアのインストールができる 6 28 4 25 1 23 3 21 14 97 0.144
      2 文書作成ソフト(Wordまたは一太郎など)を使って文書作成ができる 6 28 -5 25 0 23 2 21 3 97 0.031
      3 表計算ソフト (ExcelやLotusなど)を使って簡単な計算式の入った表やグラフが作成できる 4 28 -2 25 0 23 -4 21 -2 97 -0.02
      4 表計算ソフトを使って複雑な数理処理の入った計算式や表・グラフが作成できる 9 28 -1 25 1 23 -7 21 2 97 0.021
      5 表計算ソフトでマクロ[1]が書ける 8 28 -7 25 8 23 1 20 10 96 0.104
      6 PowerPointなどのプレゼンテーションツールを利用して、発表用の資料作成ができる 3 28 -1 25 5 23 -3 21 4 97 0.041
      7 イラストや写真を利用した簡単な文書のデザイン処理ができる 18 28 -7 25 6 23 1 21 32 97 0.33
      8 図形表現ができる 13 28 -5 25 0 23 -3 21 5 97 0.052
      9 静止画像のデジタル化など画像処理ができる 10 28 0 25 -1 23 2 21 11 97 0.113
      10 画像の変換や合成を行い、動きを出した簡単なアニメーションを使った、動画の設計や表現ができる -11 28 3 25 3 23 -1 21 -6 97 -0.06
      11 音や音楽の設計や表現ができる -1 28 1 25 -5 23 5 21 0 97 0
      12 インターネットを活用して情報を適切に収集できる 5 28 8 25 -1 23 7 21 19 97 0.196
      13 収集した多様な形態の情報を目的に応じて、総合的に処理できる 2 28 3 25 1 23 -4 21 2 97 0.021
      14 インターネット上の情報の収集や発信に関して生じる著作権について理解している 12 28 1 25 7 23 5 21 25 97 0.258
      15 電子メールの設定ができる 8 28 14 25 5 23 2 21 29 97 0.299
      16 電子メールが使える 8 28 10 25 -1 23 8 21 25 97 0.258
      17 電子メールでCC,FW(転送)機能を使って効率よい情報交換ができる 4 28 7 24 7 23 4 21 22 96 0.229
      18 電子メールで添付ファイルの交換ができる 0 28 13 25 11 23 5 21 29 97 0.299
      19 電子メールで英語を使ってコミュニケーションできる 3 28 5 25 4 23 3 21 15 97 0.155
      20 情報発信にあたっての個人の責任やプライバシーの保護について理解している 4 28 -1 25 14 23 8 21 25 97 0.258
      21 PDFファイル[2]を作成できる 8 28 0 25 1 23 2 20 11 96 0.115
      22 データの圧縮・解凍ツール[3]が使える 10 28 0 24 -2 23 1 20 9 95 0.095
      23 ホームページをHTMLで作成できる 5 28 -6 24 -2 23 0 21 -3 96 -0.03
      24 ホームページでCGI[4]が使える 6 28 1 24 0 23 3 21 10 96 0.104
      25 情報通信ネットワークのシステムに関する基礎的な知識と技術がある 3 28 -3 25 9 23 7 21 16 97 0.165
         合計 143 28 46 24.8 37 23 47 20.9 273 96.7  
         各校平均変価値 5.11 1.85 1.61 2.25 2.82

3. アンケート2の集計結果

       アンケート調査2の結果データを記載されたコメントと一緒に以下に記す。

       なお、直接授業に関係のないような表現や重なる表現は削除した。

      3.1 生徒用アンケート  

        全体(回答者数114名:回収率90%)
        内訳:

        大江高校

        西京商業高校

        呉港高校

        28名中28名回答(回収率100%)

        75名中66名回答(回収率88%)

        24名中20名回答(回収率83%)

