9.普及方法




 今後予定する普及方法については、以下のとおりである。


9.1 Webサイトを介した普及

 下記アドレスから本プロジェクトにより開発したシステムの基本インターフェイス、並びに「でじたるキッズミュージアム」の各「展示室」に公開している作品、「準備室」における「学芸員」の指導による子どもたちの活動の変化等を2005年3月まで継続して公開する。

 本プロジェクト公開ページ
  http://www.d-km.jp/



9.2 学会・研究会による普及

  平成 15 年度日本教育工学会第 19 回全国大会(岩手県立大学,平成 15 年 10 月 11 〜 12 )日において発表した。平成 16 年度日本教育工学会第 20 回全国大会(東京工業大学,平成 16 年 9 月 23 〜 25 日)においても報告予定である。また、その他の研修会、研究会等のイベント等に積極的に参加し、本プロジェクトの活動、成果を広く普及・広報していく予定である。


9.3 博物館の継続運用支援

  本プロジェクト終了後、1年間は2つ以上の「博物館」について、「管理人」および「学芸員」による運用支援を継続し、その成果をWeb公開していく。


9.4 システムの普及方法

 本プロジェクトで開発したシステムは、ペンタブレットを使って、コンピュータ上に文字や絵をペンで書くことができるという手軽さに加え、書き込んだ内容がネットワークを通して、リアルタイムに相手に伝わるという新しい発想のシステムである。従って、このプロジェクトのみならず交流活動や共同学習、普段の授業においても十分活用可能だと考える。
  本プロジェクトの協力校の教師の要望の中で課題として残している機能を改修し、システムとしての汎用性を加えた上で、このシステムとペンタブレットを融合した商品形態を検討し、市販していく予定にしている。



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