3.3.1 委嘱状
選定校に対して,委嘱状(楯)を発行し,Eスクエア・プロジェクト啓蒙活動の一助として配布した。
3.3.2 Webによる企画紹介,学校紹介およびメーリングリスト
(1) Webによる企画紹介,学校紹介
公募の段階から企画の実践状況をWebで公開することを義務付けた。
全参加校が企画紹介のサイトを作成しEスクエアのWebサイトからリンクした。
さらに,可能な限り学校のホームページも学校紹介としてリンクした。
「平成13年度成果報告」の学校企画の「実践状況」を参照
http://www.cec.or.jp/es/E-square/gakko/jissen.html
また,企画紹介のサイトにEスクエアのバナーを貼り付けてもらうことにより,Eスクエア・プロジェクトの広める仕組み作りの一助とした。
(2) メーリングリスト
参加校に対する連絡等の便宜を図るため,全参加校の企画実践担当者および選定委員,関係者,事務局員から構成されるメーリングリストを開設し,コミュニケーション向上の一助とした。
学校企画ML:gakko13-ml@cec.or.jp
このMLの利用内容は次のものである。
1)Q&A 2)事務連絡,案内 3)自校の行事PR 4)行事の感想etc
情報の共有という観点からはMLの特徴を生かした効果があった。
各参加校同士の情報交流にも利用を促したが,それぞれの企画内容が異なっており,共通の話題が見いだせず,1)Q&A 2)事務連絡,案内 が主な内容となってしまった。
3.3.3 情報交流会
学校企画参加校相互の情報交換により,先生同志の連帯感を高めるとともに,企画実施上で直面している問題の解決を図り,よりよい実践結果を得られるようにすることを目的に学校企画情報交流会を実施した。
(1) 日時
平成13年11月10日(土)(13:00〜18:00)
(a)13:00〜17:00 状況報告,全体意見交換
状況報告(2h,5分(3分報告,2分質疑)/校)
全体意見交換(2h)
(b)17:00〜18:00 フリー交流(1h)
(2) 場所
虎ノ門パストラル 本館8偕 [けやきの間]
(3) 参加者
45名(希望参加制)
企画実施担当者:24校,30名
教育関係者および事務局:15名
(4) 交流状況
教育現場の具体的な状況が報告された。
顔の見えないメールでの交流とは違い迫力のある交流になり,今後の交流を約束している姿も散見できた。また,技術的なアドバイスがアドバイザーからも行われた。
話題になった内容の主なものは以下の通り。
- テレビ会議の接続に関して
- ネットワークや機器の保守
- ネットワークやコンピュータの予算
- ボランティアに関して(校種を越えた学校連携,地域との連携等)
- 職員間の取り組みに対する温度差
- 委員会,管理職のスキルアップと意識向上の必要性
- 職員間のスキルの差
- 時間がない(忙しすぎる)
- 情報モラルに関して
- 教科の中での活用
- 財政当局の実績評価(プロジェクトを維持するため)
- 特殊教育への支援
- 交流の反応等(返事が返ってこない)
3.3.4 成果発表会
平成13年度成果発表会には学校企画から30校が参加した。
各実践状況を25分程度で,4つの分科会にわかれて発表した。
詳細については成果発表会の報告書で報告する。
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