        1.自己評価アンケート

          1. 授業の内容に入りやすかった。

            a)はい72名

            • 最初にすることがホームページの作成だったが、すでに三条会でやっていたのでわかりやすかった。

            • 最初は意味がわからなかったけれど、何回か説明を受けるうちに理解できたと思う。

            • インターネットがあったから。

            • 一学期に似たようなことをしたから。

            • 少しは知識があったから。

            • 楽しかった。

            • 自分達で授業を進めているから。

            b)いいえ41名

            • 自分のやる気がなかったからだと思う。

            • 最初は何をするのか訳がわからなかった。

            • 具体的にどんなことをするのかがわからなかった。

            • はじめは何をすればいいのかわからなかった。

            • 内容の説明がわかりにくい部分があった。

            • 難しかった。

            • 今までにやったことのない授業だったので、はじめは意味が全然わからなかった。

            • 最初は何から始めていいのかわからず戸惑った。

            • 理解するのに時間がかかった。

            • ほとんどが新しくやることだったので戸惑っていたけれど、慣れれば入りやすかった。

            • やる事があまりわからない時があった。

            • 今までにしたことのない、新しいタイプの授業だったから。

            • ホームページを作成する時にHTMLがわからず苦労した。

            • 最初の説明が細かすぎて理解できなかった。

            • どうしていいのかわからず困ることが多かった。

            • 自分の役割がいまいちわからなかったから。

            • 初めてやる内容の授業ばかりだったので、興味はあったが難しかった。

            • 理解できていないところがあった。

            • 初めてやることなので、いろいろ不安があった。

            • 慣れないことが多くてとまどった。

            • 初めてのことなので、自分のするべきことがよく分からなかった。

            • バーチャル・カンパニーの細かいところを知らなかったので、入りにくかった。

            どちらでもない1名

          2. 学習内容に興味を持って取組めた。

            a)はい109名

            • パソコンを使いたかった。

            • やりたいと思ったので。

            • 自分達で会社を運営したから。

            • みんなが自分の得意分野で仕事をしていたから。

            • ホームページ作りが楽しかった。

            • 株に興味を持てた。

            • 面白かった。

            • 自分達で授業を作っていくという感じでいい。

            • 興味があるから。

            • 他の授業とは一味違ったから。

            • 会社を設立するというリアルな授業だったから。

            • どんどん進めていくうちに楽しくなったから。

            • 商品の企画が楽しかったから。

            b)いいえ5名

            • 興味を持とうとしなかったからだと思う。

            • インターネットが邪魔だった。

            • 分担だったからやることがあまりなかった。

            • あまり興味がなかった。

          3. 学習の目的や趣旨が良く理解できた。

            a)はい93名

            • 先生などに頼らず自分達でする。

            • 会社を経営するにあたって必要なことだから。

            • 先生のお蔭です。

            • やる気があったから。

            • 社会に出たときのことを考える授業だと思った。

            • 分からないこともあったが、他社との交流を通して分かってきた。

            • 最初に「起業家教育」についての説明があったから。

            b)いいえ21名

            • どのようなことをするのか理解できなかった。

            • 専門用語が多かった。

            • 何かよくわからなかった。

            • 何か言われてやった気がする。

            • 会社の経営などがわからなくて時間がかかった。

            • 自分の役割しか考えられなかった。

            • やりなさいと言われたことをただやるだけではなく、自分から積極的にするといい。

            • 初めのうちは理解ができなかった。もっとわかるように説明して欲しかった。

            • 時間がなく仕事が多いからしっかりできない。

            • 何をしていいのか分からなかった。

            • 各部の仕事など、まだよく分からないところがあった。

            • なんとなくは分かるけれど、はっきりとは分からなかった。

          4. 自ら課題(授業でやるべき事ややれること)を見つけ、それに取り組むように努力した。

            a)はい90名

            • 自分に興味があったから。

            • 最後の方はできた。

            • 自分にしかわからないことがあったから。

            • メンバーが少なかったのでやることがいっぱいあり、休んでいる間がなかった。

            • 自分でやらないといけなかったから。

            • 楽しくできたから。

            • 自分だけ仕事をしないのはいやだから。

            • やる気があったから。

            • 自分の仕事は毎日のようにあったから。

            b)いいえ24名

            • 努力をしなかったから。

            • 自分で課題を見つけることができなかった。

            • はじめに指示がないとできなかった。

            • したいと思うけれど、できなかったと思う。

            • よく分からないから。

            • 分担だったから。

            • 時々やっていなかった。

            • 人任せにしてしまうことがよくあった。

            • 自分の与えられたことが終わったらそれ以上のことはやらなかった。

            • 人に聞いたりして、自らは見つけられなかった気がする。

            • 初めの頃は、何をしたらいいのか分からなかった。

            • 仕事が与えられるのを待っていたように思う。

            • よけいなことをすると、足を引っぱることになる。

            • 自分からほかの仕事を探したりしなかった。

            • 自分で仕事が見つけられず、指示が出るまで動けなかった。

            • 時々何をしたらいいのか分からなくなって、友達としゃべっていた。

            • やれることがなかった。

            • やることをやってしまったら、言われるまで何もしないこともあった。

          5. グループ作業に興味を持って取組めた。

            a)はい103名

            • やり始めたらなかなか面白いから。

            • 友達同士だったので気軽に自分の意見を言えたから。

            • メンバーが最高だった。

            • やる気があったから。

            • 力を合わせると、あまり時間をかけなくてもできる。

            • こんなふうにグループで作業をすることはなかなか無いので。

            b)いいえ11名

            • グループごとに何かを考えたことがあまりなかったから。

            • 人の中に入っていくのが苦手だから。

            • 何をすればよいのか分からない。

            • はじめはあまりメンバーの仲が良くなかったが、これをやり始めて仲が良くなった。

            • 意見がまとまらない。

            • あまりみんなと協力できなかったように思う。

            • 作業のスピードが違う。

            • 興味がないから。

            • コミュニケーションをとるのが苦手だから。

            • グループ作業が苦手だから。

          6. グループ内で自分の意見を進んで述べることが出来た。

            a)はい79名

            • 多分仲のいい友達としていたから。これがあまり仲の良い人でなかったらあまり述べられなかったと思う。

            • 言わないと進まないから。

            • 部長だから。

            • 自分の意見を大切にしているから。

            b)いいえ35名

            • 考えがまとまらなかった。

            • 最初は何も言えなかったけれども、だんだんやっていくうちに意見を出すことができた。

            • グループで話し合う回数が少なかった。

            • 自分の意見はあまりよくないと思っていたから。

            • 特に何も思いつかなかったから。

            • 緊張した。

            • 意見を言うのが嫌いだから。

            • 否定されてばかりだから。

            • みんながバラバラだったことがほとんどだったように思う。

            • 自分が言わなくても他の人が同じ意見を持っていたから。

            • みんな自分勝手だった。

            • 発言することが苦手だから。

            • 消極的になっていたのと、反対する人が出たらと不安だったから。

            • あまり意見がなかったから。

            • はずかしかった。

            • なかなか意見を言えなかった。考えているけれどよい意見を述べられなかった。

            • 少ない人数だと言えたけれど、大勢の前では言えなかった。

            • とまどいもあり、言えない部分もあった。

            • だれかの意見に賛成だったから。

            • コミュニケーションをとることが下手だから。

            • 他人任せにしてしまったことがある。

            • 商品開発をしてみたけれど、結局言えなかった。

            • 積極性に欠けていた。

            • いい案が浮かばなかった。

          7. グループ活動のなかで自分の果たすべき役割や責任が理解でき、それを果たせるよう努力した。

            a)はい76名

            • 努力はしたが役割があまりできなかった(人に頼っていた)。

            • 自分にしかわからないことがあったから。

            • メンバーが少なく、仕事を分けてきっちりとやっていたから。

            • いい経験になった。

            • 社長を極めた。

            • 楽しかったから。

            • 自分でできた部分もあったが、みんなにバックアップしてもらってできたこともある。

            • カタログを作るなど、任された仕事はできた。

            b)いいえ38名

            • 自分が何をすればいいのかあまり分からなかった。

            • 人任せにばかりしていたから。

            • 社長だったが何も社長らしいことができなかった。

            • ややこしい作業をいい加減にしていた。

            • 自分のすることがあまり理解できなかったため。

            • 何をやろうか迷った時もあった。

            • 社長に頼りすぎた。

            • 努力はしたがみんなの足を引っ張っている気がした。

            • 理解できなかった。

            • 企画を開発したりする仕事ができなかった。

            • 理解が足りなかった。

            • 努力しなかった。

            • だらけていたことが多かった。

            • 役割を見つけられなかった。

          8. グループ内での作業が思うように進まなかったとき、その原因は何か考え、その解決に取り組んだ。

            a)はい95名

            • ひとつの仕事が止まると、他のことも止まってしまうから。

            • 自分が考えてやらないと、という意志が強かったから。

            • 友達がいたから。

            b)いいえ18名

            • すぐにあきらめていたから。

            • 分からないことはだいたい先生に聞いた。

            • あまり考えていなくて、人任せにした時が多かった。

            • 誰かがしてくれるだろうと思ったから。

            • 思うように進んだから。

            • 他の人に頼ってしまった。

            • ひとりひとりの役割が違い、人数が少なかった。

            • みんな中途半端に終わってしまっていたから。

            • 解決案が出せなくて先生に聞いていた。

            • だいたい思うように進んでいたと思う。

            • インターネットをしてしまった。

            • めんどうだった。

            無回答1名

          9. 様々な課題や問題に対してまず自分自身の答えを見つけるよう努力した。

            a)はい102名

            • 自分の意見を述べたいから。

            • 他の人があまり意見を出してくれなかったので。

            • 答えが欲しかった。

            • やらなければ進まない。

            • 部署の異動なども考えて取り組んだ。

            • 部長としての責任があるから。

            b)いいえ10名

            • いつもボーッとしていたから。

            • なかなか自分の答えが出せなかった。

            • できていなかったと思う。

            • あまり内容がわかっていない時があったから。

            • 見つけるようにとは思ったが、いい答えが見つけられなかった。

            • 答えを見つけようとしなかった。

            • 人の意見を聞いて、納得することが多かった。

            • ほとんど人任せにしていた。

            • すぐに他の人に聞いた。

            無回答2名

          10. 授業を進めていく上で疑問が生じた場合、担当教師や支援企業の人、まわりの生徒などの意見や協力を求め、一緒にその解決に取組んだ。

            a)はい106名

            • そうしないと先に進めなかったので。

            • 自分では思いつかないことを言ってくれた。

            • 早く仕事を終わらせたかったからたずねた。

            • 人に聞いたら分かることもあるから。

            • 一人ではできないから。

            • メールなどを使い、いろいろな人に協力してもらった。

            • 本当に分からないときは、人に意見を求めるのが一番だから。

            • 先生はあまり答えてくれなかったから、生徒だけでがんばった。

            b)いいえ7名

            • 自分のことを集中してやっていたので何もしてあげられなかった。

            • 疑問をそのままにしておくことがあったから。

            • 自分一人でやったから。

            • 意見を思いつかないことが多かったから。

            • 聞くことがなかった。

            無回答1名

          11. 自分の意見を正確に相手に伝えることができた。

            a)はい62名

            • まわりの友達がフォローしてくれた。

            • けっこう意見を言うほうだから。

            b)いいえ51名

            • 自分の意見をあまり言えていなかった。

            • 相手に意見を言うことがなかった。

            • 正確に伝わらないこともあった。

            • (はじめは)何も発言できなかったけど、だんだん言い出せた。

            • 説明が下手だから。

            • はずかしかった。

            • 100%は無理だったと思う。

            • 頭の中で自分の意見がまとまっていないのに相手に言ったので、うまく伝えることができなかった。

            • 伝わってなさそうだから。

            • 自分の思っていることが言葉にならなかったことがある。

            • 自分が言わなくても他の人が同じ意見を持っていたから。

            • 意見が思いつかないことが多かったから。

            • はっきりとした意見をもつことができなかったため。

            • きちんと説明することができなかった。

            • 相手に伝えるのがあまりうまくないので、正確に伝わったかどうか不安。

            無回答1名

          12. 進んで他人の意見を聞くようにした。

            a)はい101名

            • 自分の意見がすべて正しいとは思えないから。

            • 聞くことも大事だから。

            • 社員の言うことを聞かなくては、会社を運営できないから。

            • 自分が意見を言わないので、聞くことは聞いた。

            b)いいえ11名

            • 自分の意見を押し通してしまった。

            • 時々聞かずに突っ走ったこともあった。

            • 自分でどんどん進めたから。

            • 相手がしゃべってくれない。

            • 人の意見をあまり聞こうとしなかった。

            • あまり人と話さないから。

            無回答2名

          13. 自分の考え方よりも相手の考え方のほうが正しいと思った時に、相手の意見に同意することができた。

            a)はい110名

            • そういう考え方もあるんだなあと思い、そっちの方がわかりやすそうだと思った。

            • 意見を言う友達が詳しく説明し、わかるようにしてくれたから。

            • その意見に賛成だったから。

            • 相手の意見も大事だから。

            • 自分が一番正しいとは限らないから。

            • 自分と比較して、相手のほうが良ければ賛成する。

            • 相手もしっかりと考えているから。

            b)いいえ2名

            • 自分はあまり素直ではない。

            • 自分の意見を通してしまうこともあった。

            無回答2名

          14. 相手の考え方よりも自分の考え方のほうが正しいと思った時に、相手に対し自分の意見を説明することができた。

            a)はい83名

            b)いいえ27名

            • 自分が正しいと思ったから。

            • 話をまとめる力がなかったから。

            • ただ自分がそう思っただけで意見の説明はできなかった。

            • 相手の考え方に頼っていて、自分の考えを言っても消極的になり、説明できなかった。

            • うまく説明できなかった。

            • 自分の意見を上手に言えないことがあった。

            • そう思うことがなかったから。

            • はずかしいから。

            • どちらもたいして変わらないから。

            • 私自身の意見が弱く、中途半端なものだった。

            • 自分の考えのほうが正しいと思ったことはなかった。

            • あまり発言をしなかった。

            • 自分も違うかもしれないと思って、ひっこんでしまった。

            • 相手の考えのほうが正しいことが多かったように思うから。

            無回答4名

          15. 意見が対立した時、お互いの考えを理解するよう努め、一番良い結果を出そうとした。

            a)はい101名

            • 相手もがんばって考えているから。

            • それがベストだから。

            • 全員で話し合って決めた。

            b)いいえ11名

            • そこまで思わなかった。

            • 結果的には良いようになったが、いろいろ言い合った。

            • どちらかの意見をとった。

            • 対立することがなかった。

            • 両方の意見を取り入れることは良いが、時間がなかったため、どちらかの意見を取ることになった。

            無回答2名

          16. 授業時間を出来るだけ有効に使い、授業を通じて何かを学ぼうと努めた。

            a)はい80名

            • 将来のため。

            • グループで取り組むことを学べた。

            b)いいえ31名

            • ムダなことをすることが多かったから。

            • 時々不真面目だった。

            • 少ししゃべったりする時間が多かった。

            • 遅刻が多く時間をおろそかにしていた。

            • 与えられた作業だけを行い、あまった時間を無駄にしたから。

            • だいたいできたけれど、たまにインターネットをして無駄な時間を過ごした。

            • メールばかりして自分のやることを後まわしにしていた。

            • 他のことをして遊んでいたから。

            • ひとつのことに時間を使いすぎて時間が足りなかったこともあった。

            • 自分の課題が長引いて、他の事まで手をつけられなかった。

            • メールの仕事が多かった。

            • その日によって仕事が違い、忙しいときもあれば時間があまっているときもあり、特に学ぼうと努めなかった。

            • あまり有効に使えていなかった。

            • 何をしたらいいのか分からず、何もしないときもあった。

            • だらだらとした時間を過ごしたこともあった。

            • 自分で仕事を見つけようとしなかったときは、そのまま1日が過ぎ、有効に使えないということがあった。

            無回答3名

          17. この授業は自分にとって得るものがありましたか。

            a)はい106名

            • 自分で調べることの楽しさ。

            • パソコンの使い方。

            • 人前で話すことに慣れた。

            • 自分のできることを見つけて、自分から作業に取り組むこと。

            • 発言力が身についた。

            • 自分自身で考えることができるようになった。

            • コンピュータを使えるということで社会に出て役に立ちそう。

            • 日常生活でやらないインターネットの内容、使い方を覚えた。

            • ある程度の技術と知識。

            • 自分の意見をできるだけ発表できるようになったことと、みんなと協力してできた。

            • インターネットは便利だと聞いていたが、本当に便利だった。

            • キーボードが速く打てるようになった。

            • この授業では実際の会社と同じようなことを学んだので、ある程度経営のやり方が分かったと思う。

            • ホームページの作り方がわかった。

            • グループで協力することの大切さや、メンバーの支え、メンバーで一つのものを作り上げたときの達成感。

            • 株についての知識。会社の一員としての責任感。

            • グループで協力したり実際に商品・サービスを開発したりして、実際の会社の成り行きが少し理解できたから。

            • 自分一人でやるのではなく、仲間と行うといろいろな考えが生まれること。

            • 大まかな会社運営の仕方がわかった。

            • グループでの課題だったので、自分の考えをわかりやすく相手に伝えるという、簡単そうで難しいことができるように努力した。

            • グループで協力し合うグループ活動や、自分が与えられたことは最後までしっかりとすること。

            • 自分に与えられたことを誰にも頼れないときに精一杯やれる力。

            • 人に指示を与えることの難しさ。

            • 株のやり方や他企業との取引のしくみがわかった。

            • チームワークの大切さや手際よく作業をすること。けじめをつけること。会社の厳しさも感じた。

            • メールなどを使い営業するなど、いろいろなことができたこと。

            • チームワークともっといろんな知識が必要だということがわかった。

            • 考える力やみんなで一つのものを達成させる力が身についた。

            • 自分達のことは自分でやるという意識。今までは先生に頼ってばかりいたから。

            • 社会のしくみが理解でき、グループで協力し合うことを学べた。

            • グループで協力し作業する力が身についた。

            • 企業を立ち上げる難しさ。

            • 他社の人たちやメンバーの人たちとの助け合い。企業経営の難しさ。

            • 取引がどういうものかがわかった。

            • 自分のためだけではなく、みんなのためにがんばる。

            • ホームページや広告作りを通してパソコンの扱いに慣れることができた。会社の仕組みも少し理解できた。

            • コンピュータのことを理解できる。一人では会社をやっていけないということがわかった。

            • 人の意見を尊重することの大切さ。

            • グループ活動の難しさ。

            • チームワークと役割分担の大切さ。

            • インターネットで取引をしたりメールで広告を送ったり、この先必要な知識を得た。

            • 自分がやらないといけないことを自分で見つけたり、人の意見をちゃんと聞いたりできるようになった。

            • 責任感というものが社会でとても重要だとわかった。

            • 自分で企業を興し、運営していくことの大変さなどを知った。

            • 経験できないことが経験できた。

            • 知らなかった人と話をすることができた。

            • 初めての経験だったのでとまどったけれど、社員の協力があったから会社を運営できたと思うし、大きな自信がついた。実際の会社とどれぐらいの違いがあるのかまだ分からないけれど、社会に出てこの経験が生かせたらと思う。

            • 会社というものはどんなものなのか、その仕組みが分かった。物を売ることの大変さなど、普通では得られないものを得た。

            • 人数が多ければ多いほど、皆が協力していくことは難しくなると思った。仕事は自分から探さなければいけないと思った。

            • 企業全体の構成や各部署の仕事の内容などを理解することができ、商品のさまざまなPR方法を学ぶことができた。

            • 初めは分からないことばかりだったが、やっているうちにいろいろ分かった。総務部という仕事をやってみて、いろいろなことが勉強になった。会社を設立するということは、すごく難しいことだなと思った。決められた仕事をしっかり責任を持ってしなくてはいけないと思った。

            • 自分がどんな部署に向いているか、また、働くことの大変さが分かった。

            • 自分達で仕事を見つけるという経験をすることができた。また、同じ部署の人と協力することができた。

            • 会社がどのように作られ、運営されているかを知ることができた。また、社員全員の協力がないとできないことばかりだということを知り、会社で必要なことは何かということが分かった。

            • 企業の人の考え方。

            • 仲間で一つのことをしていく楽しさが味わえた。

            • 起業するために必要なこと、その大変さを知った。

            • 人と協力することの大切さ、人の上に立つことの難しさ、責任の重さを知った。

            • 社会に出たときの厳しさが分かった。

            • 消費者のニーズを知ることの重要性に気づいた。

            • 自分の仕事をやりきる責任の重さ、人と協力する楽しさを知った。

            • 会社のまとめ方や社員の動かし方など、会社の運営がどれだけ難しいかが分かった。

            b)いいえ3名

            • 得るものはこれといってなかった気がするが、商品開発は面白かった。

            無回答5名

        2.授業評価アンケート

          1. このような仮想の企業経営の授業は将来の自分の職業について考える上で役立ったと思いますか。

            a)はい65名

            • 自分は商業系の就職なので、もしかしたら役立つかもしれない。

            • コンピュータを使うところ。

            • 企業の種類などを詳しく知ることができた。

            • 人前で話すことに慣れ、ひとりでどうにかしようという気になった。

            • いろいろな企業のことが学べたから。

            • だいたい自分の役割がどういうものなのか、こんなに難しいことなのか、ということがわかった。

            • 企業の立ち上げ方など。

            • 会社のしくみが分かったので、自分のいる場所が分かると思う。

            • これから社会に出て、もしパソコンなどを使うことがあったら、この授業でやったことを生かそうと思う。

            • 会社がどのように運営されていくのか、また経費がどれだけ必要なのか分かったと思う。

            • 自分のホームページを作ることができる。

            • なんとなく雰囲気に慣れた。

            • 時間の大切さや、まったく知らない人への敬語の使い方、礼儀などがわかった。

            • ホームページの作成やまとめなど。

            • いずれこういうことをやらなければならないと思うから。

            • もし自分が会社を作るとしたらどのように商品を売っていったらいいのかという点を勉強することができた。

            • 経営のやり方などが役立つと思う。

            • 働くということがわかった。

            • 卒業してぶっつけ本番で社会の厳しさを知るのではなく、いい練習になった。

            • 自分が将来会社を立てるときに必要なことを得られた(決算など)。

            • 将来自分の会社を持ちたいと思っているから。

            • チームワークを養うことができた。

            • 何も知識がないのと少しでも知識があるのでは大きな違いがあるから。

            • どんな職業に就くかはまだわからないが、会社という組織のあり方が少し理解できたので何も知らないよりは良いと思った。

            • これからインターネットで買い物をすることが増えてくるので、その点で役に立つと思った。

            • ネット上での商品売買の仕組みを知ることができた。

            • まわりとのコミュニケーション。自分の意見の主張。

            • お客さんが喜ぶサービスを作り出すこと。

            • パソコン技術は役に立つと思う。

            • コンピュータを使っての企業経営。

            • 自分が実際に会社に勤めたとき、授業で習ったことが生かされそう。

            • 商品の取引や宣伝など、本格的な会社経営ができてよかった。

            • 広告作りにおいて、文字だけでどうやって人の目を引くのかを学んだ。

            • 意見が対立したとき、一番よい結果を出そうとすること。

            • いろんな人の立場になって物事を考えられるようになると思う。

            • 進路について就職か進学か悩んだとき、仮想ではあるが企業体験ができて、進路を決めるひとつの材料になった。

            • 春から社会に出るにあたって、どういうものかがわかった。

            • 良い商品を作り、それを多くの人に買ってもらうにはどのような工夫が大切かを学んだ。

            • どんな仕事や部署が自分に向いているか少し分かった。

            • 社会に出たとき、このような授業を受けたことはきっと役に立つと思うし、会社のことを理解しようとする気持ちが強くなると思う。

            • 大事な書類を作成したりしなくてはいけないことが分かった。

            • 自分が将来企業に入ったらこんな仕事をするのだろうなという参考になった。

            • 将来企業経営者の立場に立つのもよさそうだと甘く考えていたけれど、今回の経験は深く考える機会となった。

            • 客のことを考えて商品を作るということを学ぶことができた。

            • どういうふうに企業が成り立って入るかということが分かった。

            • 自分がこれからどんな職につくか分からないが、少しでも仕事の経験ができて良かった。

            • 自分で会社を経営していく難しさが分かった。

            • 起業家を目指したい気持ちが強くなった。

            b)いいえ40名

            • 作業なので販売などは関係ないと思う。

            • 自分が入る会社ではこのようなことはないのであまり役に立たなかった。

            • そういう会社経営などの仕事を自分はあまりやるつもりはないから。

            • 自分が何もしていないから。

            • 自分の将来にあまり関係ないことだったから。でも役に立ったと思う。

            • しょせん仮想であり、実社会はこんなに簡単なものではないから。

            • もうひとつリアルでなかった。

            • 将来つきたいと思っている職業にあまり関係がないから。

            • やっていることが少し難しかった。

            • コンピュータ関係の仕事には就かないから。

            • 販売しかしなかったから(仕入れもしたかった)。

            • 就職はすでに決まっているが、この授業とはまったく関係のない職種なので役立ったとは思えなかった。

            • 自分が将来どの職業につきたいか決まっていないから。

            • 自分がこのような職業につきたいと思わないので、役に立ったと思わない。

            • 各部署の仕事よりも、プロジェクト(ホームページ・カタログ作成)のほうが中心となっていたので、あまり役に立ったと思わない。

            • いい経験は出できたけれど、自分の就きたい仕事は机に向かう仕事というよりも製造業なので、自分の仕事と結び付けて考えることはしなかった。

            • 私は、福祉(介護)のほうで働くので、企業経営の授業は役立つとは思わない。

            どちらともいえない1名

            • 今はわからない。

            無回答8名

          2. 先生以外の社会人の人に指導を受ける授業は自分達にとって利益があると思いましたか。

            a)はい98名

            • 上司に対して意見などが言えるような人になろうと努力しています。

            • 自分達が経験をしていないことなので将来の役に立つと思う。

            • 企業がどのようにして成り立っているのかがわかった。

            • 違った考えがあることがよくわかった。

            • より詳しく会社について知ることができた。

            • 働いている人の話を聞いて、どんな苦労があるのかなどがわかった。

            • 企業の人の説明だと思うと緊張してがんばって聞けた。

            • どんなに苦労しているかとか、販売はすごく難しいと聞いて、自分達がどんな工夫をすればいいのかを考えることができた。

            • 知らない会社のことを教えてもらったこと。

            • 先生に聞いても分からないことや、その社会 人の人が働いている会社のことなどが分かったから。

            • 社会人の人は実際に会社に入っているので、先生からは答えられないようなことも答えてくれたのですごくためになった。

            • 学校の授業ではわからないことがわかる。

            • 現在現役と言える人から得るものはすばらしかった。

            • 人生の勉強になった。

            • わかりやすく現状を説明してくれたのでよかった。

            • 先生とはまた違う話や考え方があるから。

            • 実社会で生き抜いている人の考えを聞くことにより、社会はどういうものかがわかった。

            • 実際に社会にある企業がどんなもであるかを知ることができ、心構えができた。

            • いろんな人の意見を聞いて、自分で判断して、その人の考えを自分のものにするということ。

            • 社会人になるにあたっての心構えを教わった。

            • 今現在の自分自身の考え方が少し変わった。

            • 仮想ではなく現実だから。

            • いつも慣れている人からの指導ではなく、まったく違った環境で過ごしてきた方の話だから、違う視点でものが見えた。

            • 実際に働いている人の体験を聞けて、真実味があった。

            • 社会人になったら自分達がどのように行動すべきかのアドバイスをもらったように思う。

            • 社会人としてのマナーを教わったこと。人を判断するポイントを教わったこと。

            • 実際に社会で働いている人の意見は新鮮だったし、社会で働く心得を教わったから。

            • 指導を受けることによって考え方が変わり、今までと違った答えを出すことができました。

            • いろいろな立場の人の意見を聞けて、いろいろな角度から考えられるようになった。

            • なかなか体験できることではないし、いろいろ社会について知らないことがわかった。

            • 授業だけではよく分からない実際の企業の状況がよくわかった。

            • 自分の世界が広がる。

            • 先生とは違ういろいろな話を聞くことができ、社会に出るうえで役立つと思った。

            • 先生と違い本当の企業で働いているので、社会の動きに精通している。

            • 実際に働いている人の話が聞けて、自分の中で考えることがいろいろあった。

            • すごく納得させられることばかりでとても勉強になった。考え方などが将来に役立つ。

            • いつもの授業とは違う緊張感があった。

            • 本当の社会の厳しさなどを知ることができる。

            • 遊びではないと自覚できる。

            • ちょっと自信がついた。

            • あまり関わることのできない大人の意見を聞くことによって、自分の考え方が変わった気がする。勉強になった。

            • 自分の考えをまとめることができた。

            • すごくわかりやすい説明で、企業の人は話し方がうまいと思った。

            • 社会でのマナーや社会人の考え方を聞けていい参考になった。

            • 社会人として大切なこと(視野を広く持つなど)たくさん学んだ。

            • ホームページを作る時にもアドバイスがあって、ぜんぜん違う感じで出来あがった。

            • 大卒後、すぐに教師になる先生がほとんどだと思うから、実際に会社で働いている人の話のほうが現実的で説得力がある。

            • 学校と違った環境でやっておられるので、いろいろと新しいことが発見できた。

            • 企業のことをじかに聞くことができたからよかった。

            • 先生には分からない企業の内部のことや顧客に商品を買ってもらうにはどうすればいいのかなど、いろいろと聞くことができた。

            • 今まで知らなかった会社の中の活動など、売る側のことが分かった。

            • いろいろな職場で働いておられる方の話を聞いて、自分達がこれから考えていかなければならないことの参考になった。

            • 多くの人と交流を持つことは、自分の視野を広げることになる。

            • 普段の授業だと、企業の方から商品はどのようにすれば売れるかというような話は聞けないので、貴重な体験ができたと思う。

            • 社会の難しさや大変さを知ることができ、自分の甘い考えを捨てることができた。

            • 実社会で働いている人から聞く生の声は説得力があった。普段そういう機会がない。

            • 先生はやはり「先生」なので、実際に働いておられる方の指導を受けることができてよかった。こういう時はどうするのかなど、細かい点まで分かりやすく話してくださったのでたくさん学べた。

            • 苦しいとき、分からないときなど、私達の立場を理解してアドバイスしてくれた。

            • 本当の商品売買の厳しさが伝わってきた。

            b)いいえ6名

            • 話しづらくて聞きたいことが聞きにくいから。

            • まだわからないから。

            • 聞いていないからわからない。

            • 積極的に話せなかった。

            どちらでもない1名

            •  嫌だからわからない。

            無回答9名

          3. グループ作業中心のバーチャル・カンパニーの授業は生徒が主体となって授業を進めるものですが、このような授業形態は自分達にとってメリットがあると感じましたか。

            a)はい94名

            • 自分達でホームページを作成し、やり遂げようとするのは良いことだと感じました。

            • 自分の能力を出すことができると思う。

            • 自分達だけでやる授業はあまりないので、すごく良かったと思う。

            • 自分から進んで物事をするようになると思う。

            • やはり何をするのも自分達が主体となってやるのは楽しいし、自然と興味を持つと思う。

            • バーチャル・カンパニーをしていればコンピュータについて詳しくなれるので、将来に役立つ。

            • 自分達だけでもいろいろできるということが分かった。

            • 変わったことをするのはいいことだと思うから。

            • ある程度自由にできたので、のびのびとできた。

            • 今までは先生から一方的に教えてもらっていたが、バーチャル・カンパニーでは自分で問題を解決しないといけなかったので、自分で解決したときに自分のためになったと思う。

            • みんなパソコンなどを使うのが好きなので、自分からやっている。

            • 楽しく取り組めるのでよかった。

            • 自主性を鍛えられる。

            • これから社会に出るにあたり、先生の力ではなく自分達一人一人でやる責任感を感じることができた。

            • 自分達で考える力がつくから。

            • 会社を作るときのメンバーをもっとちゃんと決めたかったということから、最初が大事ということがわかった。

            • 自分で納得のいく答えが出せる。

            • 自分で頭を使って責任を持ってこなしていかないといけないから。

            • 人に頼ってばかりではなく、いろんなことに自分達で取り組まなければならないので積極的にできたから。

            • 自分のしなければならないことを見つける力がつく。

            • 最初はやりにくいと思ったが、自分の意見を主張することも大切だと思うから。

            • 自分達が進めていかなければならないから、その都度責任を持った行動をしなければいけない点。

            • 自分達で考え行動する力がつく。

            • 生徒が主体となることにより、自らやろうという気持ちを出させることができる。

            • メンバーと協力していくうえでの信頼感。他社の人との協力。

            • すぐに社会に出てもやっていける。

            • みんなで協力することの大切さを学んだ。

            • 教えられたことをやるだけではなく、自分達の意志で作業していくことは大切だから。

            • 社会に出た時に必ずグループを作り、何かをするということがあるはずなので、そのときに役立つのではないか。

            • 自分の考え通りにうまく進まないということも学んだ。

            • 自分がやればやるほど結果につながる。勉強ができる、できないではないから。

            • 自分で考えて創り出すことが、小学生の時の気持ちに帰ることができて楽しかった。

            • 自らやるということ、人に頼らないということがよかった。

            • グループで作業していくのは私にとって苦手なことなので、よい勉強になった。

            • 自分が今何をしないといけないのか、また、何ができるかなど、自分で考えるということ自体がとても意味のあるものだった。

            • 一人では絶対にできないと思った。いろいろなことを考えるにしても、相談しあってできる点が良かった。

            • 指示を待ってその指示されたことだけをするのではなく、自ら仕事を見つけることができた。

            • これから社会に出たら受身ではだめだと思う。この授業では自分から何かをやるので、早くから積極的に取組めるようになるということ。

            • みんながそれぞれの役割を果たすためにがんばれるから。

            • 生徒同士が意見を出し合って会社を支えていく力を養えるから。

            • 先生の力を借りずに自分達で進めていく難しさを感じながらもやり通すこと。

            • 自分達で進めなければ授業が進まないという責任感があった。

            • 自分で進んで学習できるから、一方的に先生に教わるよりよっぽど学べると思う。

            • 自分が仕事をこなさないと会社全体の迷惑になるので、仕事の責任がよく分かった。

            • やらされているという感じがなく、自分達で設立していかなければならないところに楽しさがある。

            b)いいえ9名

            • 先生が指導してくれるほうが作業が進みやすいから。

            • よくわからない。

            • やり方についていけなかった。

            • 何をすればいいのかわからなかった。

            • もっと現実的なことをするほうがよい。

            • 意味のない時間があった。

            どちらでもない3名

            無回答8名

          4. この授業で良かった点と問題になった点について書いてください。

            <良かった点>

            • パソコンを使えるようになったり、インターネットなどをすることができた。

            • 自分で考える力が身についた。

            • グループでいろんなことを相談したり、意見を出し合ったりすることができて、そういうことが非常に面白いとわかった。

            • インターネットはすごく興味があったので、できてよかった。

            • いろんな問題があったがうまくいったと思う。

            • ある程度の技術と知識を得られる。

            • みんながいろいろと意見を言い合い、協力し合えた。

            • 思ったより簡単だった。

            • 自分の問題は自分で解決するということ。

            • 実際に企業で働いている人の話はよかった。

            • パソコンが使えるようになった。

            • 会社運営について学べた。

            • 遊びみたいなので、みんなが取り組んですること。

            • 自分自身で考えて行動することがどういうものなのかということが体験できたこと。

            • 自らのやることを理解し、うまくグループでできた。将来に役立つ。

            • 自分から進んで仕事をしなければいけないことがわかった。

            • 友達と会社を作ってみんなで学習したので興味を持って取り組めた。

            • グループで協力して行動したことや会社の経営についてよく理解できた。

            • 三条会のホームページなどは責任があったのでいろいろ考えてがんばれた。

            • 自分達ですべての作業をしていったことで、自立心や責任感がすごく強くなった。チームワークがよくなった。

            • 表現力がついたと思う。

            • 自分達でいろいろ取り組み、これから役立つようなことがたくさん身についた。

            • 企業を経営するのは大変で、商品開発はアイデア勝負とわかった。

            • 作業が楽しいときがあったので、やり始めたらのめり込む。

            • グループ内で自分が何をすればよいのかを見つける力がついた。

            • みんなと協力してひとつのものを作り上げることができた。

            • 楽しかった。株などについて知識がなかったが、株についてもいろいろ学べた。

            • 普通の授業では体験できないことができ、グループでの協力やまとまりができてよかった。

            • 自分達で時間を有効に使えた。

            • 商品を順調に売ることができ、売上も伸びた。

            • ホームページの作り方や宣伝のしかたを学べた。

            • 人とのコミュニケーション。企業経営の難しさがわかった。

            • 楽しく、会社とは何かということを知ることができた。

            • 現実に近かった。

            • 達成感。

            • 自分達の思うことを自由に実践できた。

            • 今自分が何をしたらいいのかがわかるようになった。

            • 授業でわからないとことをいっぱい聞いて先生と仲良くなれた。

            • 自分の意見を少しでも他人に伝えられたこと。

            • それぞれが分担された仕事を一生懸命した。

            • バーチャルだけど仕事ができた。

            • 講義でなく実践だったのがよい。

            • 自分達で苦労し、世の中がわかった。

            • 自分達の利益だけでなく、お客さんの立場になって物事を考えることができた。

            • 高校生でありながら、企業というものを少し経験できた。

            • 他校ではなかなか経験できないことを経験することができた。

            • 自分達で会社を設立して進めていくということがよかったし、社会人の人との交流があって、アドバイスをしてもらえるという点が良かった。

            • 起業家教育を学ぶことによって、企業を設立し、運営する難しさが良く分かった。会社の仕組みと、協力して何かをすることがどれだけ大切か分かった。また、会社のことで不思議に思っていたことが分かったことと、株式の仕組みについてもわかった。

            • 実際に企業で働く体験ができたこと。海外にもメールを送ることができたこと。ホームページの作成など知らなかったことがいろいろ分かった。カタログの作成もできて良かった。

            • パソコンを使っての文書の作成やメールのやり取りの方法が理解できた。英語のホームページを見る機会があった。

            • プレゼンテーションなどが多く、人前で話す良い機会になった。

            • 商品を作り、それが売れるという喜びを味わえた。

            • 責任感・判断力が高まった。みんなで協力して何かに取り組む大切さが分かった。

            • 企業についての理解が深まった。みんなでやるのが楽しかった。

            • 会社運営の難しさがよく分かった。

            • 実際に経験することは、本などで学ぶよりも力になると思う。

            <問題になった点>

            • インターネットをやるなかで、先生の力を借りないとできないことが多かった。

            • 名刺の作成でみんなのプログラムを消してしまったこと。

            • 自分達だけなのでいろいろ問題が起こった。

            • だらけてしまうとずるずるダラダラとインターネットで遊んでしまうことがあった。

            • 問題が生じたときになかなか先に進むことができなかった。

            • コンピュータトラブルが多かった。

            • あまり自分の意見を発表できなかった。

            • ちょっと先生がミスをしていた。

            • 時間が足りなかった。

            • ホームページがなかなかできなかった。

            • チームワークの乱れや団結力のなさ。

            • 自分達で課題を見つけないといけないので課題がないと何もしない。

            • やる人とやらない人がはっきりする。

            • パソコンを扱える人とそうでない人の集まり方によってホームページ等の完成度に差が出た。

            • 何もやることがなくなったときに、仕事を見つけようとせずインターネットばかりしていたこと。

            • それぞれに役割が決まっているのでいろんなことに取り組めず、偏ってしまった。

            • この授業のために個人の成績表に差があった。基準は何なのか、誰が成績を決めているのか疑問だ。

            • レポートの数を少し減らして、その分もう少し内容のある授業をして欲しかった。

            • 分担によってやることの量が多い人と少ない人とで差がある時があった。

            • 商品の売買で、どうすればたくさん商品が売れるかということで悩んだ。

            • 休んでしまうと全然ついていけなくなった。

            • やることがたくさんあって、間に合わないことがあった。

            • コンピュータを使うときミスやエラーが多かった。

            • 経営を甘く見ていたため、赤字になりすぎた。みんなをまとめるのは大変だった。

            • 最後の方で販売がうまくできなくなった。

            • 仕入れや株の知識がなかった。

            • 遊びのような感じだった。

            • 敬語を使うこと(言葉が貧困すぎて思い浮かばなかった)。商品開発が難しかった。

            • 進むのが早く、しっかりやりにくい。

            • 手続きが面倒。

            • あまりに自由なのでつまった時に教えてもらうことがしにくかった。

            • 自分達ではわからない事だらけで先に進めなかったこと。

            • やる気がないときはみんなが手をつけなかったこともあった。

            • グループ内での意見の食い違い。

            • メンバーが少なく大変だったのにさらに休まれてとても大変だった。

            • 時間中に終了しなかったこと。

            • ホームページを作るときに知識がもっとあればと思った。

            • ホームページの作り方がよく理解できなかった。

            • やはり先生に頼ってしまう。

            • みんなが意見を出し合うことがほとんどなかった。

            • 部署間で意見が食い違うときがあった。

            • たまに何もしていないときがあった。意見もあまり言えなかった。

            • 協力することができなかった。

            • 授業時間が少ないので、ホームページやカタログの作成に時間をたくさんとってしまい、実際に運営する時間が少なすぎる。

            • 一人一人の意見がわからなかった。

            • 社長などに任せきりになった。 

            • することが無い時はどうすればよいか困った。

            • 自分で仕事を見つけられなかった人は、ずっと何もしていなかった。

            • 外国の商品一覧を見るだけで疲れる。英語のホームページを作るのに英語力が要るのが困った。

            • 初めてなので戸惑うことが多かったし、行き違いもあった。

            • 先生が何も知らないことが問題だ。少しでも知っているほうがいいと思う。

          5. 皆さんがこの授業で習得したと思われる技能を選んでください。(複数回答)

            多い順に列挙する

            • チームワーク力   79名

            • 責任感   78名

            • コンピュータ技能  67名

            • 創造力   61名

            • コミュニケーション能力  54名

            • 問題解決能力  49名

            • 決断力   46名

            • 判断力   43名

            • 表現力     40名

            • 問題発見能力  34名

            • チャレンジ精神   31名

            • リーダーシップ力  12名

            • 語学力   8名

            • その他
              キーボードを見ずに打てるようになったときもあった。

             

              知識
          6. このバーチャル・カンパニーの授業はすでに世界では3000校近くが参加していますが、皆さんが実際に参加してみて気がついた点(良かった点や改善してほしい点など)を書いてください。

            <良かった点>

            • いろいろな学校のホームページを見ることができてよかったが、外国の学校のホームページも見たかった。でもいろんな商品が買えてよかったと思う。

            • 他の学校との取引などが、今まで普通にやってきた授業にはない新鮮さがあってよかった。

            • 授業の中間あたりで僕が先生に「分からないから教えてください」と言った。ところが先生は「わしも分からんから調べてくれ」と言った。今になって考えると、それがバーチャル・カンパニーの面白さだったと思う。普通の授業形式では先生に知らないことはない。自分が調べなければまったく進めないという状況になって初めて本気で取り組めたと思う。おそらく会社の仕組みとか経理のしかたなどは、実際はこんな簡単なものではないだろう。ちょっと分かったような気にはなっているがまだかじってもいない状況だと思う。だったらこれの意味は何かと考えた。自分のことから言うと、この授業で得たものは友達だろう。今まで教室では見えなかったものがいっぱい見られたし、それに伴ってもっと知りたいと思った。そして、それは今後にもプラスになると思う。

            • 他の学校はレベルが高かった。

            • 他の学校のホームページを見るといろいろな商品があり面白かった。

            • 給料などのシステムがよくできていると思う。

            • 今までに得ることができなかったことを得たことや時間の大切さ、チームワークの大切さに気づいた。授業の内容も初めてのことばかりで楽しくできたし、自分としては良い結果が出せたと思う。この授業の経験を少しでも将来に役立たせることができたらいいと思う。

            • みんな新商品やサービスを作り出すことがとても上手なのでいっぱい刺激をうけた。やはりしっかりやっているところは立派な会社ができている。個人のがんばりが会社の力になるものだなと思った。

            • 社会に出てからこういう事をするんだなあと感じたし、これからの役に立つと思う。自ら責任を持ちつつ困ったときはグループで協力し合っていたので、やはりチームワークは必要だと感じた。

            • 自分で考える自立心を学んだ。

            • 架空の商品の販売ができたことで、どのようにしたら商品が売れるかという点を勉強できたことがよかった。

            • 商品を買ったときにメールによる通知が来たりして、本当に取引をしたような気になる。

            • みんな高校生なので企業のようなことをするのはまだまだ無理だと思っていたが、もうしっかりしていて、十分個人で仕事をしていけると思った。実際に社会に出ても、この調子でがんばっていこうと思った。

            • グループ内での協力など、いろいろな経験ができてよかった。

            • 商品取引の難しさがわかった。ワンクリックで簡単に商品を買えるようにできてよかった。買うのは簡単だが、ひとつの商品を開発して売るのはとても難しいということがよくわかった。

            • 初めは全然よくわからなかったけれど、やっているうちに企業を運営することの難しさがわかった。

            • 商品の売買の難しさ、買うのは簡単だが自分達の商品を買ってもらうのは難しいと思った。宣伝効果というものがあると思った。

            • 新しい商品を作るのは本当に難しいことだと思ったし、人に伝えることはすごく大切なことだと実感できた。

            • 他の学校の人たちと商品売買ができてよかったと思う。

            • みんなの作ったホームページにもいろいろ影響を受けて学べて楽しかった。

            • バーチャル・カンパニーでしか味わえない楽しさがあった。他の学校の人と交流ができたことはすごく良かったと思う。

            • 自分達で考えて協力して会社を作っていくことは将来にとても役立つと思う。

            • 商品を考え、作り、売るということの難しさを知った。その上で仕入れなども入れ、さらに本物に近くしてくれたらさらにやる気が出ると思う。

            • 他の学校も私達のようにたくさん苦労をしたんだなと思った。

            • 自分のアイデア以上の新しいアイデアがたくさん有り、アイデアの大切さを知った。将来できることがあれば役立てたい。

            • 商業科でしかできない珍しい授業に参加できて良かったと思う。コンピュータを使って行う授業が新鮮でホームページを作ったりして楽しかったし、時代に乗っているような気がした。

            • いろんなホームページやアイデアがたくさんあって、自分のホームページを作るのに役に立った。

            • 本当の店みたいだったのでよかった。他校ではどんな風にしているのかが分かってよかった。

            • やらなければならないことを発見できた。

            • 企業の仕事の流れや人と人との協力など、様々なことが学習できて良かった。

            • 分からないことばかりだったけれど、いろいろなアドバイスがもらえて良かった。

            • なかなか良くできている。こういうものがあると社会に出る前に社会のことを体感できていい。

            • こういうリアルな授業を各地に増やすべきだ。そして、社会の厳しさ難しさを学んだらいいと思う。

            <改善して欲しい点>

            • 参加校全部が一斉に販売を始めたらだいぶ違うと思う。僕達を参考にして学んでいって欲しい。

            • もっとバーチャル・カンパニーをやる人が増えて欲しい。自分の会社も含めてもっとホームページを分かりやすくしたほうがいいと思う。

            • 他の学校は工夫してわかりやすくしているので、自分達ももっと工夫してわかりやすくすればよかったと思う。時間が足りなかった。

            • 自分達が赤字で終わったのは宣伝不足もあると思うが、何よりも時間が足りなかったと思うので、もっと取引の時間を増やして欲しい。

            • 訳のわからないうちにどんどん進んで、ゆっくり理解することがあまりできなかった。

            • 海外との取引をもう少しわかりやすくして欲しい。

            • 他の国の人とメールをするときに翻訳機能がついていたらいいと思う。

            • すべてが真剣でなく、遊びであることが丸わかりのままごとのようなので、コンピュータ作業でもすごくふざけてしまう。グループごとにコンピュータを円にするともっと集中してできると思う。

            • この1年間だけでは短すぎる。やっとわかってきたぐらいのにもうやめるのは少し惜しい。

            • もっと若いときからしたらいい。

            • もう少しいろいろな学校との取引や交流が欲しかった。

            • 銀行システムの操作方法をもう少し簡単にして欲しい。

            • 社員への給与やボーナスが高すぎてどれだけがんばっても赤字になってしまうので、海外の人とも交流を持ちたかったので、英語の指導をして欲しかった。

            • 世界の学校の人たちとも商品取引をしたかった。日本の高校も4校ぐらいしかないので少ないと思った。世界の子がどんな商品を考えているのか見ることができたら楽しいと思う。

            • 購入の時にホームページがまだ完成されていない会社の商品が買えない点がちょっと問題だった。

            • 販売だけでなく仕入れもあったほうがいい。結局、学校内での取引がほとんどだった。

            • 学校内でない部分ともっと関係を持てるようにしたい。

            • 商品の開発や製造における行程があいまい。

            • 海外の人との取引などをもっとしたかったので自動的に翻訳してくれるようになったらいいと思った。

            • コンピュータの操作をもっと詳しく教えて欲しい。

            • メールで送られてくる「警告メッセージ」が私のところに来なかった。また、商品を購入した時にメールが入るはずなのに来なかった。

            • 銀行システムで間違いがあったので、今後はなくしてほしい。

            • 海外との取引がほとんどできなかった。日本国内でも参加校不足で、企業の数も消費者の数も少ないように思う。ライバルがないのも問題だと思う。

            • もう少し企業の人と話す機会を増やしてほしい。

            • もう少し相手の情報がほしかった。

            • 期間が短かった。もっと相手の損益についても詳しく知ることができるようになったら良かったのにと思った。

            • バーチャル・カンパニーの規模の大きさと世間の注目の大きさに驚いた。しかし、それに伴った内容の授業になっているのか疑問に思う。

            • 会社を維持していくのが難しい。利益を出せないことも多い。

            • 会社の人数は、少数にしたほうがみんなの気合が入ってよいと思う。

            • バーチャル・カンパニーに参加するまでに、バーチャル・カンパニーのことを勉強しておいたほうが良かったと思う。

            • もっと海外の人と取引をしたいし、実際に郵便でビジネス文書等を送ってみたい。期間が短かったので、もっと長い期間でやりたい。

            • 個人消費の金額が分かりにくかった。何も商品を買わなくてもオーバーしそうになることがあった。

      3.2 教師用アンケート  

        全体(回答者数10名:回収率90%)
        内訳:

        大江高校

        西京商業高校

        呉港高校

        担当者4名(回収率100%)

        担当者6名中5名回答(回収率83%)

        担当者1名(回収率100%)

        <生徒や授業について>

          1. バーチャル・カンパニーの導入はスムーズに行えた。

            a)はい2名

            • 1学期の事前研修・三条会ホームページ作成などのノウハウを活かしスムーズであった。ただし、全体像をつかむまでには時間がかかった。

            • 中心となって進めてくれる先生のおかげでスムーズに行えた。

            b)いいえ8名

            • 昨年度と異なった授業になったが、生徒も教員もこうした先進的な授業形態に慣れていないために戸惑った。

            • 事前研修の時間があまり取れないため、試行しながらの習得方策が必要。

            • 既存の教授法に慣れきっている生徒たちの中には、導入当初、具体的な指示を出してもらわなければ、今自分が何を行うべきか分からない者が多かった。

            • 初めてなのでスムーズとは言えない。計画通りにできたのは1回目だけだった。

            • 試行錯誤の連続であった。特に導入においては、教育目標を達成するためのシステム化の必要性を感じた。

            • バーチャル・カンパニーの内容を理解するのに時間がかかる。(参考資料はあるが、教科書的なものは学校や教員で準備が必要なため)

          2. バーチャル・カンパニーの目指す「生徒主体」の授業の進め方に問題はなかった。

            a)はい5名

            • 必ずしも全てうまくいったわけではないが、問題も学習のうちであると考えれば、許容できる範囲であると思う。生徒主体というのが、この授業が以前の総合実践との最大の違いであると思う。

            • 昨年は、教員側が生徒主体という意味を取り違えていたが、今年はそれについてはある程度改善できたと思う。

            • 全くなかったとは言えないが、まずまず(70%程度)であったように思う。

            • 生徒主体の授業を進めたいので、このプログラムに参加した。つい気がつくと、指導者側が主導で生徒を動かしてしまうこともあった。成果は別としても、生徒主体になるようにかつてないエネルギーを使ったつもりである。

            • 教員側から指示やアドバイスをするタイミングが難しいが、生徒にとっては良い経験となったようです。ただ、生徒が慣れるまで、自分がどう動いたら良いのか分からない場面も多かったように思います。

            b)いいえ4名

            • 生徒のシステム利用に関する理解がかなり遅れた。学年の途中での導入のため、かなり混乱した。

            • 生徒主体といっても、することをある程度教員側で考え、提示しないとわからないまま作業をすることになる。ホームページやカタログの制作はできるが、部署の仕事については生徒への提示が必要である。

            • 結果として主体的な授業となった。初めてで見通しのきかない計画により、適切なアドバイスが十分にできたのかどうか疑問が残る。準備不足を感じることが多かった。

            どちらとも言えない1名

          3. 生徒は授業の趣旨を理解し、グループ作業に興味を持って取り組んでいた。

            a)はい7名

            • 最終的には、ある程度理解していたが、最初のうちはあまり理解していなかったように思う。

            • 期(1学期後半)よりグループ学習に入ったため、昨年度に比べ、授業の趣旨を理解するのが早かった。また、グループ人数を5人以下に抑えることにより、協力の度合いも高まった。

            • 説明不足もあり、趣旨は完全に理解していなかった。グループ作業は楽しくやった。

            • 積極的な態度が全体として見られたものの、作業自体の質については、問題が残る。こちらの指導上の問題である。

            • バーチャル・カンパニーの内容を理解し、グループでの作業に取り組んでいた。

            • リーダーシップとフォローシップがしっかりとれた会社とそうでなかった会社に差が出たが、概ね取り組み状況は良好であったように思う。

            b)いいえ2名

            • システムの意味を把握していたとは言い切れない。

            どちらとも言えない1名

            • 取り組む生徒と、全く取り組まない生徒と二極化現象があった。

          4. 生徒たちはグループ内で自分の意見を進んで述べ、グループ活動の中で自分の果たすべき役割や責任を理解し、それを果たすように努力していた。

            a)はい7名

            • 1グループを3人から5人にしたことにより、役割に対する責任を果たしていたと思う。しかし、少人数であることにより、その生徒が欠席した場合などは、その役割の機能が完全にストップするという弊害もあった。

            • 十分とはいえないグループも見られたが、大方役割や責任の元に活動を行っていた。

            • 少人数なので、各自の責任の範囲が明確になった。

            • ある程度はできていたが、アイデアの全く出ない生徒も数人はいたようだ。

            • 努力していた。

            • 努力していたが、たての連携が不十分で力を発揮できていない生徒もいた。

            • 役割といっても、役が当たっただけでは具体的にどういったことをしたらいいのか分からないことも多かったが、アドバイスするとがんばって動いていたようだ。

            b)いいえ2名

            • うまくいっているグループもあったが、モチベーションの低さから、各自の責任についての自覚が不足気味となった。責任者に頼ってしまう傾向が見られた。

            • 半々であった。しない者はしない。

            どちらとも言えない1名

          5. 生徒は授業を進めていく上で、疑問が生じた場合、担当教師や支援企業の人、回りの生徒などの意見や協力を求め、一緒にその解決に取り組んでいた。

            a)はい7名

            • やや安易に協力を求めるきらいもあるが、大方適切な協力関係であったと思う。

            • 担当教員に頼りすぎる傾向もあったが、自身で解決していこうとする気持ちは芽生えたと思う。

            • 生徒たちは取り組んでいた。適切なアドバイスについては、不充分であった。

            • 放課後なども積極的に取り組んでいた生徒もいた。

            • 個人差があり、一概には「はい」と言い切れない。会社の中でも、男女のコミュニケーションが不足したり、同じ部署内でも協調性の見られなかったりする者もいたようである。

            • もう少し解決努力をして欲しいと思っていても、あまり努力せずすぐに協力を求める。

            b)いいえ2名

            • 何か問題が生じたときにまず自分で解決しようとはせず、なんでもかんでもすぐに質問し、指示を仰ぐ生徒が多かったように思う。こちらがアドバイスをしても、それをそのまま実行するだけで、そこには自分達の考えなどがなく、一緒に解決したというよりもこちらが解決したという印象を受けた。

            • 生徒はすぐに「先生」と呼ぶ。自分で考えて解決させる必要を感じる。

            • 最初から自分で考えることをしないで、教師をあてにしていた。

            どちらとも言えない1名

          6. 生徒は従来の総合実践の授業と比較して、このバーチャル・カンパニーで違ったスキルや技能を習得した。

            a)はい5名

            • 従来よりも各自で判断すべき事柄が多くなり、その点でいえば成果があると思う。ただし、時間的・市場的な制約、従前の総合実践で学べた内容(流通・経理的内容)が、充分に学べないことは残念にも思う。

            • 商業高校なので、ある程度コンピュータや取引に必要な知識や技能などは備えていたが、その知識をどのように実際に役立てていくかという部分で、多くのことが習得できたと思う。

            • 今まで考えられなかった分野なので、PC技術やプレゼンテーション能力は抜群にアップした。

            • 本校の総合実践では、3〜4人で1会社を構成するが、今回は1会社14人。組織の中で動くといったことや、自分の役割が会社にどういった影響を与えるかなどの点ではよかったと思う。また、従来なかった商品企画という分野での経験は、生徒にとっては大きいと考える。

            • ホームページ作成やカタログの作成を通して、ITについて一定の理解を得た。商品開発についても学ぶことができた。

            b)いいえ4名

            • この取り組みが総合実践の目標を全て包括したものになっていないので、比較が難しい。

            どちらとも言えない1名

          7. 教師以外の社会人の人が生徒を指導することは生徒たちにとって利益があると思われましたか。

            a)はい9名

            • 三条会商店街での取材や、外部講師としての社会人との接触には、大きな意味があった。支援企業を常時持つ必要はないと思う。

            • 他の業界人の講義は、大変役に立つと思われる。生徒の視野を広げる意味でもよかった。

            • ビジネスマナーなどをいくら机上で習っても、実際に使うことがなければ生徒自身その重要性を理解できないと思うが、このように親や先生など以外の大人と接することにより、それらを使う機会ができ、その必要性や重要性が身にしみて理解できたと思う。

            • 自己満足に終わりがちな決定を客観的に指摘していただけるのは、生徒にとって利益である。

            • 大いにある。教員の研修にもなる。

            • 実際に会社組織を経験していない教員が多いと思うので、我々が持っていないものを与えてもらえると思う。その点で教員側もいい勉強になった。

            • 社会人の方の話は重みがあり、良い影響があったと言える。

            • 大変効果がある。設置当初より取り組みを行ってきた。

            • あると思うが、何について指導してもらうのか、社会人と生徒との接点が難しい。

            b)いいえ0名

            無回答1名

          8. このような仮想の企業経営の授業は、生徒が職業観を育成する上で役立つと思われましたか。

            a)はい6名

            • 役立つとは思うが、商業高校では、以前から総合実践で仮想経営を行っており、職業観の育成で考えると、特に進んだとは思えない。

            • 生徒により反応は様々だと思うが、今自分達が習っていることが、実際の仕事の中でどのように生かされるのかということが、少しでも理解できたのではないか。

            • 時間、経済、組織の役割、大いに役立つと思うが、現時点では生徒は感じていない。

            • 職業観の育成に役立つが、授業時間の問題があり、職業観を育成するまでの授業時間を確保しないとホームページやカタログ作りがメインになってしまいがちである。

            • 今の生徒たちの中には将来こんな仕事に就きたいという希望を持たない子が多い。仮想ではあるものの、今回経験したことで多少意識は向上すると思われる。

            • 職業観を育成することは、従来からの教育でできていたが、特に、今回の取り組みは、その一環として大変役に立った。

            b)いいえ4名

            • 進路指導用の教材があるが、そちらのほうが適している。

            • まだまだ不足していると思う。職業観の育成については難しい。

            • あくまでも仮想にとどまっているため、職業観を育成するほどの高揚にはつながっていない。

            • 総合実践の授業とあまり変わることがなかったと思う。取り立ててすごいとは思わなかった。

        <指導者自身の取り組みについて>

          1. バーチャル・カンパニーを導入する上で、この教育プログラムの意義やねらいについて指導者間で充分な議論がなされ、それを理解した上で授業に取り組めた。

            a)はい5名

            • 議論はさほどされていないが、意義については理解していたと思う。

            • 単にバーチャル・カンパニーを導入するのではなく、より充実させるための工夫を行うことにより、必ずしも充分ではないがよりねらいに近い授業に取り組めた。

            • 指導者間の議論はなされたが、理解までには達していない。

            • 起業家教育のありかた、具体的な取り組みについて理解を深めることができた。

            b)いいえ5名

            • 他の授業やクラブ指導等で打ち合わせの時間があまり取れないことと、まだ試行錯誤の段階のため、見通しが立てにくいことなどで議論が分かれ、教育内容について意見がまとまりにくい。

            • もう少し練れば良かったように思う。

            • 最初から独断で実施したので議論はしていない。議論をしていたら実施できないだろう。どうしても安定・安全な方向に傾き、冒険はできない。

            • 充分な論議はできなかったように思う。今回は初めてで、イメージもわきにくかったので、まず1回やってみようという感じでした。

            • 1年間である程度の成果があったが、反省を通して議論していかなければならない

          2. バーチャル・カンパニーを指導する上で、担当者は自ら課題を見つけ、既成の授業形態にとらわれず、毎回の授業に積極的に取り組んだ。

            a)はい6名

            • できるだけ新しい視点での教育を目指した。

            • 課題については分かっていたが、それを解決する方法は見つけることができなかった。

            • 課題を見つけるどころか課題ばかりで積極的に取り組まなければつぶれてしまう。真面目過ぎると取り組めない気がする。

            • 努力した。

            • 全般的には取り組んだといえる。

            b)いいえ3名

            • 既成の授業の優れた点も充分に評価しつつ、授業を構築する必要がある。

            • 時間に流されてしまった。主体性が持てなかった。

            • 積極的かと問われると、正直そうではなかった。このバーチャル・カンパニーの目的も漠然とは分かるものの、授業の中での目標も不明確なまま進行してしまったように思う。

            どちらとも言えない1名

          3. 毎回の授業内容や導入方法を他の担当者と一緒に検討し、授業計画を作成し、授業のねらいとするところの達成に努めた。

            a)はい7名

            • 担当者が多く、十分とはいえないが、そのなかで授業のねらいを定め授業を進めている。

            • 検討などを行ったことは行ったが、担当者も多くて十分な検討がなされたかどうかは疑問である。

            • 早い段階での計画の修正など、昨年よりも効率的に進められた。

            • 時間不足は否めないが、打ち合わせをしながら授業計画を練っていった。

            • 努力した。

            • 導入や授業内容は、原案を出し、問題がなければそれを生徒に指示している。忙しい中で一緒に検討するのは難しいことである。

            b)いいえ3名

            • 一応メインでこの授業を担当された他の先生に任せてしまった。

            • 本校の場合は、まったくしていません。ワンマン体制です。次年度からは理解者が出て、一緒に検討出来るように思います。

            • 個々の取り組みや作業(経理部での帳票はどういった編成にするか、メールの導入の件)については、検討ができたが、授業のねらいに関しては、不十分であったように思う。

          4. 授業のねらいとするところが達成できなかった場合、その原因について考え、他の担当者とも議論し、次回の授業の参考とし授業内容の改善に取り組んだ。

            a)はい7名

            • 十分とはいえないが、そのように心がけた。

            • 井戸端会議的ではあるが、原因などを話し合い改善に取り組んだが、あまり成果が上がったとは思えない。

            • ミーティング時間が比較的多く持てた。

            • 議論は不十分だが、できるだけの努力はした。

            • 現在も1年間の反省を中心にして行っていかなければと考えている。改善点についても考えている。

            b)いいえ2名

            • 達成できないことが多かったが、議論する相手もいません。

            • 一つ一つの作業についてはこうしていこうという方向の確認はできたが、やはりねらいというか目標が不明確だったため取り組みづらかった。

            どちらとも言えない1名

          5. 上記に述べた内容―授業のねらい、授業の問題点・改善点などについて、支援企業などと意見交換し、学校外の人ができるだけ授業支援をしやすいように努めるとともに、外部支援を効果的に利用できるように授業を進めた。

            a)はい3名

            b)いいえ7名

            • 内部でも調整が困難な中で行っている。外部の支援を十分に得られる体制にはなっていない。

            • ほとんど利用できなかった。

            • 校外からの支援は、学校全体の理解を得る必要など、収拾の障壁もあり、これからの検討課題でもある。

            • 意見交換の余裕はありません。本校の場合、専務理事が企業出身なのでメンター企業の立場としての効果的な支援をしていただいた。

            • 企業は、利益の上がらないことには参加しないし、非協力的である。

            • 意見交換する時間はなかなかとれない。年3回来て指導していただく前に意見交換する程度である。

            • 中心になる先生が支援企業などと接してくれた。

          6. 生徒が支援企業などの社会人講師に礼儀正しく接することができるように(継続的な支援を視野に入れ)日ごろから生徒を大人として扱い、最低限の社会マナーが習得できるように指導している。

            a)はい10名

            • 毎日のはじめにより進んだマナー指導を行っているが、授業だけでなく、学校としての指導の中で行うことが必要。

            • 今年度マナーについては、授業の中でも時間を取って指導したし、その後も継続的に指導してきたと思う。

            • マナー教育を行ってはいるが…。

            • 学校体制として、頭髪やマナーを指導している。教科の中でも指導が徹底できた。

            • 改善されるように指導はしている。徐々に改善はされているが一朝一夕にできる事柄でもない。

            • 大人扱いをしているかどうかは疑問ですが、礼儀マナーについては、この授業に限らず行っています。

            • 日頃から行っている。

            • 努力はしているが、十分といえるまでには達していないのが現状だと思う。

            b)いいえ0名

          7. 生徒が自ら考え答えを見出せるように、生徒が何か問題に直面したときは、まず「自分はどのように考えるか」をたずね、答えを与えるのではなく、問題を解決できるよう誘導した。

            a)はい7名

            • 問題に直面したときは、まず自分のスキルの範囲でできうることで解決を見出させ、そのあと別の方法や解決に向けての考え方を示し、より良い方策を考えさせるようにしている。

            • できるだけ自分達で答えが出せるようにしたが、最終的にはこちらの出した例などをそのまま実行することが多かったように思う。

            • 課題提案や授業誘導を行ったが、効果的であったかどうかは疑わしい。ただし、グループの中で自分のスキルを生かせるようグループで工夫していた。

            • 最大限誘導したつもりであるが、いつのまにか命令していたこともあった。辛抱がいる。反省している。

            • 誘導はしたが、多くはこちらが提示した例をそのままやるにとどまった気がする。

            b)いいえ2名

            • 適切なアドバイスができたかどうか疑問である。大変難しい。

            • あまりそういった場面が設定できていない。

            どちらとも言えない1名

          8. 生徒の得意なスキルを見出し、それが発揮できるような課題提案や授業誘導を行った。

            a)はい7名

            • グループ内での分担で、各自の得意な分野を生かすよう指導している。

            • 少人数でグループを作ったこともあり、各人それぞれのスキルが発揮できる環境にあったと思う。

            • 課題提案や授業誘導を行ったが、効果があったかどうかは疑わしい。

            • 生徒が自主的に個々の役割を果たしていたように思う。但し、何もしない生徒も数人いる。

            • 行ったが、やり切れていない。

            • ホームページ・カタログ作りといった課題を行っている。

            b)いいえ3名

            • ただし、グループの中で各自のスキルを生かせるようグループで工夫していた。

            • 努力しがたい。

            • 生徒の得意なスキルが課題提案とうまく結びつくことはまれである。

          9. 先生以外の社会人が授業に参加することは、指導者自身にとって利益があると思われましたか。

            a)はい8名

            • より多様な意見が伺えることは新鮮味がある。

            • 大変勉強になると考える。

            • 仕事に対する厳しさなど、見習わなければいけない部分がある。

            • より高い教育目標を達成するためには、社会人の方のアドバイスは必要と考えるが、学校の教育内容を阻害するようなものは困る。

            • 新しい分野のスキルアップとなる。生徒指導に幅が出てくる。

            • 教師自身が起業家としての態度を要求されるので大変である。

            • 実際に会社組織を経験していない教師が多いので、私達が持っていないものを与えてもらえる良い機会となった。

            • 社会・会社・業界の話が聞けるので有意義である。

            b)いいえ2名

            • 公立高校では難しい面が多い。メリットと天秤にかけると、利益といえるかどうか疑わしい。

            • それ以上に準備が大変である。

          10. バーチャル・カンパニーを導入する前にご自身の企業研修を希望されますか。

            a)はい2名

            • 10年間企業で技術畑を勤めたので、企業のことは知っているつもりであるが、体験していない分野の研修は受けたい。

            • できるだけ実践的で最新の情報を入手したい。

            b)いいえ8名

            • 短期に研修しても概してお客さん的な扱いになりがちであるため、充分な成果が得られにくい。

            • 教員になる前に、社会人(銀行員)だったので、特に必要性を感じない。

            • 長期間の研修なら効果があると思う。

            • 学校としてのフォロー体制がうまく機能できない現状もあり、難しい。

            • 時間がない。時間があった場合は、他のより有効な教育活動を選択する。

            • 一回経験したので自分はもうよい。 

          11. バーチャル・カンパニーの導入研修(生徒主体の授業になるような教授法研修)はあったほうがよい。

            a)はい6名

            • 必要性はおおいに感じる。

            • 教員側の研修の必要性は感じるが、中学1年生ぐらいを受け持たれる教員を対象にした研修をした方がより効果があると思う。高校生、しかも実質上の義務教育最終学年の生徒を対象としていては手遅れだと感じることが多い。

            • どんなことでも良いので研修が欲しい。生徒主体の授業の教授法は自分にとって一番欠けているように思います。

            • 必要でしょう。

            • これは絶対に必要である。主体的な学習に向けての確立された教授法があるのなら、是非知りたい。

            • 机上の学習でどんな形の学習方法があるかは分かっても、実際にさせるとなると具体的なものがなかなか出てこない。

            b)いいえ4名

            • 生徒向けのビジュアル化した簡易マニュアルがあると良い。

            • 大学の教職課程で充分だと認識している。

            • 研修して身につくものではないと思うから。生徒に対する洞察力が必要でしょう。

          12. 上記意外に、バーチャル・カンパニーの導入の事前研修や途中研修にはどのような研修があればよいとお考えですか。

            • 何かもう少し生徒のモチベーションが上がるような研修というよりも企画があればいいのにと思う(生徒対象の)。

            • インターネットに関するシステムの研修は必要である。今回は不十分であった。各校導入する場合のネックになるところであろう。

            • バーチャル・カンパニーの外国との取引の仕組みと実際(教員に事前に研修)。

            • ホームページ作成、ビジネス英語。

          13. この授業を担当される先生にはどのような技能が必要だと思われますか。(他校で導入されることを前提として)

            • コンピュータ活用技術(ワープロ・表計算・ホームページ作成・eメールなど)と、海外との取引をするなら英語・海外の商習慣など。

            • これまでのように、先生から生徒へという授業を行う観点を捨てて、生徒から先生へというように発想を転換する必要がある。

            • 販売の仕組み。

            • PC利用技術、会計処理能力、真面目過ぎないこと、飽きっぽい性格。

            • 起業家教育の理解と情熱が不可欠である。インターネットに関する技術は不要であるくらいの電子商取引システムの完成が至急必要である。起業家=インターネット上といった誤解を与える。電子商取引システムは、模擬取引の便利な手段でなければならない。

            • マーケティングに関する知識、ITなどの情報技術、会社の経営などの仕組み、アイデア(発想の方法)商品開発の仕組みなど。

            • ホームページ作成、メール送受信とネチケット、ビジネス英語。

          14. 来年度もこの授業を担当したいとお考えですか。(もし自ら選べるとしたら)

            a)はい2名

            • 3年間は続けてみたいと思っている。ただメールなどを生徒にさせるための準備やホームページをアップロードするなどの作業は、自分にはできませんが。

            b)いいえ5名

            • 新しい考え方や斬新な考え方の導入が必要。

            • バーチャル・カンパニーではなく、他の方法で他の教科で起業家の視点を養う教育を展開するつもりである。

            • 起業家教育を別のコースで別の方法・展開で取り組みたい。

            • 結構大変なので、他の人にやってほしい。しかし、もし自分がやるのであれば、いろいろ考えて展開したい。

            何とも言えない・未定・無回答3名

          15. 来年度この授業を担当される場合、どのような形でバーチャル・カンパニーを進めていきたいとお考えですか。

            • 従前のシステムに戻して、商業取引の実践を徹底し、商業としての教育目標を達成したい。他校との外部取引については、別途考慮する。海外取引については考えない。

            • 創造力を最大限に伸ばす。自分の意見を正確に伝える。経済についてしっかり考えるなど、今までの教育で育ちにくい部分を伸ばすようなもの。

            • 現在本校では、3年の総合実践で導入していますが、もっと早い学年で導入するかもしくは、課題研究などの選択科目で導入する方が効果的だと思う。

            • 現状では、結局小売業の範疇を超えられない。より大局的な観点で経済を見られるような工夫が必要である。また、商品が架空であることからくる商品に効用がないという問題は大きい。そのため、事実上商品としての体をなさない。これらを改善していかなければ市場経済のシミュレーションに成り得ないのではないか。それらをクリアーできるようなバーチャル・カンパニーにする必要があると感じる。

            • メンター企業は、バーチャル・カンパニー1社に固定しない。総務、経理、営業部門を3社で分担することを考えたい。

            • メンター企業の取扱商品にこだわらないで進めてみたい。

            • 今年度と同様で、プラス海外取引の充実。

            • 今回の反省を踏まえて進めていきたい。まずは、担当者の中で反省会を開きます。

          16. この授業を実施したことで、生徒だけでなく、指導者としてご自身にも何か得るものがあった。

            a)はい8名

            • 起業家に視点から、新たな授業展開ができた。

            • 今までの授業では分からなかった生徒の可能性が見えてきたこと。

            • 1・2年での学習で、どういうところが不足しているかが分かる。

            • 生徒主体の学習形態の導入として参考になった。

            • PC利用能力は抜群に伸びた。校内から校外へ視野が広がった。生徒の能力を引き伸ばそうとする指導法の訓練となった

            • 企業教育の理解をより深める機会となった。

            • 企業の方との対応、企業教育の内容。

            • 海外にメールを出させるための勉強もできた。

            b)いいえ1名

            • よく分からないことばかりでした。

            無回答1名

            • 非常に難しい質問で回答不能。

          17. バーチャル・カンパニーを進めていく上で、今後必要またはあると便利だとお考えのものについてお書きください。

            • 他校の授業計画書。

            • 銀行システムは便利。ただし、収支や仕入れ・売上のプロセスなどの勉強ができないことは最大のネックである。

            • バーチャル・カンパニー用のWebサーバーを起業家教育センターに用意してほしい。(現在情報教育センターのサーバーを借りているが、管理上の制約が多い。)各校の状況を交流したり、他校の学校の先生と問題点を話し合ったりできるような「掲示板」の設置。

            • ホームページ制作の指導書。

            • 他校のスケジュール表。特に海外との取引をしようと思うので。今回はメールを送るだけに終わるものも多数出ました。(日本が冬休みのとき、オーストラリアは夏休み?)

          18. 何か他にお気づきになられた点があればご自由にお書きください。

            • 生徒主体の授業として、現在のバーチャル・カンパニーには評価すべき点が多いが、経営そのものの体験としては欠けている要素が多いと感じる。起業家精神涵養を目指す為には、よりクリエイティブな内容にし、かつ「経営」「経済」をシュミレーションできるような内容にしたいのだが…。

            • 生徒主体というこの授業の性格上、生徒のモチベーションが低いとなかなか上手くいかないと思うが、本校ではそれが一番の問題だ。他校の生徒は、どうなのだろうか。もし来年も参加できるとしたら、一度他校の状況を見る機会が持てればと思う。

            • 私は、やはり講義形式の授業のほうが向いているように思います。

            • 各バーチャル・カンパニー間の商取引をする期間が一致していない。流通が少ない。

            • 海外取引の方法をもう少し検討したほうが良いのではないか。電子取引の仕組みについても、検討したほうが良いところがあります。

      3.3 支援企業用アンケート

        全体(回答者数7名:回収率88%)
        内訳:

        大江高校

        西京商業高校

        呉港高校

        2社 担当者4名中3名回答(回収率75%)

        2社 担当者2名(回収率100%)

        2社 担当者2名(回収率100%)

        1. 今回、バーチャル・カンパニーの支援企業としてご協力をお引き受けになられたのはなぜですか?企業にとってのメリットなども含めてお書きください。

          <理由>

          • 地域社会への貢献

          • 教育の内容および方法に賛同

          • 社会貢献

          • 起業家教育センターから依頼されて

          • 学校の専務理事が当組合の元理事長ということがあって

          <メリットについて>

          • あまり感じていないし、メリットを意識して支援していない。あくまでも先方様の意図や目的を第一に考え、支援するからにはご満足いただける内容となるように努力するだけです。メリット(デメリット)はあとからついてくるもので、先方様が受け取られた感覚(受け取り方も個々に違いますし)がすべてだと思います。

          • 次世代の需要家である高校生の方々に、当社の企業活動を知っていただくことができる。

          • 会社広報活動の一環

          • 採用活動、その他における協力関係の構築

          • 学校とは以前より社会人授業でお世話になっていましたし、卒業生も多く入社しており、つながりが深かったという経過があります。もともと弊社は地元産業を発展させるために設立された会社ですので、このような機会には積極的に参加させて頂くようにしています。

          • バーチャル・カンパニーに関しましては、ネットワークを通じて商品が宣伝されること、特に、若者をターゲットとした商品が候補に上がっていましたので、実際の購買層の意見も聞けますし、市場の反響も見られるいい機会であると判断致しました。

          • 快適工房の活動の一環として(グンゼ肌着のPR等も含める)と、地域の社会活動に貢献するため。

          • 町内に製造業と呼ばれるところは菓子屋と精密機械の事業所しかなく、高校より協力依頼があったのですが紹介できるところがなく、数年前から商工会で取り組んでいる地元の特産品づくりを紹介することとなった。

          • 現在高校の生徒で町内の出身者は30%程度であり昔の高校三原則時代と違い地元とのつながりが余りなくなっており町を知ってもらういい機会になること。

          • 若い柔軟な発想で面白い特産品ができ、実際にみやげ物として商品化できるものができてくればという期待。

        2. ご支援をお引き受けになった際、学校の説明は十分でしたか(「いいえ」の場合、問題点や今後の改善点をご指導ください)。

          a)はい5名

          • 初めての取り組みのことで、お話をいただいた際、説明は良く行っていただいたが、趣旨が良く理解できなかった。しかし、報告・連絡・相談などを繰り返し、次第に理解が増した。バーチャル・カンパニーの背景、目的、そしてねらいが明確になっていればと思います。趣旨は十分に理解できました。

          • 趣旨等はよく分かりました。過去に事例がなく初めての事ということもあり協力するにもどのような形で提供すれば良いのか分からなかった点。

          b)いいえ2名

          • 直接、依頼を受けた訳ではないため、よく説明を受けていません。(アバウトの説明を受けただけです。)

        3. 実際にバーチャル・カンパニーの授業にはどのように関わられましたか?

          • 「ITの進展と今後の経済について」のテーマで講演(2クラスに対して、各1時間の講義)

          • 本年度は、「社会人に求められる基本的な心構え」というテーマで2回(同じ内容で2クラス)の講義を担当した。

          • 経営の考え方や販売におけるアドバイスなどのオブザーバー的関わり

          • 「企業の人の話を聞く」の講師。企業概要・商品取引・組織の概要と教務内容会社設立説明のフォロー

          • 2ヶ月に1度訪問し、進行のアドバイスと、メールでの質問返答

          • 取扱商品を決定する際の決定方法のアドバイス

          • カタログ提供と商品特徴の紹介

          • ホームページを効果的にPRするための工夫についてのアドバイス

          • アパレル専門用語の英語訳

          • 商品開発のアイデア提案

          • 商工会で取り組んだ特産品事業の経過を紹介

          • 会社組織と部署の役割について

          • 商品企画(誰が、何を、どの様に、誰に売りたいのか)

          • 地元のみやげ物販売所でのやり取りの紹介等

          • 商品化に向けた製造元とのやり取り

          • 販売所への依頼等

        4. 授業への支援内容はどのように決められましたか。今後の改善点も含めてお書きください。(例:学校側からの依頼内容、学校の担当者と企業の方が相談されて決められた内容)

          • 過去2年とも学校側の要望を100%受諾した。内容は上記による。今後も基本的にはこのスタンスがよい。学校側がカリキュラムを提示し、企業側はできるかぎりその要望に協力する。内容に対して意見があれば両者の間で調整していく。改善点というほどのこともないが、アプローチは早い段階で行っていただき、依頼する部分だけでなく、全体を提示し、依頼部分の位置付けが全体から見てどのようなもので、どんな効果を期待するのかがわかりやすくなれば、こちらとしてもイメージしやすく、話しに入りやすいです。

          • 学校側から依頼を受けたメニューをそのまま支援した形ですが、こちらからは相談しませんでした。先生がお気遣いいただいてのことだと思いますが、授業内容のカリキュラムを紹介していただければと考えます。

          • 支援内容は先生が決められました。スケジュールに合わせて実施しました。具体的な内容は、以下の説明とフォローを実施しました。

              1.会社概要の説明
               

              1)設立状況

              2)組合運営理念

              3)組織と役割

              会社設立のため作業説明

              専務が講師・フォロー

              2.バーチャル・カンパニー設立、運営
              3.企業が求める人材

          • 授業前に学校側より次回の授業内容とアドバイスしてほしいこと、商品の準備等、説明がありましたので、それに沿って行いました。また、学校側より生徒主体でとのことでしたので、極力こちらが仕切らないように気をつけましたが、実際は生徒さん達も緊張しており、グループ討論ではなかなか意見が出ませんでしたので、どうしていきたいか希望を聞き出してから、それに沿ったアドバイスをするようにしていきました。最初は何を聞けば有効なのか、わからないのが実態だと思います。もう少し、事前に先生の方からこんなことを聞いてはどうかのアドバイスがあってもいいのかなと思います。

          • 1チームが肌着の小売業をすることが既に決まっていました。そのため、その小売業を支援するように要請がありました。

          • 学校側からの依頼に基づき決定。はじめは、とにかくどのような内容になるのかつかめなかったので資料等作成して行きましたが結局使わず、質問形式で進めていきました。

        5. 生徒達はこの授業の意義を理解し、自分の意見を進んで述べたり、または質問したりするなどして、積極的に授業に取り組んでいるようでしたか。

          a)はい5名

          • おおむね理解していただいたようです(独自のアンケート集計による)。しかしながら生徒さん達にも温度差があったのは事実。支援企業としての講演は、生徒さん達にも“物珍しさ”があり、瞬間的にモチベーションが上がるが、継続的な運用では、やはり現場の先生方のフォローが最重要だと思います。(日常のこの時間帯の生徒さんの姿勢が見えないのでなんとも言えませんが・・・)

          • 学校様からのご要望により、内容を決定した。特に、入社試験を間近に控えた生徒さんもおられるため、社会人に必要な心構えや態度について、できる限り具体的にお伝えすることに的を絞って実施した。

          • 私は、良く取り組んでいると思います。会社を運営する上での質問をしたり、確認をしたりしていました。

          • 全体の人数は7〜8名で、主に2〜3名が質問されました。また、こちらから理解しやすいように例を出して説明し、理解できたか指名して確認しました。

          • 「はい」と「いいえ」の中間でしょうか。意義も目的も理解していたかと思います。ただ、結果がなかなか目に見えない(売上や売れ筋商品が見えない)ことで、やりがいが少なかったように感じます。また、我々とのつながりが薄かった為、グループ討論時は非常に緊張しており、質問等は少なかったようです。社長のグループのまとめ方、社員のグループでの意見の述べ方など、団体での自己アピールに慣れていないせいでしょう。

          b)いいえ1名

          • 全体的に、受身の所が見られたと思います。(なかなか、自分たちからこんなことがしたいという提案は無かった)

          どちらとも言えない1名

          • 3回授業のお邪魔をしましたが、お互い緊張感が取れないままに進んでしまった点を反省しております。男子生徒はわりと発言も多かったのですが女子生徒は恥ずかしさがあったのかあまり多くなかった。ただ、何を質問して良いのかが分からなかったのだと思いますし、それを引き出してあげることのできなかったこちらの反省点でもあります。

        6. 担当教員の授業の展開方法や支援企業との関係づくり、事前準備など、何かアドイスがあればお願いします。

          • 先生方の授業の展開方法: 実際自分が講義した時間以外は見ていないので、全体の流れも含めて、「わからない」というのが回答です。

          • 関係づくり、事前準備: 交渉能力、説明能力、対話術、応接能力等々一般企業の方々よりは苦手な印象を受けました。この側面だけで見れば、これらの研修は世の中にたくさんあるので、積極的に受講すればいいのではないかと思います。研修受講が目的ですが、社外ネットワークの人脈作りや、情報(授業のネタ)収集により、視野が広がるのも大きな利点です。

          • 特にありませんが、全体像と自分の担当する部分の位置付けがわかるように、情報提供していただきたい。

          • 教育カリキュラムの公開と進歩状況確認などの時間があれば、その時々の問題点や確認作業の際にリアルタイムに必要に応じて、ポイント指導や相談ができると考えます。

          • 担当教員の方も今回が最初ということで、戸惑いもあったと思いますが、来年はスムーズにされると思います。事前準備の打ち合わせをもう少し多くしたらもっと良かったと思います。

          • 生徒主体はいいのですが、我々と生徒との話し合い時に、先生が後ろにど〜んと座って見ていられると、生徒は話せないでしょうね。何もない所から話せ、質問しろ、もきついでしょうし、事前に進度状況や質問事項をまとめたものを見ながら話して行く方が、話しやすいのではないでしょうか。それも、同じ人ばかり話さないように、事前に項目を割り振っておいて、独自の質問も加えること、とさせて全員に考えさせておくとか。

          • 事前に支援企業を訪問する等して、その企業の特徴を把握しておくことは必須だと思います。独自に製造をしているか否か、主な販路はどこか、などで全く企業戦略は違いますから。

          • バーチャル・カンパニーをやるための、インフラ?等の整備をもっとするべきだと思いました。(生徒は、今何がどれだけ売れているのかを知ることができないようです)

          • お互いにはじめての取り組みであり、雲をつかむような中で進んでいきました。正直なところ町内の事業所は殆どが高齢化、後継者がなく、この代で商売を止められるところが多く、また、従業員を抱えて事業をやられているところは建設、建築、土木といった関係で、バーチャル・カンパニー事業にご紹介できるような前向きで元気のある事業所はないのが現状です。そういう意味で、高校サイドで本当に欲しているものを提供するにはかなり難しいのが現状です。正直なところ、何も提供できずに終わったなという感じです。

        7. バーチャル・カンパニーの授業のように先生以外の社会人の人が授業に入ることは生徒達にとって利益があると思われましたか。

          a)はい7名

          • バーチャル・カンパニーがひとつの起爆剤となって、さらに活性化する方向へいけばよいと思います。ただ講義される人の人間性を学校側で見誤らないことが大前提です。今回に限ってみても、社会現場に携わっている者の話を聞く機会はほとんどなく、当然家庭では親とまじめに話しはしないでしょうから、あらたまって、このような機会で講義することはいい刺激になると思います。社会の流れや厳しさ、働くことの意義、人間としての正しい考え方等、道徳面が特に重要だと思います。先生が同じ内容で話されても、普段の距離が近いため、頭に残らないでしょうが、社会人の話は普段と違った空気を感じるので、話すことは「すべて正しい」と思い、普段以上にまじめになり、頭に残るのではないでしょうか。

          • 民間企業で働く人たちに接することで、多様な価値観に触れることができると思われる。

          • 社会人の具体像がイメージできる。

          • 有意義だと考えます。生徒も新鮮ですし、進める上でのP・D・C・A等が良く理解できると思います。

          • 生徒さんが会社に入社される時に、実際との差が少なくなるので良いと思います。

          • 受身であることに慣れている学生時代には、普段見ることのない新しい世界を感じられるというのは、貴重な体験ではないでしょうか。日本は学生と社会人との意識の差が大きすぎますからね。働き出すと日々、自己実現のための戦いですし、画一的であってはいけない。学校の先生にはない企業人の姿と具体的な話は、いい刺激になるのではないでしょうか。

          • 実際に社会に出て働いている人の意見を聞くことは、重要だと思います。

          • 十分なものは提供できなかったのですが、この取り組みは生徒にとって大きな利益があると思います。今回はソフト経済科のなかで電子商取引に取り組むことが主目的だったと思うのですが、企業体験が主目的でインターネットはそのツールという考え方であれば、他の学科でもバーチャル・カンパニーに取り組んでいただければと思います。

          • ゼロから自分たちで考え取り組むことによって自分は何が得意なのか、自分に何が足りないか、何が必要なのか、自分自身で気づくことができるのではないでしょうか。目的探しの手助けになるのではないでしょうか。また、電話の掛け方、受け方、接客マナーなども面白いかと思います。

          b)いいえ0名

        8. バーチャル・カンパニーの授業のように社会人の人が授業に加わることは、教師や学校にとって利益があると思われましたか。

          a)はい7名

          • 教員の方々にとっては、違った角度の視点で講義内容や進め方(良くも悪くも)の情報を収集するいい機会だと思います。それにより、授業のやり方でスキル的にも能力的にも自分に足りないこと、逆に自分が優れている部分を自己認知できる効果があります。会社でもナレッジマネジメントがさけばれていますが、学校内でも他の先生の授業を生徒と一緒にお互いに受けたりしているのでしょうか。他の先生のやり方でいいところは吸収しあったりして、切磋琢磨していけばレベルが上がっていくと思いますが、なかなかそんな時間が取れないと想像します。その意味でも、社会人の講義を一緒に受ける(見学する)のは有意義なことではないかと思います。また学校全体の視点からも、事務室の方のTEL応対などにも波及効果が現れるのではないでしょうか。

          • 就職・進学を問わず、進路指導面での情報収集が図れるのではないかと思われる。学校教育と、社会人教育は根本的に異なるので、企業の求める人材像について、先生方の理解が深まるのではないか。

          • 先生方も指導する上で、視野が広がるのではないかと思います。

          • 先生及び学校にとって、会社がどんな人材を欲しいと思っているか少しでも理解できるので良いと思います。

          • 企業におられた方でなくてはわからない企業の戦略というものはあると思います。企業におられた方でも情勢は刻々と変わりますので、現役の企業人が入ることは現場の雰囲気を体感する上でも有効だと思います。

          • 引きつけるしゃべりでは先生にかなうものはいないと思いますが、売るための戦略はやはり現場で実践している者にしかわからないこともあると思う。

          • どんな部署でも、外部の意見を入れることは良いと思います。

          • 私自身、大阪の民間の中小企業で10年以上仕事をしてきました。今は商工会というところで仕事をしています。民間であれば給料は売上から出ます。今は補助金(税金)から出ています。良い、悪いは別にして接する人の質や考え方が民間のときに接していた人達とは180度変わりました。そう言う意味では全く考え方の違う人間と交流することは何らかのプラスになるのではないでしょうか。

          b)いいえ0名

        9. このような仮想の企業経営の授業は生徒が主体的に授業に取り組んだり、職業観を育成したりする上で役立つと思われましたか。

          a)はい6名

          • 社会人には「自ら考える」姿勢が不可欠であり、試行錯誤しながらチームで協働しての作業は貴重な経験になると思う。非常に役に立つと思います。就職しても経営には即参画できるわけではありませんが、経営の基礎的要素を学ぶわけですから、会社のいろいろな数字や話が良く理解できるのではないかと思います。仮想でも、企業経営を生徒が行うので、どうやって会社が設立され、運営されているのかということが理解できるので役立つと思います。理想どおりの体験をするのはなかなか難しいかと思います。しかし、全く経験がないよりは、さわりでも経験しておくことは、いざその場に直面した時、自信となるはずです。また、社会に出たら(大学でも)何をするにも、自己責任が付いて回りますが、少なくともこの授業では、「自分の意思で考える」ということを強要されるので、いい訓練では、と思います。

          • 確かに、上記のことに役立つと思いますが、もっと、生徒が主体的に取り組めるような工夫が必要では?

          • 設問7でも触れましたが、大変役に立つと思います。

          • 女性で何パーセントかの人は仕事をする機会に恵まれない方もいると思いますが、大抵の人は近い将来仕事に就かれると思います。将来何をやりたいのか、何になりたいのか、そのためには何が必要なのかを見つける手助けになると思います。

          b)いいえ0名

          わからない1名

          • (全体を見たわけではないので)生徒の反応や先生の熱意をみていれば回答できますが・・・。

          • “かたち”だけのものになっていれば無意味ですし、しっかりと目的通りに進捗できていれば非常に効果があると思います。後者であるならば、この授業を受けているかいないかで、人間的成長がちがってくるといっても過言ではありません。つまるところ企業とは、世のため人のためになるから存在しているのであって、その利他の心がベースとなっています。企業経営手法、職業観もこのベースがあってはじめて存在することですから、多感な年齢にこの意味を含めた上で、バーチャル・カンパニーを進めるのは、すばらしいことだと思います。

        10. この授業を担当される先生にはどのような技能や資質、今後の取り組みが必要だと思われますか。

          • 授業そのものに関して: 主旨をはっきりさせ、文章化して意識統一しておく。手段を目的にしない。

          • 技能・資質: 交渉能力、説明能力、対話術、応接能力等企業の人と接しながら学んでいけばいいと思いますが、最初から持ち合わせているのに越したことはありません。

          • 今後の取り組み: 学校をあげての協力体制(担当教員の方のみに負担がかからないように)

          • 特にありませんが、授業運営は時間管理を厳しくしていただくよう、お願いしたい。(限られた時間を充分に活用したいし、社会人にとって重要なこととして、開始時間と終了時間を守って実施したいと考えているので。)

          • 技術技能では、やはり最低限の情報処理技術が必要ではないでしょうか。また、バーチャル・カンパニーによる目標やねらいを明確にし、目標達成への管理が重要と考えます。

          • 他校で導入されるのであれば、呉港高校の先生のように積極的にやってみようと思う気持ちが必要で、自分自身も会社を知ろうとする意欲が必要だと思います。

          • IT関連と流通でしょうか。

          • いろいろと変わっていく支援企業先の特性を短期間で把握でき、かつその業界の現状を理解する柔軟性は必要でしょうか。

          • IT関連の基礎知識、ネットでの仮想取引についての知識。対象とする分野の商品知識と流通の仕組み(簡単な)。

          • 特にありませんが、しいて言えば民間の仕事の経験者であれば実体験で話ができるのでは。

        11. 来年度もこの授業を支援したいとお考えですか(もし、社員として選べるのであれば)

          a)はい6名

          • ただし、そのときの仕事の状況があるので断言ではありません。個人的な、いまの気持ちでの返答ととらえてください。

          • 業務に支障がなければお手伝いさせていただきたいが、会社としてのお付き合いであるので、自分で選べるというのは考えにくい。

          • 学校からご依頼があれば、微力ながら支援いたします。

          • 機会がありましたら。いい刺激になりますので。

          • 特に問題なければ、O.K.です。

          b)いいえ0名

          どちらとも言えない1名

          • この事業の趣旨には賛同しますし、この取り組みは非常に有意義であると思いますがこちらにそれだけのものを提供できるものがないため。

        12. 来年度この授業を支援される場合、どのような形で授業に関わりたいとお考えですか。

          • 先生方がこの授業を進められる上で障壁となるものや、わからないことの穴埋め、またモチベーションアップの役割等、フォローという立場でのお手伝いです。手法手段ではなく特に道徳の部分で生徒さんとの対話つながりができれば、企業の意味合いや捉え方も理解していただきやすいと思います。

          • 自分の得意分野を生かすという点では、本年度のように、心構えなどに関するテーマの講師として参加させていただくのが望ましいが、学校様のご意向による。

          • 課題やテーマに対するグループディスカッションを行う際に関わるのが良いのではないか。毎回では少々困りますが、これは、決して企業の考え方を押しつける訳ではありません。生徒たちが気づかないことや理解が薄いところを助言し、導くレベルです。

          • 今回と同様。

          • 生徒さん達と向き合う時間が少なすぎたかなと思います。最後までみんなの緊張が解けなかった。とはいえ、この年代はみんなの前でなかなか意見は言えないものでしょうし、個人作業中は積極的ですので、実作業にもっと参加させてもらうとか、メールで月一は進度報告をもらうとか、もう少し対人間として、関わりたく思います。仕事も所詮は人対人ですから。

          • 商品の単なる小売りだけではなく、新商品のコンセプト作りから参加したい。

          • 申し訳ないですが現在は白紙です。

        13. この授業をご支援されたことで、ご自身にも何か得るものがありましたか。

          a)はい7名

          • 講義したことは自分にもはね返ってきますので。講義までに事前勉強したことの知識や、生徒さんや先生方の反応を見て、どの部分に興味を持っているのか等の情報。

          • より具体的に、わかりやすく、しかもポイントを絞って話すことが自分にとっての勉強になった。

          • いわゆる最近の若い者に対する理解が、やや深まった?

          • 新入社員教育への横展開や、若者の考え方を実感できること。

          • 採用担当者として現在の生徒さんの現状が理解できたこと。

          • 授業でアドバイスすることは、そのまま私自身の反省でもありました。年数が経つごとに、身内びいきも増えてくるものです。改めて10代の意識に触れることができて、一般消費者の感性を思い出した気がします。

          • 最近の高校生の考え方の、ごく一部を知ることができた。

          • 人に何かを伝えるということは、自分自身も勉強しておかなければならないので、見直すいい機会になりました。特産品など若い世代の考えを聞くことのできるいいチャンスでした。

          b)いいえ0名

        14. バーチャル・カンパニーを進めて行く上で、今後必要またはあると便利だとお考えのものについてお書き下さい。

          • 一方通行的な進め方になるカリキュラムではなく、対話形式で進められるように一考いただければ、生徒・先生―企業間のお互いの情報交換からさらに深い理解とディスカッションができるのではないでしょうか。例えば今回あるテーマで講演したが、それだけで終わってしまっている。質問しにくい雰囲気もある。机をとっぱらい、イスのみでサークルになって座っての意見交換の時間を設ける等。

          • OHP、パワーポイントなどの視聴覚機器。(すでにあると思われますが。)

          • 特にありません(思い浮かびません)。必要なのは、ツールより学校と企業のコミュニケーションだと考えます。

          • 生徒にとってもっと理解しやすいもの。今回使用した資料は文章が多かったので、もっとイラスト等を使用して理解しやすいものにしたい。

        15. 何か他にお気づきになられた点があればご自由にお書き下さい。

          • すでにあるかもしれませんが、バーチャル・カンパニーを進める上で、何か形に残せるようなものがあればと思います。たとえば、優良企業の表彰制度にのった、生徒への表彰や経営報告書の公開等ができればと思います。

          • もっと参加高校を増やし、他校との交流ができればもっと良くなると思います。



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